987 名前: 766 ◆6XM97QofVQ 投稿日: 2006/08/18(金) 02:21:34
何でさ、道場のまま。師範代が仲魔にして欲しそうにこちらを見ている。
* * *
この先はタイガー道場です。アドバイスを受けますか?
→『はい』
シャ———
タイガー(以下虎)「うむうむ、わたしの熱視線に気付いていたとはさすが士郎ね。褒めて遣わす」
ブルマ(以下ブ)「あれ? シロウまだ帰ってなかったの? それとタイガ。そんな描写はどこにもないんだけど。ダメよ、事実を捏造しちゃ」
虎「はて、事実を捏造したらそれは事実ではないのかにゃ? わたしの国語能力では理解不能」
ブ「え、わたしの日本語おかしかった? うーん、まだ日本語になれてないのかな……?」
虎「イリヤちゃんは外人さんだもんね————って、そんなことより!」
虎「なにやってるかこのバカチンがああぁぁぁあああ———!」
ビシ、ビシ、ビシ、バシィーン!
虎「いつまでこの道場にいるつもりか、このたわきゃ! ほらほら士郎、ぶぶ漬けどすえ?」
ブ「……あーあ、なんだかうるさくなってきちゃった。
でもタイガが怒るのも無理ないわよ?
本編でもそうだけど、タイガー道場は死後の世界。つまり死者しか来れない領域なの」
虎「そのとぉーり! よって、今回のように幽体離脱して来ちゃった場合には即時撤退が大・原・則!」
ブ「あんまりこっち側に居すぎると戻れなくなっちゃうからねー」
虎「本来ならばこのままDEAD ENDでご愁傷様、といきたいところなのだが!
わたしを仲魔もとい仲間にしようとする心意気や良し! お姉ちゃん感動した!
その勇気というか無謀さを称えて、今回はわたしが現実へと戻してあげちゃいます!」
ブ「あらタイガ、いつになく優しいじゃない」
虎「わたしは元から優しいお姉ちゃんなのDEATH! それじゃあ、復活の儀式を始めたいと思います!」
ブ「思いまーす! バイバイお兄ちゃん、もう来ないように気をつけてねー」
『シロウは げんきになりました』
虎「うむ、大成功なのである。それでは少年、健闘を祈る! これはグ○コのオマケだと思って受け取るが良い!」
ブ「受け取るがいいー! ———って、タイガ。こっちの世界のものなんて渡しちゃって大丈夫?」
虎「これはもともとあっちの世界のものだから大丈夫。
それにわたしを仲魔にしたいんだったら、これを持ってないと無理だからねー」
ブ「あー!! タイガったらもしかしてs」
バシィーン!
虎「ネタバレ粛清剣! それ以上は言うでない弟子一号!
———まあ、簡単に言うなら。ここまでイロモノになってしまったのだからどうせなら完全に染まってしまえ、という天の声が聞こえたわけなのよ」
ブ「ふーん、だからそんなの渡すんだ」
虎「まあ、直接的には出せないから、今後の選択肢で可能性のひとつとして出します。お楽しみに☆」
ブ「目指せタイガールート! まあそんなもの
766 ◆6XM97QofVQ が許さないわけですが!」
虎「ダメー! わたしの野望を打ち砕くような発言は禁止ー!」
スゥ———、パタン
最終更新:2006年09月14日 17:04