115 名前: ミルクナイト ◆M14FoGRRQI [sage] 投稿日: 2007/06/08(金) 11:31:19

「ランサー、君に確認したい事がある」
「なんらー?」

先程彼が言った事、『アサシンと会った』、『審判』、『悪霊』、いずれも重要なキーワード
になるのだろうが、最初に聞くべきはもっと根幹にある部分である。

「君はいったい何人の参加者を知っているのでヴァンダム?」
「えーっと」

指を折りながら人数を確認していくランサー。そして導き出される答え。

「遠坂のマスター以外全員」
「ぷげっ!」
「らっちょ!!」

まさに驚愕のハンマープライス。
あなたは両方の鼻の穴から鼻水を噴出してアンリマユロケットと化し、
コンマ5秒遅れでチンギスロケットが追跡する。
ただ一人話しについていけないキャスターは首をかしげたままの姿勢であなた達の
鼻水を一身に浴びていた。

「そ、そんなバカな事があってたまるか!そんなにサーヴァント同士が出会っていたら
ここにもっと敗退者が集まっているはずだろう!」

あなたもロケットから戻ったライダーと同じ様に考えた。が、そんな疑問もぶっ飛ぶ
驚愕の答えがランサーの口から発せられる。

「だって俺ら同盟結んでいたし」
「同盟?」
「ああ。俺のマスターが今回の審判と知り合いらしくってさー、そんで三家と既に脱落
していたライダー組以外が偶然一箇所に集まったから同盟を結んで先に三家から倒そう
とゆー話になった訳よ」
「なるほど、俺が脱落した後状況は大きく動いていたのだな」
「ああ、そんでとりあえず同盟を組んだ事を気付かれない内に三家を一つづつ倒していく
事になって、その日は俺がアインツベルンを倒しに行く事になったんらよ。
同盟を結ぶ事が決まる以前からその日の夜にアインツベルンと戦う予定があったしな」
「そしておまえが負けてここに来たんだな」
「…まーな。んでここで同じく負け組の君ら二人と出会ってほぼ全員という寸法らよ」

大体の所は理解できた。今回の聖杯戦争は理由はまだ分からないが審判役が戦いの
組み合わせを操作している。
そして、それは自分がこれから助けるべきアインツベルンに不利に働いているという事だ。

では引き続いて―、
【選択肢】何を聞く?
藤:『悪霊』について。
村:同盟メンバーについて。
大:超監督言峰綺礼の企みについて。
河:異議あり!さっきの発言では遠坂のマスター以外全員と出会った事にはならないので
ヴァンダム!

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最終更新:2007年06月11日 00:14