548 :エルメロイ物語 ◆M14FoGRRQI:2008/01/11(金) 13:36:22


無事に親戚と合流を果たしたルヴィアに別れを告げ、講演会場だった場所へと移動する
バゼットとその後ろを歩いていくエミヤ。
バゼットの表情は暗い。無理もない、時計塔の入り口で事務係に場所を聞いた途端、

「ロード・エルメロイの講演会ですか?申し訳ありません。エルメロイ講師は
先月とある大魔術の儀式でお亡くなりなってしまいまして、ハイ、よって講演会も
中止ですが。え、連絡が行っていない?えーっと、ちょっとお待ちくださいね・・・。
(五分後)
ほんっとーに申し訳ございません!!外部の魔術師の方への連絡が伝わっておりません
でした!完全に私どもの責任でございます!!」

と、きたものだ。その埋め合わせとして講義の見学許可証と学食の食券をいくらか
もらったのだが三ヶ月前から予約していたという彼女に対しこの仕打ちは酷い。

ちなみにエミヤもこの時代の有名講師のアーチボルト氏=初代ロード・エルメロイであり、
もう死んでるので講演会も中止だろうなとバゼットの話を聞いた後うすうす感づいて
いたが、黙っていたので事務員と同罪である。

歩く事十数分、ついにバゼットは目的の教室、今の時間はエルメロイ門下の学生達が
自習に利用しているはずの教室に辿り着いた。せめてロード・エルメロイに学んだ学生達に話を聞いておきたい。そっと扉を二回ノックするバゼット。返事はない。だが人の気配
はある。やや迷った後バゼットはゆっくりと扉を開いた。


【選択肢】
俺はシリアスをやめるぞジョジョーっ!!:黒板にアルバが刺さっていた。
もう少し我慢します:黒板に「おかえりウェイバー」という文字。そして飾り付けをする男がいた。


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最終更新:2008年01月27日 23:15