464 :エルメロイ物語 ◆M14FoGRRQI:2008/12/06(土) 11:52:07


自分の身体の変調の原因を解明し治療する為に―、

(時計塔にある高級な薬と本をかたっぱしからパクリにきました。あ、ついでに言うと
ここのヒーローであるロード・エルメロイと奥さんぶっころしたの僕です。許してくださーい、てへっ)

とか正直に言おうものなら大変な事になる。
ラマンはこの日のために用意しておいた上辺の理由を語った。

「えーと、僕の作った商品をこちらの生協で扱ってもらえないか商談にきたんですよ。
薬品業者のラマンという名前で予約してあるはずですが」
「おお、業者の方でしたか。受付に確認してきますので少々ここでお待ちください。
ルヴィア、ちょっといって来るからいい子にしているんんだよ」

門番の男が奥に消えて入り口にはラマンとルヴィアが残された。待つ事数分、なかなか戻ってこないと
思っているとふいに横から声を掛けられた。

「こうして近くで見ていても仮面をつけていない事以外すごく似てますわ」
「ん?ああ、さっき言っていた僕に似た使い魔の事か。そんなに似ているのかい」
「はい、怪傑ロビンと偽ロビンぐらい見分けがつきませんわ」
「確かスクリュードライバーを使う方が本物でライトニングピアスを使う方が偽者だったね」
「そうそう。だからラマンさんも気をつけてください。私達みたいにラマンさんと使い魔を間違える
人がいるかもしれないですし」
「そうだね。ありがとう、でも大丈夫だよお嬢さん。見た目が似ていても考える事とかは全然ちがう
だろうから」

そんな感じでルヴィアと話しているうちに門番の男が戻ってきた。生協の担当者との面会の予約が
されているのが無事確認され、ラマンには紐の付いたカードが渡された。

「ここの入場許可証です、紐を首に通してください。あなたの身分を示すものなので決して無くさぬよう」

初手からドタマに吹き矢以外は実に順調、ラマンは悠々と時計塔内へと入っていく。
もちろん目指す場所はあそこだ。

【君のジャスティスを見せてくれ!】
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連載時コメント

+ ...
465 :僕はね、名無しさんなんだ:2008/12/06(土) 13:16:40
きっとあなたと:図書館

466 :僕はね、名無しさんなんだ:2008/12/06(土) 21:10:14
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これがほどよくにやかになりそうだ

468 :遠坂桜 ◆0ABGok2Fgo:2008/12/06(土) 21:18:04
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いきなり他の場所に向うと、疑われると思うわけですよ。

471 :僕はね、名無しさんなんだ:2008/12/06(土) 22:38:27
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声:「やっちゃって下さい、ランサー、ひゅーひゅー」

つまり、ダメットさんとランサーの鑑賞会ですね、わかります

482 :僕はね、名無しさんなんだ:2008/12/07(日) 18:47:52
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女子寮という響きにはロマンを感じずにはいられないだろう?
まあ確実に裏切られるわけだが。

483 :僕はね、名無しさんなんだ:2008/12/07(日) 18:48:54
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桜はマジでフリーダムだよなー
秩序、混沌、善、悪ではなくヒーホーって気もするが(分かる人が少ないネタですまん)

484 :僕はね、名無しさんなんだ:2008/12/07(日) 22:18:18
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時計塔だし、何が起こるとも分からんから慎重にしておく。

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最終更新:2008年12月07日 23:08