193 名前: ミルクナイト ◆M14FoGRRQI [sage] 投稿日: 2006/10/23(月) 18:07:19
作者から皆さんへ
この第五章は第三章より過去の話になります。よって、どのような選択肢が選ばれても
最後には「さっくら~へるぷみー」ENDとなります。ご了承ください。
しかし、そこにいたるまでの展開はもちろん投票によって大きく変化します。
では頑張ってこの章で士郎君をパワーアップさせてください。
そうしないとラストバトルでライダーに手も足も出ずに負ける可能性大です。
もっともラスボスがライダーになるかも貴方達しだいですが・・・。
お待たせしました。それでは本編をお楽しみください。
ミルクナイト第五章士郎→士郎子編『美女を召喚するには美女になるのが一番だよチミ』
「起きなさい、私のかわいい士郎・・・」
藤ねえの声が聞こえた気がして目を覚ました。
時計を見ると・・・朝飯を作る時間をとっくに過ぎている。
「ヤベェ!」
眠気の残る体をはね起こして台所に向かう。
それにしても、昨日あれだけ飲んだのに体の中に酒が一切残っていないのが我ながらスゴイ。
「ヘイボーイ、ハリアップネー」
「私を待たせるなんて士郎のくせになまいきよ!」
食卓では箸をチンチン鳴らしながら見た事のないピエロの着ぐるみとカレイドルビー
(多分バカの方)がせかす。
「分かった、待っててくれ」
十分後―、
冷蔵庫の中にあった昨日の残りを利用して何とか人数分の食事を食卓に並べる。
「オー、デリーシャースデリーシャース」
着ぐるみの腹部分が開き、そこから器用に味噌汁を流し込むピエロ。
「うっわー、これおいしっ、これもおいしっ、全部おいしぃっ」
「マスター、貴方今の状況がわかってるの?」
「だいじょーぶ。こんなおいしいものに毒なんか入ってるわけないでしょ」
感動で涙チョチョ切れながら食卓中の食べ物を消していきそうな勢いで箸を動かす
バカとこちらを警戒して食事に一切手をつけようとしないクール。
「45点。残り物を使うのはいいが煮物の再加熱手段に迷いが見られる。もっとレンジを
うまく使え」
一口で俺の今の弱点を正確に割り出す赤い抑止力。
さてと、そろそろツッコミますか。
「で、何しにきたテメエ」
【選択肢】まず誰に話を聞く?慎重に選ばないと死にます。
ますだ:昨日こちらの味方だと言った赤いの
おかだ:この中で一番敵意を感じない謎のピエロ。
団長:冷静で情報を多く持っていそうなクール。
ヒロ:現在油断たっぷりなバカ。
クロちゃん:窓を開けて叫ぶ。「ライダー!出番やるぞー!」
投票結果
最終更新:2006年10月24日 03:41