701 名前: ミルクナイト ◆M14FoGRRQI [sage] 投稿日: 2006/12/16(土) 14:21:04
『ネオタイガー道場連載50回記念スペシャルバージョン』
「皆さんこんにちは!道場主のゲスト藤村だよ!」
「アシスタントのゆすちーでっす!あともう一人パシリのライダーがいるけど今はチーズ買いに行ってまーす!」
「さて、ついに
ミルクナイトも50回目を迎えました」
「ストーリーはあまり進展していないけどね。まだ本編に出ていないサーヴァントが2体も残ってるし」
「まあそれはひとまず置いといて、今回は読者からのリクエストでこれまでに回避したバッドエンドを見ようってわけよ。
あ、ここで言うバッドエンドは物語が終わってしまうエンドの事でそれなりにハッピーなのも含まれてるからね」
「それじゃあさっそくいってみよー!今回お送りするのはバッドエンド1『キャスターの夢』だよ!」
バッドエンド1『キャスターの夢』
条件1:ランサーと臓硯のイベントを最後まで進行させ、ひたすらカオスな選択肢を選び続ける。
条件2:桜がダンスメンバー集めに失敗する。
(長い渡り廊下であの人とすれ違うたび心臓がとまる)
テレビ画面の中で大勢のランサーが笑顔で踊っている。桜が学校に出かけている間に臓硯が頑張ってパソコンを使いDVD編集した映像だ。
(まるでNENNEの様に俯いてそっと後姿を見送った)
「呵々、どうじゃ桜よ。お前の人集めが失敗する事を見越してこんな物を作っておいたのじゃよ」
「おじい様の気持ちはありがたいのですが歌も踊りも私の記憶と全然違いますよ」
(趣味が悪いねとまわりの友達は言うわ)
確かにこれは桜の見た夢のユカイなダンスとは違う物である。
しかし、この映像によってキャスターの脳裏には生前の記憶が蘇りだしていた。
(だけど愛はいつだって答えがあるわけじゃない)
突如キャスターは立ち上がりテレビの横に立ち、
(ララ……)
映像の踊りに合わせて歌いだした。
702 名前: ミルクナイト ◆M14FoGRRQI [sage] 投稿日: 2006/12/16(土) 14:22:07
「LOVEME!」(うしろゆび)
「HOLDME!」(さされ組)
「あいつはダメな奴とレッテル貼られたって」
今までに無くアクティブに動くキャスターに驚くチームマキリ一同。だが変化が起こったのは彼女だけではない。
「おい桜、お前体が消えかけとるぞ!」
「おじい様もです!」
「なにぃ!」
「■■―!!!」
キャスターの記憶の回復と共にチームマキリの姿がつま先の方から消え始めていた。いや、彼らだけではない。
テレビも屋敷も外にいた衛宮士郎達もアインツベルンの人達にも、世界中で同じ事が起こっていた。
「LOVEME!」(うしろゆび)
「HOLDME!」(さされ組)
「世界で私だけはあの人を好きでいたい」
「キャスター!宝具の使用を止めなさい!」
この異変の原因は記憶を取り戻したキャスターの宝具の暴走であろう。
そう考えた桜は令呪を使い止めようとする。が、既に令呪ごと両手は完全に消滅してしまっていた。
「うしろゆび」(うしろゆび)
「さされ組」(さされ組)
歌い終わった時世界にはキャスターとテレビしか残っていなかった。
そしてテレビも消えていき最後に残ったキャスターもいなくなって世界は無となった。
「キャスターちゃーん、おきなさーい。遅刻するわよ」
座の声でキャスターは目を覚ました。そうだ、今日は冬木市にサーヴァントとして呼ばれる日だ。
「でもなんでだろう、初めていく場所なのにとても変な人達が待っている様な気がする」
サーヴァントキャスター、真名河川唯(かわ ゆい)。召喚されてからの出来事全てを夢オチにする宝具を持つ。
奇面組END
「今回のバッドエンド紹介はこれでおしまいです」
「でも今回のが好評だったら>>900以降でまた別のバッドエンドを紹介するかも!」
「「それじゃあまたいつか本編がカオスと化した時に会おうねー!!」」
「藤村の姉御!チーズ買ってきましたよ!」
「ライダー遅い。もう道場終わってるわよ」
「何―!出番くれ!出番くれ!台詞くれ!台詞くれ!――――――」
(省略されました・・ライダーに出番を与えるには本編でそれらしい選択肢を選んでください)
736 名前: ミルクナイト ◆M14FoGRRQI [sage] 投稿日: 2006/12/20(水) 12:51:16
ピコーンと凛の頭上に電球が付いた。
(目の前で騒ぐワカメにギルギルンガー2を飲ませたら面白いことになるかもグヒヒヒ)
その考えは11割がた何かの罠であると思われる言峰からの贈り物と自分の正体を知り
無理難題を要求する慎二を同時に処分することができる名案に思えた。
「ねー、慎二。そこまで言うなら魔術師にしてあげようか?」
「えっ、いいの!?わーい今日から僕は魔術師だー♪」
この後自分に降りかかる悲劇に気づく事もなくヒャッホーとはしゃぎ回る慎二。
「それじゃあ、ビームを撃つ為に必要なカレイドステッキを持ってくるからそこで待ってなさい」
「ハーイ」
凛は家の中に戻りカレイドステッキ―、ではなくギルギルンガー2のラベルが貼られた
瓶を持って玄関に戻る。
「お・ま・た・せ!さあ魔術師にする為のビームを撃つから服を全部脱いで後ろを向いて」
「ハーイ」
「お尻に当てると痛くないからお尻をこっちに向けてね」
「チャーン」
「そのまま動かないでね・・・馬鹿め、貴様が喰らうのはこの言峰から届いたよく分からん薬よ!!」
「ばぶぅぅぅぅぅぅぅ!?」
ずぶり。
ギルギルンガー2は慎二のケツ穴に根元まで入りこんだ。
未熟児の出産あるいは便秘三ヶ月後の排便に匹敵する激痛によってたちまち気を失って
しまう。
「さてと、鬼がでるか蛇がでるか。変身するのかしないのか。どっちにしろとりあえず
記憶は消さないとね」
今の内に今度こそ本当にステッキを持ってきて慎二の記憶を消す為に再び家の中へ戻ろう
とする凛を、――――物音が呼び止めた。
【選択肢】
次のお前のセリフは『凛のイメージが台無しじゃねえかこの野郎!』という!:ゴージャスマキリン・ステビアたゆ美誕生イベントに進む。
ドーピングコンソメワカメスープ真拳超奥義:ゴシカァンでクワッなマッスル慎二誕生イベントに進む。
あの人はいま:「なんだ、今回の遠坂とマキリは随分と程度の低い戦いをしているな」
凛が慎二の方を見るとそこには気絶した慎二の頭を踏みつける見知らぬヒゲ男がいた。
投票結果
最終更新:2006年12月26日 19:23