425 名前: ミルクナイト ◆M14FoGRRQI [sage] 投稿日: 2006/10/02(月) 12:08:57
「この間桐桜には夢がある!五人の男女が並んでユカイな歌に合わせて踊る夢っ!」(ゴゴゴゴゴゴゴ)
「なるほど、その夢を再現する事でキャスターの記憶を取り戻そうというのか。しかし、
その作戦をやるには、のう」
「はい、全く足りません。しかし、何とかして見せます」
無論桜は臓硯が言わんとしている事には気付いていた。
桜が見た夢、それをキャスターの目の前で再現するのは五人の男女、桜の記憶が確かな
男が二人女が三人必要なのである。
しかし、チームマキリの中でダンスに参加できるのは現在の所一人もいない。
キャスターは見る人、桜は教える人、男性陣は意識不明のワカメと10秒エアロビしただけで息切れする臓硯と
細かい命令を理解できないバーサーカー、要するにダンスの才能のある男女五人を外部から呼び寄せないと
いけなかったのである。
というわけでいきなり夕方。
「きませんね」
「きっとまだ部活が終わったばかりだからですよ」
学校から帰ってきた桜はキャスターと一緒に玄関でダンスユニットが来るのを待っていた。
もちろんそんなのが偶然通りかかるのを待っているわけではない。
学校内で桜が知っているかつ信用できる数人に「記憶喪失の少女を助けるのに協力して欲しい」と
声を掛けておいたので(もちろん聖杯戦争についての部分は伏せておいた)その人物達が
きてくれるのをこうして待っているのである。
さらに待つ事2時間。
「き、きませんねえ」
「き、きっとマスターが声を掛けた人達は別の場所に集合してそれからこっちにむかっているんだと
思います。だ、だからマスターに人望がないとかそんな事は決してないと私は―、ハ、ハックシュン!」
大きなクシャミをするキャスター。この季節この時間にバニースーツでは風邪をひかないほうがおかしい。
桜もようやくその事に気が付き家から服を持ってきてやろうとしたその時だった。
【選択肢】
さらなるカオス:弓道部の先輩美綴が一成・薪寺・後藤くん・氷室を連れて現れた。人数ピッタシカンカン!
糞の様なカオス:呼んでもないのに小隊規模の慎二ガールズがやって来た。女多すぎ男足りねえ。
嵐の様なカオス:飲酒により停学処分となっていたので学校で会えなかった衛宮士郎が走りこんできた。
さらにその後ろから続々と知らない人が。まあ、とりあえず男二人女三人以上ではある。
エンドオブカオス:突如キャスターの背中に上着が掛けられた。
振り返るとそこには包帯の間から揺れるワカメ―、
「桜、それにキャスター、さっさと家に戻るんだ。今がどれだけ危険かはわかってるだろ?」
主人公復活!!
一心不乱の大カオス:突如キャスターの背中に上着が掛けられた。
振り替えるとそこには「女性用ホカロン」と胸にマジックで書かれた全裸のワカメ―、
「桜、それにキャスター、さっさと家に戻るんだ。今がどれだけ危険かはわかってるだろ?」
お前が一番危険だ!!
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最終更新:2006年10月04日 18:01