345 :ミルクナイト ◆M14FoGRRQI:2007/02/09(金) 22:00:29

「チーズも食べた事だしこれからどうするチンギスハン?」
「そうだな―、まずはお前に色々と聞いてみたい事があるがいいか?」
「僕もお前から情報を得たいから、お互い一回づつの情報交換という形なら」
「よし」

>>312さんの質問より『慎二から見た遠坂凛とは?』

「まずは俺からの質問だ。さっき逃げた遠坂の魔術師、あいつはどんな奴なんだ?」
「あいつは遠坂凛。今回の遠坂からの参加者があいつさ。もっとも遠坂家は今あいつ以外
の人間がいないからそれ以外の選択肢が無いだけなんだけどね」
「ほう、三家の一つがちょっとした滅亡の危機という訳か」
「・・・まあね」

凛が遠坂家唯一の生き残り、これは正確な答えではないしさらに言えば滅亡の危機
なのはむしろマキリの方だ。
言った慎二本人ももちろんその事は分かっているが、今ここでその辺りの事情を説明
するとややこしくなるのであえて訂正はしなかった。それに今重要なのはこの先に言う
事だ。

大きく息を吸い込みすぐ横にいるライダーには五月蠅過ぎる程の声量で説明を再開する。

「そして遠坂のもう一つの顔、それが魔法少女カレイドルビー!!」
「まて、突然話が飛んでワケが分からんのだが。あと五月蠅い。」

まず、カレイドルビーが何なのかを聞きたいライダー。
しかし、得意げな慎二は止まらない。そもそも今日ここに来たのは本来は凛にカレイド
ルビーと同一人物だという証拠を突きつけようとして来ていたのだ。
脱ぎ捨てたズボンを拾い上げポケットから二枚の写真を取り出して順番にライダーに
見せていく。

「いいかい、まず一枚目。これはどう見ても遠坂だよね?」
「そうだな。間違いなくさっきの女だ」
一枚目の写真には教室で数少ない友人とリンボーダンス対決をしている凛が写っていた。
よくある放課後の風景である。

「そして二枚目はこれ」
二枚目の写真には真っ赤な服を着て黒ニーソと猫耳という見事なまでの魔法少女が写って
おり、カメラに向かってピースしている。
「誰だこれ?さっき言ってた何とかカレーという奴か?」
「カレイドルビー。五年以上前からこの町に現れた所謂ヒーローだよ。
得意技はカレイドビーム。そして面白いのはここからさ」
慎二は指で二枚目の写真の上半分を隠す、すると―。

「うおっ!?」
驚愕するライダー。そしてしばらく二枚の写真を交互に見て確認する。

「な、なあマキリのシンジ君、一枚目の女と二枚目の女が同一人物に見えるのだが」
「正解。この冬木市に出没する正義のヒーローはネコ耳が無いと遠坂とソックリなんだよ。
カレイドルビーの正体を追い続けていた僕は昨日遂にこの事実に気付いたのさ」
「すごいなお前。普通の人間では写真を見比べても気付かんぞこんなの」
(でろりーん。ライダーからの好感度が上がった)

>>317さんの質問より『チンギスはんボコボコでんがな』

「んじゃ次は僕から質問するよ。ちょっと厳しい質問になるけど」
「おう、なんでもドンと来い!」
「その怪我はどこの」
「あーーーーーーーーー!!!!!!」
両手で耳を塞ぎ目一杯の拒絶を示すライダー。

「言い返るとここに来るまでにどこの誰に負け」
「きーこーえーまーせーん!!!」
「いや、お前がどの程度役に立つかの参考になるし真っ先に聞いておきたい事なんだけど」

「この怪我は髪の短くて気の強い女と変なしゃべり方の日本人風なサーヴァントの
コンビにやられたの!でも単体での戦いは俺が勝っていた!悪いのはその時に死んだ
俺のマスター!以上!!」
そう言ってぷいと横を向くライダー。
どうやらこの質問が思った以上に気に障ったらしい。

【その頃の凛】
トイレにこもって早15分、一向に止まらないゲリベン・ザ・土石流。
多分慎二ももう持たないだろうと思った凛はついに便座に座った体勢のまま召喚を
行う決意をした。
【選択肢】残りの質問は次回以降で。
もっと聞く:「そりゃないだろチンギス、もうちょっと、そう、詳しく」
質問交代:「わかった、次は君の質問の番でいいよ」

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最終更新:2007年03月09日 02:41