484 :もしハサ ◆yfIvtTVRmA:2008/02/21(木) 02:23:28


『おまけ・もしも助けに来たのが別の人物だったら』

戦いに飽きたのだろう。ハサンは短剣の握りを投擲のためのそれに変えた。

「それじゃあそろそろ一人づつ終わらせていきますよ。安心してください、痛みを
感じるヒマも無いはずですから・・・ ねっ!」

ハサンの投げつけた短剣は弾丸並みの速度で―見知らぬ男の尻に突き刺さった。

「ノォー!!美術部に大好評の私のおヒップがえらい事にー!!」
「・・・誰ですかアンタ?」

声にはださねど誰もがハサンと同じ思いを抱いていた。
赤い外套に白い髪、美しい尻の男が短剣の刺さった尻を押さえてのたうちまわっている。
異常はこれだけではなかった。

「ハハハハ、これは愉快だ。ジェットストリームアタックの先頭に立ったりするから
こうなったのだよ」

腹を抱え笑う赤いコートを着た金髪の若者。

「大丈夫ですか?今ルーンで治しますから動かないでくださいね」

そして、白髪の男の尻にマジックで肉の字の落書きをするショートカットの少女。
この二名もやはり先程までは影も形の無かった謎の人物である。

「ほら、立ってエミヤーマンさん続き続き」
「うむー、まだ尻が痛い。えーと、よくもやってくれたなこのインド人め!
抑止力エミヤーマンとお供二名が相手だ!!」
「誰がお供だ、こら」

明らかな不確定要素、完全勝利の方程式が崩れたハサンは即座に逃げ出そうとする、が。

「真(チェンジ)抑止力ビーム!」
「フラガのキワミアーッ!」
「2時間アビリティ連続魔!そしてファイガ!ファイガ!」

先の戦いの士郎とバゼットのコンビネーションとなぜか酷似している前衛の動き、
さらに後衛から大魔術の炎がシングルアクションで自分を呑み込んでくる。
ガッシボカ!ハサンは■んだ。スイーツ(笑)


つづかない



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最終更新:2008年10月25日 16:17