429 名前: 仮面ライダールート#5-9 (M8z3Z2VY) [sage] 投稿日: 2004/11/24(水) 01:29

「――――死んだか」

言峰の声が聞こえる。

「……衛宮…!!」

美綴の声が聞こえる。

なら、

「あ……」

衛宮士郎は、

「ああ……ッ」

立たなければ、ならない。


装甲はひび割れ、

骨も幾つか折れている。



「――が、打ち所が良かっただけか。
 なんのことはない。結果的には、終わったも同然だ」



――――――触手がうねる。

池から鎌首をもたげて揺れるソレは、黒い蛇そのもの。

一斉に、黒い蛇が迫る―――!!



横から、上から、後ろから、下から。


ありとあらゆる方向から、滅多打ちされて。

衛宮士郎は地に倒れた。


だが、それでも――――。



1.立ちあがる。

2.立ちあがろうとしたが、無駄だった。

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最終更新:2006年09月24日 15:42