48 名前: ミルクナイト ◆M14FoGRRQI [sage] 投稿日: 2007/06/01(金) 00:48:56

あなたは大きな魔力のぶつかり合いを感じる方角に向かって必死で走る。

今のあなたは見た目こそ天下無敵のソードマスターだが、その実力は聖杯の力を
利用出来る場合はともかく、そうでない時には70年前の聖杯戦争に参加し、
アヴェンジャーというクラスで呼ばれていた頃となんら変わってはいない。

文字通り人並みの移動力しかないあなたにはこの距離はとても長く感じる。
それでもあなたは走る。ここにいるサーヴァントが実体を失ってしまった場合、
もう一度無事に呼び出せるかはあなたにも分からないからだ。

しかし、突如進行方向の魔力が小さくなりやがて完全に感じ取れなくなってしまう。
戦いが終わってしまった。あなたは間に合わなかった、勝負を止める事が出来なかった。
これでここに呼んだ四人の内一人はホネ、そして少なくともさらに一人がいなくなって
しまった事になる。最悪である。
あなたは足を止め、その場に座り込む。そして生前からのツキのなさを思い出して
さめざめと泣いた。

涙枯れるまで後悔の限りまでしっかりと泣ききったあなたは、戦いで生き残った方
だけでもゲットするため再び立ち上がり走り続け、ついに目標地点に辿り着いた。
そこには―、


スッタカッタタ タタッタタッ
チャーララーララ チャーララーララ チャーチャー
タンタン タタタン
「ナゾナゾ 見てぇーに 地球儀をほーり投げたら
みんなで どっこまでもいけっらよー 記録の果てまで」


なんかサーヴァント三人が仲良く役割分担をして歌って踊っている。
言葉が出ない。これはこれで嬉しい事なのだが何が起こっているのか全く分からない。

「ogyaaaaa!! ベビーでロールなこの思いハァー 何もかもを巻き込んだ総合で~」

歌っているのはランサーと思われる槍を持った男。
日焼けした肌、砂嵐と炎天下にも耐えられそうな厚手の布の服、そして槍の材質と
形状から彼が生前砂漠の戦士であった事が容易に推理できる。

二枚貝から作られたカスタネットと弦楽器を交互に持ち替えて演奏しているのは少女。
体格と服装と地面に置いてある杖、どうみてもキャスターです。
本当にありがとうございます。

そして二人の演奏と歌に合わせて踊るのは―

【選択肢第一群】踊っていたのは?
キャラの変身ネタ多すぎ:力強く踊るその姿はもちろんさっき出会ったライダー!!
変身ネタもっとカモーン:優雅に踊るその姿は・・・ライダー?

【選択肢第二群というかアンケート】
この選択肢はとりあえず現時点では物語に影響を与えません。
ここまでの物語を見てくださった皆さんへの非常に簡単な質問です。
結果は今後の参考にするかもしれません。

『今までの話しを見てきて、ラスボスになると思った又はラスボスになって欲しいと
思った人物は?』

家なき子:いくら考えてもライダー様しか思いつきませんでした。
ちびノリダー:実は他の奴がラスボスになるといいなとか思ったりして見たいなゲロゲロ。

投票結果


タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2007年06月11日 00:06