169 :エルメロイ物語 ◆M14FoGRRQI:2008/03/20(木) 17:14:18


「サラ・・・あのさ、日本の飛行場での事なんだけど」

正直聞くのが怖かった。でもこの質問をする最良のタイミングはアーチボルト家の
フルボッコから生還した今しかない。果たして彼女が僕を狙ったのは誰の為なのか、
それとも個人の感情で勝手に動いていたのか?そして、今もそれは変わらないのか。

「それじゃあバゼットさん、後で私の部屋に来ない?」
「ええー!いいんですか?」
「もちろんよ、ケイネス先生のファンならいつだって歓迎するわ」
「ありがとうございます!こんなカビ臭い部屋と違って色々と勉強になるかもと期待
しちゃっていいですか!?」

がはぁ、僕が勇気振り絞って話したのにまったく聞いちゃいねえ。

「あのさ、サラ僕の話聞いてる?」
「ハイハイ、あの時はごめんなさいね。もうあんたなんか興味ないから安心して
いいわよ」

片手でシッシッと僕を追い払うしぐさをし、バゼットという女の子とのおしゃべりに戻る
サラ。そういえばサラはこういう奴だった。僕の事をつまらない存在と決め付け無視する
その姿はまさに僕の知るサラ本来の姿。という事はもう彼女に命を狙われる事はないの
だろうか、本当にそう思っていいんだろうか、いいよね。でもたった一日の間にこっちで
何があったのだろうか。

「じゃあバゼットさん、女子寮の場所は知っているかしら?」
「はい、ここに来るまでに建物を確認しています」
「私はこれからちょっとアルバさんと話があるから女子寮で待っててくれない?」
「分かりました、待ってます」

少女は部屋を荒らすだけ荒らし一言も謝らずに走って出て行った。
なんて礼儀知らずな中二なんだ。

「ウェイバー、聞いてたでしょ?」
「ぽえ?」

サラが僕に話しかけてきた。相変わらずあなたには興味ないですよー的な目をして。

「私はこれからコルネリウス・アルバと話さなきゃならない事があるの。だから
他の人を連れて席を外してくれない?」

いや、それはさすがに態度でかすぎでしょサラ。ここ僕の部屋だよ、僕だって
さすがに怒るよ。例え魔術で勝ち目なくてもこっちだって対抗手段が無いわけじゃない
って所を見せてやるよ。

【選べット】今回の選択肢次第で好感度アップチャンス?
シンジ:「巨乳だからって調子乗ってるんじゃねー!」おもむろに傍にあったスライムを
掴み自分の胸に押し込む。今の僕はウェイバー・ダッダーン・ボヨヨン・ベルベットだ!
イデオ:「巨乳だからってry」おもむろに傍にあったスライムを掴みチャダさんの胸元に
押し込む。今の彼女の属性は年上ロリ偽胸性別換装可能シャーマン留学生だ!
清継:おもむろに傍にあったスライムを掴み胸に押し込む。そして、赤いのの腕を取り
チャダさんの頭を股の間に挟む。「じゃあごゆっくりー」トリプルドナドナをして食堂へ。
だってサラ怖いもん。


投票結果


シンジ:1
イデオ:5
清継:2

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2008年08月19日 03:08