FHS
読み:えふえいちえす
英語:Filesystem Hierarchy Standard
意味:
Linuxシステムの
ディレクトリとファイルの役割を統一しディレクトリ構成や
コマンドを標準化し対応させる規格。
Linuxの標準規格LBSの一部。
UNIX系のOSはSystem 7のディレクトリ構成を踏襲しているが様々な違いもありLinuxではそれを統一し、だれでも分かりやすく管理できるように標準規格を策定した。それがLBSであり、その中のFHSはディレクトリ構成を決める規格。
その
コンピュータ固有のデータと複数台で共有するデータを厳密に分けている。
FHS
| / |
|
ルートディレクトリ |
| ├ |
/bin |
基本コマンド |
| ├ |
/boot? |
起動時関係 |
| ├ |
/dev? |
デバイスファイル |
| ├ |
/etc |
設定ファイル |
| ├ |
/home?(オプション) |
ユーザーのホーム |
| ├ |
/lib |
共有ライブラリ |
| ├ |
/lib<qual>(オプション) |
|
| ├ |
/mnt |
一時的なマウント場所 |
| ├ |
/opt |
追加アプリケーション |
| ├ |
/proc(Linux固有) |
プロセス情報等 |
| ├ |
/root(オプション) |
rootのホーム |
| ├ |
/sbin |
システム管理用コマンド |
| ├ |
/tmp |
一時的なファイル |
| ├ |
/usr |
各種プログラム等 |
| └ |
/var |
更新データ |
2012年01月04日
最終更新:2012年01月04日 20:01