640 名前: ミルクナイト ◆M14FoGRRQI [sage] 投稿日: 2006/12/13(水) 12:10:00

ミルクナイト第五章外伝遠坂編』

それは衛宮士郎がセイバーと出会った日のちょうど四日前の事である。
今夜サーヴァントの召喚を決意していた遠坂凛の自宅に言峰からの手紙と荷物が届いた。
手紙にはこう書いてあった。

『妹弟子の凛ちゃんへ★
ヤッホヤッホ、凛ちゃんの大好きな言峰お兄さんだよ~~ん★
そろそろ凛ちゃんがサーヴァントを召喚しようとする頃だと思って召喚の役に立つ
アイテムを送らせて頂きました~ん★
体内の毒素を一瞬で全部流しだす「スーパーデトックス」~★
変身パワーで魔力を高めろ「ギルギルンガー2」~★
どっちも便利で素敵なアイテムなの~~ん★
凛ちゃんならきっと使いこなせるのね~~ん★
無事召喚に成功したら教会にきて~ん★
お兄さんとのお約束~ん★
貴方の全てビューティー言峰お兄さんより★』

荷物の方には瓶が二本入っていた。
ラベルには「スーパーデトックス」と「ギルギルンガー2」と書かれてある。
そして、それ以外には説明書もなにもなかった。

兄弟子から届けられた怪しさ120%のこの荷物、どうしてくれようかと考えていると、
(ガン!ガン!ガン!)
玄関の扉を乱暴に叩く音が聞こえてきた。

「はーい、どなたですかー?」
凛はそう言い扉を開ける。その途端一番見たくないワカメが視界に入った。
「げっ慎二」
「やあ遠坂、いや魔法少女カレイドルビーと言ったほうがいいかな?」
「げげーっまたもやバレてる!凛ちゃんピーンチ!」

冬木のヒーローカレイドルビーと学園のアイドル遠坂凛が同一人物である事は誰も
知らない。ただ一人間桐慎二を除いては。彼はその抜群の推理力によって半年前ついに
カレイドルビーの正体に気付き今日の様に凛の家に押し入ったのである。
その時はカレイドビームで正体に関する記憶を奪い難を逃れたのだが、それ以来慎二は
月一の割合で再び推理によってカレイドルビーの正体に辿り着き家にやってくるように
なったのである。
そして彼は今回もまったく同じ様にこう言うのだ。

「さあ、正体をばらされたくなかったらカレイドビームで僕を魔術師にするんだ!
無理だピョンとは言わせないぞ!」
いつものように無理だピョンと言い返してカレイドビームを撃とうとしたが、その時凛の
頭にある考えがひらめいた。
【選択肢第一グループ】
凛肉バスター:スーパーデトックスを慎二に飲ませる。
凛肉ドライバー:ギルギルンガー2を慎二に飲ませる。
【選択肢第二グループ】次回連載50回を記念して例の三人が乱入します。演目を選んでください。
ライダー様はいまや中ボス:ヘルシング風登場人物紹介。
ゲスト藤村頂点に立つ:これまでに避けられたバッドエンド集。

投票結果

【選択肢第一グループ】
【選択肢第二グループ】次回連載50回を記念して例の三人が乱入します。演目を選んでください。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2006年12月13日 22:56