391 名前: ミルクナイト ◆M14FoGRRQI [sage] 投稿日: 2007/07/04(水) 13:38:50
この世で最強の脱ぎ芸ですか?
脱ぐ過程を省略し最初からフンドシ一丁で画面に現れるフンドシティーチャー、
インパクトの面で120%モザイクの面で63%の上昇が見込めるエガ・シラ、
酔えば酔うほど強くなり生放送でのみその姿を現すツルベー24、
人によって意見は様々に分かれます。
しかし、あえて二つに絞れというのならば、その内の一つ、それは―、
ドラゴンカタパルトアタックでございます。
ドラゴンカタパルトアタック、それは今や政界・芸術界・スポーツ界にまで権力を広げた
奇跡のコメディアンKITAN○に仕えし騎士が一人、竜の名を持つ男がカタパルトで発射
されると共に服を破り捨てながら飛んでいくという速さと美しさ双方に置いて頂点に立つ
まさに究極の脱ぎ芸でございます。
そして私藤村大河が知る限りでは、高校生にして一切の道具を使わずに簡易版とはいえ
ドラゴンカタパルトアタックを使えるのは衛宮士郎と間桐慎二の二人だけでございます。
つまり今私の目の前で飛び上がりながらセーラー服を破り捨てているおんにゃのこの
正体は士郎なわけで、さらにいえば、これまでの流れからすると今ビリビリに破かれて
いるのは私の制服なわけで、あの服は私の三年間の思い出が一杯詰まった思い出の品
でして、そんな大切な服を一発のネタのために台無しにする困ったチャンには―、
「私の制服になにさらしてくれとるんじゃー!!」
「ぷげらっちょー!!」
着ぐるみの中に隠しておいた虎竹刀で力いっぱいひっぱたくのが妥当でしょう。
私のタイガーホームランを喰らい部屋の外にまで飛んでいく士郎。
しかし数秒後、
「ただいまー」
と言って先程とまったく同じセーラー服姿で部屋に戻ってきた。
予想外の展開に思わずずっこける私と他数名。壁に埋まってる赤いのなんかは、
「投影か?既にそこまで投影をマスターしているのか衛宮士郎!?」
と困惑し、言葉をあまり発しないアサシンですら、
「そんな…少なくとも今の時点ではありえないわ」
と青ざめた表情で驚いている。
一方私はと言うと、最初こそ驚いたが、一見すごい魔術を使ったかの様に見える士郎の
行為のトリックをすでに見破っていた。
「士郎、あんた私の制服を最初から二着用意していたでしょ」
「ああ、こんな事もあろうかとドラゴンカタパルトアタック使用後にすぐに着替えが
できる様に女装した時から準備しておいたのさ」
「うんうん、君は素晴らしき芸人です。でも私の制服を勝手に使うなってばー!!」
再度虎竹刀フルスイング。
「なんでさぁぁぁぁぁぁぁ!」
それを言いたいのはこっちである。ホント私と切嗣さんを見て育った筈なのにどこで
方向性を間違ったのよ士郎。
閑話休題、士郎(あいかわらず私の制服を着ている)が再び部屋に戻ってきて全員が
揃ったところで―、
【選択肢】井出を選んでいれば制服は無事でした。
リバイアサン:さて、私がライダーのマスターだとか思われている誤解をときますか。
ダゴン:の前に士郎がワキゲ一本も生えていないパーペキなおんにゃのこになった
経緯を聞かんと気になって説明ができねえのである。
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最終更新:2007年07月04日 22:50