362 :エルメロイ物語 ◆M14FoGRRQI:2008/02/13(水) 13:04:01
「必中のぉ熱血のぉ!!」
目から血涙を流してエミヤが吼える。人外ロリへの夢を踏みにじられた今、
彼を止めるものはない。
演技とか関係なしに彼はアホの子と化していた。
「エミヤ小隊リーダーより各機へ告ぐ!私に続けぃ!」
「「お、応!!」」
勢いに逆らえず合体攻撃の体勢に入ってしまうアルバゼット。
チャダに突進するエミヤに合わせて後ろからついていく。
この時、抑止力とアグリッパの子孫と神の血を引きし少女の三人が
ジェットストリームアタックの形となった事により――――奇跡が発動した!!
【視点変更:2004年、衛宮士郎】
「トレースオン!トレースオン!」
「アルバファイア!リピート!リピート!」
「ゲイボルグパンチ!クーフーリンキック!」
なんか突然目の前に現れた三人がハサンをフルボッコにしている。
言葉が出ない。何で俺達が死に物狂いになってもかなわないハサンがいとも簡単に
やられてしまっているのか。もしかしてこのまま終わっちゃうのか。この英霊7つ分
の魂をまとめて煮込んだあげく合体事故を起こしたワタシ外道ハサンオマエラバトル
ロイヤルダゼって言ってたハサンが負けてしまうのか。
だとしたらまずい、この作品自体がまずい。今の状況どうみても作品がレイプされている。
というか一番後ろの女の子バゼットに似ていないか、もしかして姉妹か何かなのか。
などと考えていると現れた時同様三人は突然消えてしまった。俺はハサンに提案する。
「なかった事にする?」
「するー!!」
こうして357が入れた票によるトンデモエンドは回避され俺達は言峰を待つ事になった
のである。まる。
そして舞台は再び1994年へ―。
チャダの目の前、突撃してきた三人が突然消えたかと思うとまた現れる。
「見たか!これがウルトラガーディアンフォーメーション・・・って無傷ー!?」
「おかしいですね。確かに目の前の相手をタコ殴りにした感触はあるのですが」
「そうだ、確かに我々は目の前の相手をフルボッコにしたすなわちこのエセ人外ロリをだ。
おい君、いったいどうやって我々の攻撃をノーダメージにしたんだ?」
「いや、そんなの言われても」
本当にワケワカンネといった顔で答えるチャダ。なんせ自分の目の前の三人が一瞬
消えた後疲れきった姿に変化したのだ。インド人もびっくりとはこの事である。
「一体何が起こったんだー!!!」
今日何度目かの廊下に響き渡る程の大声でシャウトするエミヤ。
その騒音に対しついにキレた。
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最終更新:2008年04月05日 18:44