102 名前: ミルクナイト ◆M14FoGRRQI [sage] 投稿日: 2007/06/06(水) 10:22:57

あなたはライダーに質問した。
殺しあっていた筈なのになぜ全員無事な上に一時間足らずで友情が芽生えたのか。

「ヒント:なぜか全員不死身」
「おkwwwww」

あなたは「きっとこの三人の中の誰かが泥の影響で致命傷から復活したのを見て
ここが聖杯戦争を行うべき場所ではないと考え協力する事になったのだろうな」
といった具合に把握した。
考えてみれば最弱のサーヴァントだったあなたでさえ限定的にだがこの中で70年間
生きてきたのだ。
実体を維持したまま取り込まれた英霊はそう簡単には消化されないものなのかもしれない。

疑問が解決したところで次の質問へと移る。
現時点でここに送られたサーヴァントは四体。まだ全員揃ったとは言えない。

「若者よ。この二人以外に何か見つけなかったか?」
「いや、あんたと別れてからはこいつらに出会った以外は特に何も無かった」
「私もライダーさんが置いていたチーズ以外は何も見つけませんでした」
「俺もー」

ここにいる全員に新たな発見が無かった、という事はあなたが今手に持っている
アサシンのものと思われる魂の欠片の残りの部分はここには送られていないのだろうか。
いや、そもそもこれは本当にサーヴァントの魂の欠片なのだろうか。

「皆、これを見て欲しい」

三人寄れば文殊の知恵という言葉もある。特に見せない理由もないので、あなたは三人に
シャレコウベを見せて意見を仰ぐ事にした。

「これは私が君達と出会う前に拾った魂の欠片でヴァンダム。こいつが
誰だか知らないか?」

103 名前: ミルクナイト ◆M14FoGRRQI [sage] 投稿日: 2007/06/06(水) 10:23:51

三人の中でまずキャスターが手に取って調べだす。

「う~ん、これは多分アサシンの魂の一部だね」
「そこまでは既に分かっている。それ以外で、例えばアサシンが誰に負けたのかとか、
お前は以前からアサシンを知っていたとか、そういうのはないのか?」
「ごめんなさい。私ここの皆さん以外の人に会った事ないんです」
「なるほど。では仕方が無いな」

続きましてはライダーの意見。

「ほう…見れば見るほど…」
「何か分かったのか!?」
「見れば見るほどうまそうじゃないか。さすが欠片とはいえ英霊の魂」
「いや、今知りたいのはそういうのじゃないから」
「これ喰っていいか?」
「駄目でヴァンダム!!それにまだランサー君が調べてないでしょ!!」
「しかし、あんたもキャスターも俺もこれを見るだけでは何も分からなかったし、
俺の戦ってきた相手にもアサシンはいなかったぞ。というわけでこれはやっぱり俺が
喰うのが一番だと思うのだが」
「駄目ー!!」

あなたはシャレコウベをライダーの手から強引に奪い取りランサーに見せる。
「君はこれを見てどう思う?」
「…見れば見るほど…」
「まさか君までこれを喰いたいとか言うんじゃなかろうな」
「いや、でっかいし変な形の頭だなーって思った」
「確かに」
「つーか、これアサシンの魂じゃねえと思うんらけど」
「それは何か根拠があるのかね?」
「ああ。俺アサシンと会った事あるけどあいつの頭はもっと小さかったらよ」
「では君はこれは誰の頭だと思うのでヴァンダム?」
「うーんと、セイバーじゃねえし、バーサーカーじゃねえし、アーチャーでもねえし、
マスターや悪霊や審判にもこんな頭の奴はいなかったし」
「つまり分からないと」
「ああ」

結局三人よっても何も分からなかった。むしろ分からない事が増えたような気さえする。
しかし、あなたはふと気がつく。さっき三人の中でとんでもない事を発言した奴が
いなかっただろうか?

【選択肢】
ファ:キャスターだと思うなら。
ミ:ライダーだと思うなら。
通:ランサーだと思うなら。

投票結果

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2007年06月11日 00:12