※シルバームーンで遺跡探索
月の海《シルバームーン》
深い闇夜のような海が、そこに広がっている。
上下もわからなくなりそうな暗い海域だが、シルバームーンと呼ばれるに値する柔らかな銀の月光が、行く道を時折照らし出している。
それは海上から注がれているのではなく、海底からもたらされているのだ。
シルバームーンを一目見た者たちは、そこは海底に巨大な月が沈んでいるのだと口々に言う。
しかしその明かりに頼りすぎてはいけない。
昼のように明るい月光だと油断していたら、まるで新月のようにまっ暗闇になることも珍しくない。
変わりゆく月光を上手く活かせば、この暗闇の海域を渡り行くことができるだろう。
しかしその月光に隠れ、こちらを狙うものたちも多い。
暗闇への警戒は怠らずに進むといいだろう……。
※シルバームーンで遺跡探索(0)
勝利時
今までとは違う現象たちに驚きながら、まだまだ先へと続く……
※シルバームーンで遺跡探索(6)
勝利時
???
「……お待ちしておりました、勇者さま」
亡国の姫 ナナリア
半透明の幽霊。
金髪碧眼で、白いドレスを着ている。
好きな食べ物はなし。食べられない。
ナナリア
「私の名はナナリア。かつて存在した大陸の国、テラムの姫です」
ナナリア
「平和に暮らしていた我が国は、ある日、七つの力により滅ぼされました――」
ナナリア
「力は剣や槍、炎や嵐となり――そして、我が国と、我が父を貫きました」
ナナリア
「大陸は砕かれ海へと沈み、力は封印となってこの地に留まっております……」
ナナリア
「勇者さま、お願いします! テラムを……元通りとは言いません。せめて地上へと戻していただけないでしょうか」
ナナリア
「ここに、封印のひとつ、【レッドバロン】への道があります」
ナナリア
「どうか、勇者さまの力で……封印を解いてください」
少女の先には炎が揺らめいている。
炎の遺跡
フラウロスを討伐
予告時
遺跡に入ると、剣が刺さっている台座がある。
どうやらそれが、封印となっているようだ。
???
「……あなたたち、どうやってここに!?」
亡国の姫 ナナリア
半透明の幽霊。
金髪碧眼で、白いドレスを着ている。
好きな食べ物はなし。食べられない。
ナナリア
「私を依り代にした封印は完璧のはず……どういうこと……!?」
炎の遺跡に案内してくれた少女と同じ顔、姿かたちだが少女はこちらを知らないようだ。
ナナリア
「まさか――奴が――」
ナナリア
「――あなたたちはその尖兵ということね……良いでしょう」
ナナリア
「この私、テラムの王女ナナリアがお相手しましょう」
ナナリア
「――出でよ。フラウロス!」
少女が召喚した巨大な悪魔が襲ってきた!
次回予告(レイドボス)
敵PT名「魔神」
フラウロス(PT人数に関係なく1体のみ)
勝利時
フラウロスは消え去ったようだ……。
ナナリア
「……そんな、まさか――」
ナナリア
「……ああ、ダメ!」
炎の遺跡最深部、玉座に刺さっていた剣がひとりでに抜け、あなたの下へ近づいてくる。
剣は[PC名]の下へたどり着くと、姿を変えた!
[PC名]は七海封魔[装備武器種]【レッドバロン】を取得!
ナナリア
「……封印が、破られました」
ナナリア
「――良いでしょう。そこまで奴を蘇らせたいなら……勝手にするが良いわ」
ナナリア
「悔しい……ああ、悔しい……!」
少女の姿はどんどん淡くなり、消えてしまった――。
※行き先が追加されています。
最終更新:2018年07月01日 13:17