965 :エルメロイ物語 ◆M14FoGRRQI:2008/01/26(土) 18:12:15


時計塔男子寮廊下を進む男が一人と少女が一人と抑止力が一体。
バゼットにとって幸運だったのは助けた男コルネリウス・アルバがロード・エルメロイの
生徒の一人、ウェイバー・ベルベットと知り合いだった事だ。

アルバを助け出した後、男子寮の人間にウェイバーが戻ってきたかを聞いてみたところ
幸運にもついさっきルームメイトと二人で帰ってきたのを目撃したという情報を手に
入れる事ができた。
どうやらエルメロイ講師の授業内容を聞くという当初の目的がついに達成されそうである。

そして、それはエミヤにとっても都合がいい。バゼットが目的を達成し、ここから
出て行くならば自分が彼女に見張られる心配も無くなる。

「ところで下級霊」

突然前を歩くアルバから声を掛けられる。

「なんだ赤ザコ」
「今更だが、その子と君はどういう関係なんだい?」
「んなっ・・・」

答えに詰まる。なんせ自分でも彼女との関係はよく分かっていないので、とっさに嘘も
出てこない。

「彼は時計塔の魔術師だった幽霊ですよ。そう言っていました」

自分の代わりにバゼットが答えてくれた事で難を逃れたかに思えたエミヤ。
だが、荒耶を通じて彼に翻弄され続けていたアルバはなおも食い下がる。

「なるほど、そう言って彼女をナンパしたわけだ。お嬢さん気をつけなさい、こいつ
は好みの女をモノにするためなら平気で嘘をつく下級霊なのだよ」
「お前こそ嘘をつくな!大体、声を掛けてきたのは彼女の方だし私はロリコンではない!」
「ふん、ではどんなタイプが君の好みだと言うんだ?」

売り言葉に買い言葉。思わずエミヤは廊下に立っている全ての人に聞こえるほどの声で
答えてしまった。

【選択肢第一群・好みのタイプ】
ストレイボウ:アホだけど一途で変な語尾をつけて喋る年下タイプの痴女。
間桐慎二:ヒラヒラでスケスケの服を着た見た目はロリ喋り方は女王様風の痴女。
ユミル・デュルメール:痴女風に調教された従順な女装美少年。

【選択肢第二群・苦手なタイプ】
ガルド・ゴア・ボーマン:命に関わる病気を隠しクールにふるまう化粧っ気のない痴女。
九鬼耀鋼:精神を病んでしまい優しい性格と狂人の二面性を持ってしまったケモノ系痴女。


投票結果


【選択肢第一群】
ストレイボウ:1
間桐慎二:5
ユミル・デュルメール:1

【選択肢第二群】
ガルド・ゴア・ボーマン:5
九鬼耀鋼:2

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最終更新:2008年01月27日 23:28