377 名前: ミルクナイト ◆M14FoGRRQI [sage] 投稿日: 2007/07/01(日) 12:05:43

「それじゃあせっかくだから質問しますけど、私今ヤクザより数倍ヤバイ連中に
囲まれて着ぐるみの上から殴られるわ家を破壊されるわで散々ですがこれからも
こんな状況が続いたりするんでしょーか?」
「・・・まーね」

死んだ目で答える変態。
うん、こーゆー受け答えになるだろうなって聞く前から予想はできていたさ。

「とまあ、そんな事はどーでもいいのです!!」

死んでいた目をカッと見開きシャウトする変態。
あ、どっかからステポテチーンという効果音が。

「これから君にゴイスーな危機が訪れます。解決までの道のりは果てしなく辛く遠い。
とりあえずこんな所にいつまでもいないでさっさと起きなさい」
「は、はい。でも一体どうすればここから出られるんですか?」
「では私が道を開きましょう」

変態は鎖の先端の刃物になっている部分を手に持ち、空中に線を描くように
手を降ろしていく。

「あ、それ、すりすりスリット~」

なんとなぞった先の空間が切り裂かれスリットができたではないか!
さすが夢の世界、なんでもありだねー。

「さあ、いくのです藤村大河。そして主役の座を守るのです。守れるものならな、
ウシャシャシャシャ~」
「最後一言多いぞお前」

その頃衛宮邸では―、

378 名前: ミルクナイト ◆M14FoGRRQI [sage] 投稿日: 2007/07/01(日) 12:06:31

「せーの、起きろタイガー。・・・ダメだ反応しない」
「ちょっと強く投げすぎたんじゃないこれ?」
「いえ、問題があるとすればその前のランサーが乱暴にした時でしょう」
「俺に責任押し付けかよ!?」
「ええ、あなたは私の奴隷なのですから少しは役に立ちなさい」
「君達少し黙りたまえ。彼女が起きないのならしかたがない。私の口から説明しよう」

第七章『虎竹刀の精』改め『超監督言峰綺礼の憂鬱』、
今ここに―、開―まk
「ちょっとまったー!!」

「あ、おはよう藤ねえ(チッ)」
「藤村さん、強く投げすぎてしまった事は謝ります。でも、それはそれこれはこれ、
あなたが誰なのか説明をお願いします(チッ)」
「いいタイミングで目覚めてくれたな。さあ、君自身で疑いを晴らすのだ(チッ)」

なんでだろう、声を掛けてきた人達からものすごい悪意を感じる。
まあそんなことはいいや。私はこの家の中にいる人達をもう一度確認する。

私に聖杯戦争の知識と、変装して士郎を守る手段を与えてくれた言峰神父。
神父が宅急便でここに送ったセイバー。
昨日突然私の頭の上に現れたレッドストーカー、正体不明の悪霊SSF。
士郎に色仕掛けで迫るにくい奴、元祖カレイドルビー。
その相方、見た目クリソツなアサシンカレイドルビー。
筋肉はゴリラ、外見は女、私を差し置いてお姉さんポジションに居座るバゼットさん。
筋肉はゴリラ、牙もゴリラ、燃える瞳は原始のゴリラ、家屋破壊魔ランサー(直したけど)。

「藤ねえー、どっか怪我していないか?」

そして私の顔を覗き込んでくるおんにゃのこが一人。
      • 誰これ?そんで士郎はどこいった?

「あのー、誰ですかなチミ?」
「俺だよオレオレ」
「いまどきオレオレ詐欺とは古いですな。とゆーか私の生徒には俺っ子はいないですよ」
「だからさー」

謎のおんにゃのこは着ていた制服に手を掛けると―、

【選択肢】そろそろカオス展開とかはやめて風呂敷をたたみに掛かろうと思う。
メロ:その時イデが発動した。
ニア:ああ、あれこそはドラゴンカタパルトアタックの構え。

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最終更新:2007年07月01日 16:53