533 名前: 381 ◆3WmQZKDzxM [sage] 投稿日: 2006/04/13(木) 23:44:38
「だりぃ、サボるか。」
皆勤賞が無くなるのは少し残念だったが、あんな変態とエンカウントしたばかりの学校に行く気はしなかった。
とは言え、このまま家に居ては何を言われるか分かったものではない。
どこかに行って暇を潰すにも、この時間に開いている店など限られてくる。
さて、何処に行くか。
「先ずは腹ごしらえだな。腹が減っては戦は出来ぬって言うし。まぁ、事なかれ主gi・・・平和主義者の俺は争いなんてしないがな」
そんなどうでも良い独り言を言いながら家をでた。
………
……
…
「ふぅ、食い過ぎたかな」
贔屓にしている吉野家から出てきた彼は腹を擦りながら、満足そうな表情だった。
時計を見ると既に一時限目が始まる時間だった。あ~、そういや今日の一時限目は英語だったなぁ、後で怒られるな、などと考えながら、ある場所へと向かう。
そこは、彼の両親が亡くなり、新たな父親が出来た場所。
そして、二人目の父親も逝った場所。
「・・・・・・ここに来るのも久しぶりだな。」
その足は迷うこと無く奥へと向かう。
辿り着いたのは、無造作に詰まれた石がある場所だった。
その石の前に、ここに来る途中に買った花をたむける。
それは彼にしか分からない、父親の墓だった。
それを眺めながら時折顔を綻ばせたり、しかめていた。その表情はどれも何処と無く寂しそうだった。
そうして半刻程眺めていただろうか。
すると、突然肩に手をかけられた。
その手の主は・・・
1枠.見知らぬ小柄な金髪の少女だった。(◎最有力か
2枠.膝下まで延びる紫髪が特徴的な、見惚れる程の美女だった。(○勝てる実力は在る
3枠.今朝の変態巨人だった。(▲怖い存在、ってか
作者予想3‐2‐1の一点買い
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最終更新:2006年11月08日 01:38