シンギュラリティ

技術的特異点

読み：ぎじゅつてきとくいてん
英語：Technological Singularity
別名：シンギュラリティ
種類：AI

意味：
技術的特異点とは、人工知能が人類の技術進展能力を超えると言われる特異点のこと。
singularity(特異点)という言葉自体は数学や物理など多様な場面で使われるが日本ではレイ・カーツワイルのシンギュラリティという言葉がセンセーショナルに伝わり一般的にシンギュラリティのみで技術的特異点を指すことが多い。

人工知能が自分よりさらに優れた人工知能を生み出すことが加速度的に起こり、ついには人類が生み出す技術進展能力を超えて大きなパラダイムシフトが起こると予測されている。カーツワイルによればその時期は迫っており21世紀中に起こる(カーツワイルは2045年)と予測している。技術的特異点を超えた世界では人間が考えだすものより人工知能が考えだすものの方が優れているため学者によっては脅威と捉える人も多い。

なおカーツワイルはコンピュータが人間の知性を超える時期はさらに早い年代を予測している。

2015年11月09日