914 名前: 381 ◆3WmQZKDzxM [sage] 投稿日: 2006/05/14(日) 21:51:00
なんて諦めるとでも思ったか!
こんな良い女見逃したら、それこそ死んでも死にきれねぇ。
「おぅ、ヨロシク。んなことより、これから暇か?飯でも食いに行かねぇか?」
バゼットはハァ、と溜め息を吐き、此方を睨みながら
「残念ながら朝食は摂取したし、暇も有りません。なにしろ貴方を学校に連行しなければならなくなりましたから」
と言い腕を掴もうと…いや、極めようとしてきやがった。
「なっ!?」
マジかよ。いきなり人の腕を極めようとしやがったよ、コイツ。
ライダーをも撒いた自慢の脚で距離をとろうとするが、考えが甘かった。
腹部に衝撃が走る。
普通のヤツなら良くて気絶、悪くすりゃ内臓が破裂するのではないかと思う程無慈悲な一撃。
反射的に急所をずらし、気を失う事は避けれた。
だが、暫くは呼吸をするだけでも辛いだろう。
そんな俺の耳に飛込んできたのは死刑宣告だった。
「ほぅ、加減しすぎましたか?気絶させるつもりだったんですが。大人しく学校に行くのなら見逃しましょう。ですが抵抗するなら容赦はしません。」
ケッ、女に情けを懸けられる程落ちぶれちゃいねぇよ。
「…嫌だね」
それが精一杯の強がりだった。
「そうですか」
一言呟くと振り上げた手刀を迷いなく、首筋へと振り降ろす。
確に油断も在った。だがそれを差し引いてもこの女の体捌きは凄かった。
くそっ、惚れそうなくらいイカレタ女だぜ。
そこで意識を手放した。
目が覚めるとそこは見慣れた天井だった。
授業をサボり昼寝をしていた保険室。
酷く痛む腹を擦りながら上体を起こすと、そこには本を読みながら優雅に座ってるあの女が居た。
◎:女にヤられたままで終れるかっ!
○:いぢでも口説いてやる
▲:二度と逆らいません、お姉さま
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最終更新:2006年11月08日 02:17