135 名前: もしハサ ◆yfIvtTVRmA [sage] 投稿日: 2007/08/10(金) 02:01:56
○月○日 ☆☆☆☆☆☆☆
姉、ダンボールハウスを組み立てていた。次(の聖杯戦争)はないと思う。
○月□日 ☆☆☆☆☆☆☆
爺、私を遠坂家に戻す事にする。体の蟲も取り除かれた。私の間桐に来てからの十年間は結局なんだったのだろう。
○月◎日 ☆☆☆☆☆☆☆
姉、私の体を見て間桐で行われていた虐待に気付く。もっと早く気付いて欲しかった。
二人で手を取り合い間桐を倒しましょうと泣き倒してみたが、借金がある手前爺に強く出れない姉。このヘタレめ。
×月×日 ☆☆☆☆☆☆
高校入学、兄と同じ弓道部に入る事にする。部活の説明会で兄の友人である衛宮先輩と久しぶりに出会う。
×月●日 ☆☆☆☆☆☆
兄から宅急便が届く。箱の中には間桐にいた時に着ていた服が入っていた。修行を止めてから体重が増えていたせいで
全部着る事が出来なかった。姉その姿を見て大笑い。許せない。
●月◎日 ☆☆☆☆
姉さんが色んな所から借りていた借金が全部間桐に移された頃、お爺様が今後の取り決めの為に家に来た。
話し合いの結果、立て替えられた借金は聖杯戦争開始までは返さなくていいという事になる。
●月▽日 ☆☆☆☆☆☆☆☆
さっそく姉の手に令呪が現れた。許せない。
□月○日 ☆☆☆☆☆
少しでも借金を減らすために、私達は生活を見直すことにした。
とりあえず姉さんは一攫千金を狙ってギャンブルしたり無駄に優雅に振舞うの禁止。
友達に高級なクレープを奢るのなんてもっての外である。
そして姉さんはメイド喫茶で私は牛丼屋でバイトを始めた。忙しいけどこれが結構楽しい。
◎月×日 ☆☆☆
初めての給料日。借金の総額に対しては微々たる物だけど労働の喜びを噛み締めていた。
◎月▽日 ☆☆☆
最近兄さんが学校に来ない。そういえば私が出て行ってからは会うたびに痩せていっていた。病気か何かだろうか。
▽月○日 ☆
牛丼屋に変な外人が二人やって来た。納豆定食を頼んだのにほとんど食べずに店を出て行こうとしたのである。
その態度に思わず腹が立ち、気がついたら後から店を出て行こうとした方の客を引き止めて30分ほど説教してしまっていた。
後で私が店長にこっぴどくしかられた。自分が許せない。
▽月×日 ☆☆☆☆☆☆
私の手にも令呪ができてしまった。最初はマキリの魔術師として私が選ばれたのだと思いすぐお爺様に連絡したが、
マキリの枠は既に埋まっているとのこと。だとすると、私は聖杯に無作為に選ばれた事になるが正直全然うれしくない。
手に包帯を巻いているせいでバイトは深夜の洗い場に回されてしまった。許せない。
▽月□日 ☆☆☆☆
令呪のせいで姉さんからライバル扱いされてしまい、部屋にすら入れてもらえなくなる。
これから私はどうすればいいのだろう?
よし、わざと負けよう。真っ先に姉さんと勝負し、サーヴァントを失えばまた元の生活に戻れるはずだ。
しかし、わざと負けようとする事が姉さんやお爺様にばれようものなら魔術師の誇りとか二百年の悲願とか
散々文句を言われて軽蔑されるだろう。それはよろしくない。
きっと姉さんは相当強い英霊を出してくるだろう。それに対して本気に見える程に戦いつつ、私の身も相手の身も安全なまま負けるには―。
[選択肢]士郎のバイト先は?
イ.居酒屋
ロ.牛丼屋
ハ.メイド喫茶
ニ.バイトはせずに弓道一直線
投票結果
最終更新:2007年08月13日 02:07