71 名前: ミルクナイト ◆M14FoGRRQI [sage] 投稿日: 2007/03/26(月) 20:21:36

「問おう、お主が衛宮士郎でござるか?」
「あ、ああ俺が衛宮、し、士郎だ」
突然名指しされた事やら相手のオーラに圧倒されやらで多少いやかなりつっかえつつも
何とか返事をする。

「そうか、お主が衛宮士郎か――」
よーっし、サーヴァントゲット寸前だぜー!!しかも多分セイバーだ!


『剣の英霊セイバーの評価』
言峰編集長:9点
スピード・パワー・宝具、セイバーはその全てが全サーヴァント内で上位に位置する。
まさに最優の英霊である。能力は申し分なく満点だが、武器で簡単に正体がばれるので
一点マイナス。

ミスターダウン:7点
確かにセイバーは強い。しかし、聖杯戦争の範囲は町一つ分という事を考慮すると、
必ずしもセイバーが一番有利とは限らないダウーン。聖杯戦争における有利さでは
機動力に優れ地形への対応力の高いライダーには一歩及ばないと思うダウーン。

シエル先生:10点
基本的に剣を持った英霊というのは素直な性格の人物として描かれる事が多いですよね。
ならば、私が勧めるカレーも嫌な顔一つせずに食べてくれるに違いありません。
三食カレーならもはや弱点など存在しません。ビバビバカレー!ビバカレー!インド!!

ギルガメス内藤:10点
ハーッ、ハーッ、ハーッ。セイバー萌え~。セイバー超萌え~。ギザ我萌ゆるッス~。
何、第四次のセイバーについて語るのではなくセイバーのクラスとしての評価をしろ
だと!んなもん我は知らん。しかし、今日の我はセイバーにギザ萌えゆえに非常に
気分がいい。特別にこの10点をくれてやろう。光栄に思え雑種。

合計36点殿堂入り。
大丈夫、教会の攻略本だよ。
(参考文献:民明書房刊『言峰綺礼の聖杯戦争ガイドブック』より)

いつぞやのように赤いのが邪魔して、「ハーイ僕がエミヤでーす」と割り込んでくる事も
なく、無事意思疎通は成功。
もう少しだ、もう少しで俺はバゼットさんもランサーも倒しうる最強の存在とお友達だ。

「拙者は剣の英霊、令呪の契約によりお主に従お―」
俺が期待した通りのセリフを言いながら木箱の縁に手をかけて外へ出てこようとしていた
セイバーは体の半分まで木箱から出てきた所で突然その動きをピタリと止める。
そして、そしてあろう事か俺の全身を上から下まで見渡すなり―、
「駄目でござる。ちぇんじでござる」
そう言って木箱の中に戻っていく。

「ちょ、ちょっと、ちょっとちょっと」
止める間もなくセイバーは木箱の中にしゃがみこみ、自らの手でパタンと蓋を閉める。
俺は蓋に指を掛けて持ち上げようとしたが内側から押さえているらしくびくともしない。

「開けろセイバー、マスターの命令だぞ!」
「変態を主にした覚えはない!」
「お、俺が変態ですとー!」

何を言っているんだこいつは。俺のどこが変態だというんだ。
義理の姉的存在の人物のセーラー服の上からチンコケースを装着したというこの姿は
客観的に見ても十分に―、

「変態にしか見えん」
「変態にしか見えないわね」
「いい年してペアで魔法少女のコスプレしているアサシンにまで否定された!?」
ええい、しかたがない、こうなったら―。
【選択肢】
ウォルスタ人:この格好は気に入っているんだが普段着に戻ろう。
ガルガスタン人:身も心も女になればセーラー服でも文句はないだろう。
ローディス人:言う事聞かない悪い子はバゼットパンチをお見舞いよ!というわけでバゼットさん早く帰ってきて~。

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最終更新:2007年03月27日 00:44