575 名前: もしハサ ◆KAE8wjakBY [sage] 投稿日: 2007/09/30(日) 11:33:59
それぞれの入り口に何か違いがないかと注視する、―と
「あ、あれ?これって」
慎二が何かに気付く。
「どうかしたの?」
「ああ、ほら扉のここ」
慎二が指差した先、普段は死角となるドアノブの下の部分に赤い色で数字が刻まれていた。
「・・・2?」
「みろよ、こっちにもあるぜ」
隣の扉、こちらも同じくドアノブの下に数字が刻まれている。いや、この二つだけではない。
調べていくと七つの扉全てのドアノブの下に何かが刻まれていた。
それぞれの扉には1、2、4、5、6、7、そしてハサンと書かれてある。
「これってヒントだと考えていいんだよな遠坂?」
「たぶんね。アサシンはこういった謎解きを用意して、そして私達の反応を見て楽しんでいるはずよ。全くやっかいな性格ね」
「まあいいじゃないか、せっかくヒントが見つかったんだしこれを有効に使わないと」
「そうね。それじゃ、どの扉が誰に対応しているか考えていきましょ」
今ある情報をまとめ二人は推理を始める。
七つある扉はそれぞれのマスターとハサンへと続いていると考えて間違いない。
次にハサンの扉はハサン以外に考えようがないのでここ以外の数字の書かれた扉が六人のマスターに通じるものと仮定する。
そして、慎二がやってきた扉が6、3の扉がなかったので今二人がいる凛の部屋がおそらく3。
「遠坂が多分3で僕が6か。何かの順番か?それとも適当に数字を割り当てただけか?」
[選択肢]
イ.何も分からなかった。
ロ.強い順だと考えて士郎がどこに入るか考察してみる。
ハ.ここに到着した順だと考えて士郎がどこに入るか考察してみる。
ニ.ハサンの扉へと進み一気に決着をつける。
投票結果
最終更新:2007年10月22日 18:57