450 :ミルクナイト ◆M14FoGRRQI:2007/02/23(金) 12:14:13
慎二には先程の会話で気になる点が一つあった。
なぜライダーが着ぐるみの中身が男だと断定できたのかという事だ。
その事を確認する為に質問を続行する。
「チンギスちょっといいかな?」
「なんだ?」
「さっき君が言った事を要約すると、『着ぐるみの中に入っていた男が何者か全く分から
なかった』という意味に取っていいんだよね」
「ああ、大体それでいい」
「じゃあ着ぐるみの中の人物が男というのだけは分かった訳だ。その辺りについて詳しく
教えてくれないか?」
「分かった、―あれは俺とモハメドが敵マスターと戦った時の事だ」
目を閉じて数日前の出来事を回想するライダー。
しかし、この外伝がすでに回想なのでこれ以上回想を重ねると物語の進行に支障をきた
してしまう。
よってライダーの回想は36倍速でお送りいたします。
『長い石段を登り頂上へと辿り着いた俺達はそこで酒を飲み交わす数人の男女を―、
宴会をしている一般人の男達に襲い掛かるモハメド―、
空手・暗殺術・柔道というゲッターチームの様な組み合わせにたこなぐりに―、
しかたがなく男達の相手を代わってやる優しい俺―、
モハメドは残っている女に狙いを代えながら言った―』
「『心配するなライダー、いくら私でも女相手に敗れはせんよ』と。この時俺はようやく
自分のマスターが男だと確信したわけだ。シンジ分かったか?」
回想終了と同時に目を開け慎二に確認をとる。
慎二は―――――――――――ほとんど聞いちゃいなかった。
口から泡を吹いて地面にぶっ倒れている慎二。ライダーが回想に入ると同時に謎の発作
が襲い掛かりその場に倒れこんでいたのだが、気付かれる事なく回想が終わるまでの間
ずーっと放置されていたのだ。
「おい、シンジどうした!ドーピングの副作用か!?」
声を掛け頬を叩き意識を確認する。
すると突然慎二の目がカッと見開かれ、次の瞬間体中の穴という穴から液体が噴出した。
目から血涙、鼻から鼻血、口からヨダレ、乳首から母乳、チンコから血尿。
そして液体の噴出に合わせてビルドアップした筋肉が空気の抜けた風船の様にどんどん
しぼんでいく。
「なんじゃこりゃー!!」
奇妙奇天烈な展開によってパニックに陥るライダー。
しかし腐っても英霊である。すぐに落ち着きを取り戻し慎二の症状を観察する。
「うむ、どうやら体液の放出によって肉体がしぼんでいるみたいだな。これは間違いない。
ならば穴を塞げばおさまるはずだ、たぶん」
そう言い両手で慎二の目と鼻を塞ぎ様子を見る。
結果血涙と鼻血が止まったが、他の場所から人間の限界を超えた勢いでドバドバと体液
が流れ出したのでトータルでの症状は変化が無かった。
「駄目か、ならばこうだ!」
今度は片手で口と鼻を塞ぎもう片方の手で目を押さえる。そして足を使い―、
【その頃の凛】
変死体から伸びる瘤はついに背中を引き裂き、中から一人の人間が現れた。
赤い服、ツインテール、黒ニーソという出で立ちは正に―、
「ち、血まみれな、わ、私?」
「今晩は、クソまみれな遠坂凛。私はサーヴァント・アサシン、令呪の契約によって
貴方に従いましょう」
「え、えーとじゃあさっそく命令していいかしら?トイレットペーパー無くなったから
新しいの持って来て」
【選択肢】足を使い?
ほったゆみ:一番排出量が多いチンコの根元を踏んづける。
大場つぐみ:母乳が出るのは明らかにおかしいので両膝で胸を押さえつける。
投票結果
最終更新:2007年03月09日 02:55