アースVSニューフ
ニューフ
「アース…様ッ」
アース
「……」
ニューフ
「貴方が憎うございます…!!」
アース
「馬鹿め
禁断の実を貪ったのは
お前の心が弱いからだ!!」
ニューフ
「…ッ
いきます!」
アゼレアVSフレデリカ
アゼレア
「……」
フレデリカ
「アゼレア様……」
アゼレア
「貴方が敵に回るとは……」
フレデリカ
「アゼレア様……
私、人間が、
エルフ以外が森を破壊していることは
理解しているのです」
アゼレア
「……」
フレデリカ
「それでも、守りたいのです。
人間を、魔族を……
……アゼレア様!
どうか考え直してください……
人間は、魔族は
ネバーランドにすむものは
悪い生き物ばかりではありません!
ちゃんと話し合えば
わかってもらえます!」
アゼレア
「そう……そうかもしれません」
フレデリカ
「アゼレア様……」
アゼレア
「誰かがこの地を治めなければ、
また無駄に魔法が使われるだけです。
それは防がなければならない。
そのために私たちは戦っている、
…違いますか?
そのために私たちが
この大陸を統一する……」
フレデリカ
「……アゼレア様、それでも私は……」
アゼレア
「貴方と私の見ているものは
違うようですね……
フレデリカ、
本当に残念なことです」
クォーツVSミカフツ
クォーツ
「亡き神を信じるもの、か」
ミカフツ
「…
はい。確かにコリーア様はもう
いらっしゃいません」
クォーツ
「怒らないのか」
ミカフツ
「私の師の教えです。
コリーア様はいらっしゃらない
しかしコリーア様の教えは残ります」
クォーツ
「コリーアは何故この世界を
戦乱で満たすのじゃ?」
ミカフツ
「…
難しい問いですね」
クォーツ
「そうじゃな」
ミカフツ
「…私個人は
コリーアが万能の神と思っていません」
クォーツ
「ほう」
ミカフツ
「世界を作ったものが
完璧な存在ということは
ないのではないですか」
クォーツ
「ふむ。
そうじゃな」
ミカフツ
「そしてその神に教えられる
私たちもまた
完璧な存在ではない」
クォーツ
「その通りじゃ
思っていたより聡明で
うれしいぞえ」
ミカフツ
「ええ。
そして…
世界はまだ傷つかねばならない」
クォーツ
「そうじゃ、そうじゃ
話が早いの
いくぞえ」
ミカフツ
「はい。」
シャイアーVSタロ
シャイアー
「き、君は…」
タロ
「うん?」
シャイアー
「君も僕と同じように…
戦わされてるの!?」
タロ
「え!?
まぁ戦わされてるっていやあそうか…」
シャイアー
「だ、だったら…
ねぇ、お願い!
僕と友達になってよ!!」
タロ
「やだね!!」
シャイアー
「!!!」
タロ
「俺は譲れないものがあるから
戦ってるんだ!
お前は違うのかよ!?」
シャイアー
「ぼ、僕は…」
タロ
「しょうがねぇなぁ…
お前が勝ったら考えてやってもいいよ
みんなに同盟を組むよう頼んでやるよ
それでいいか?」
シャイアー
「う、うん!!」
タロ
「んじゃ、死なない程度にいくか!!」
ランディアVSシーグライド
シーグライド
「お前のその力……
小僧、その力どこで手に入れた!?」
ランディア
「な、何のことだ?」
シーグライド
「いえぬか……
ならばその体にきくまでだ!」
ヒショウVSリリ
ヒショウ
「あんさ」
リリ
「?」
ヒショウ
「あんたが探している”拳聖の宝”って」
リリ
「うん!
何か情報知っているの?
1068年に突如姿を消した【ハマオウ】の持つ宝…
うーん、興味があるなぁ!」
ヒショウ
「……
そんなに見たいなら
見せてやるよ」
リリ
「えっ!?
本当!?
色は匂いは、味は!?」
ヒショウ
「……
お前、変なヤツって
言われないか?」
リリ
「うんッ!!
よく言われる!!
さ、見せて!!!!!」
ヒショウ
「そんなきらきらした目で
ノートかまえても
メモできるかな?
試してみようぜ!」
カリスト・ホーンVSギュフィ8世
カリスト・ホーン
「これはこれは……
ギュフィ家のおぼっちゃん。
どうしてこんなところに
いらっしゃるのですか?」
ギュフィ8世
「僕は……祖先の名に
恥じないためにここにきた!」
カリスト・ホーン
「ほう、立派なことです。
しかし、その行動がいたずらに
人心をあおるのでは?」
ギュフィ8世
「ぐっ……」
カリスト・ホーン
「貴方が出撃したからといって
早く終わらせられるとは
限らないでしょう」
ギュフィ8世
「それでも、僕は……」
カリスト・ホーン
「答えられぬならば!
嘘でもその答えを導けないのなら
貴方は戦場にいる資格はない!
さぁ、共和国にお戻りいただこう!」
ギュフィ8世
「それでも僕は……!」
シーグライドVSフレデリカ
フレデリカ
「私は貴方のことを
考え違いしていたのかもしれません」
シーグライド
「……」
フレデリカ
「どうしてそのような王を庇うのです」
シーグライド
「大統領、です」
フレデリカ
「……」
シーグライド
「どうして庇うのか?
それは、この人物がいなくては、
共和国は完全に倒れてしまいます」
フレデリカ
「……」
シーグライド
「それだけは、
それだけはどうしてもできないのです」
フレデリカ
「……」
シーグライド
「あの約束にかけて……」
ソライロVSエンパイア
ソライロ
「あー! いい男ー!
って、なんだ。エンパイアじゃない」
エンパイア
「相変わらずのようですね」
ソライロ
「あったりまえでしょ。
そんなすぐ性格変わらないって。
あーどっかにいい男落ちてないかなー」
ランディア&サラVSソライロ
ソライロ
「えっ!ちょっとまって!
めちゃくちゃいい男じゃない!
こんな近くに
こんないい男がいるなんて!
ツイてる~ッ♪」
ランディア
「え?あ…?」
サラ
「……」
ソライロ
「なんだ~。カノジョもちかぁ~
ならしょうがない!
実力で手に入れるもんね!!」
サラ
「……
絶対に負けないんだから」
ランディア
「え?あ…?」
カリスト・ホーンVSエスプガルーデ&ネオリス
カリスト・ホーン
「カガクを唯一持つ国……メイマイか。
好き勝手できるのは誰のおかげだ?」
エスプガルーデ
「(ああ……きたっ。やだぁ~。
大統領苦手なんだよねぇ)」
ネオリス
「(ちょ……
だからってこっちみないでよ!)」
エスプガルーデ
「(そうは言っても……
どうしよう? なんて答える?)」
ネオリス
「(適当にかわしておけば
いいんじゃないの?)」
エスプガルーデ
「(そんなこといっても~)」
カリスト・ホーン
「フン。返答無きは答えなしとみなす。
処断の対象となるが、よろしいか?
……そもそもカガクを許可したのは
有事にわが国の手助けとなることを
前提としたもの。
それがお前の国の戦争に
兵器を持ち込むばかりでなく、
わが国に反旗を翻すとは何事だ?
納得のいく説明があればしてもらおうか」
エスプガルーデ
「(ええい、も~、こうなったら
やぶれかぶれよッ)
返答いたします。
カガクの許可の際に
”有事において”との条文は一切書面に
記されておりません。
また、国に反旗を翻すは、
情勢の変化と言わざるを得ません。
誰も亡国とともに滅びることを
選ばないでしょう。
……私には、女王より
お預かりした国を繁栄させ
導くという使命があるのです。
その目的を果たすためならば
貴国に逆らうもいたしかたないこと。」
カリスト・ホーン
「……メイマイの女王か……
今は何をしている?」
エスプガルーデ
「まだ病に……」
カリスト・ホーン
「そうか……
ならば、この戦争が終わってから
処断する」
エスプガルーデ
「そんな…」
ネオリス
「な、なんですって!
卑怯よ!」
カリスト・ホーン
「卑怯?
国の責任を果たすのは女王の役割。
至らない宰相の責任を取るのは
トップの役目なのだ。
そして、条約を違えた国にもまた然り。
さぁ……こんな戦いなど
さっさと終わらせるとしようか」
ネオリス
「あぁ、もう、あったまきた!
望むところよ!
大統領だか何だか知らないけど
どうせ共和国はもうだめよ!」
カリスト・ホーン
「……”アイドル”……
フン。下らぬな。
お前が発言できるのも
何のためだと思っている!
ゆくぞ!」
エスプガルーデ
「(ちょ…怒らせてどうするのよ)」
ネオリス
「(ごめんごめん……
それにしてもあんなに
怒ることないじゃないのさ!)」
エスプガルーデ
「(ふっ……あの顔……鬼みたい)」
ネオリス
「(や、やだ、やめてよ、
エスプガルーデ!)」
カリスト・ホーン
「何をへらへらしている!
行くぞ!」
ネオリス
「……!」
エスプガルーデ
「来なさい!
メイマイと、
女王の名において負けません!」
ネオリス
「ファンのために!
いくわよ~!」
カリスト・ホーンVSエスプガルーデ
カリスト・ホーン
「カガクを唯一持つ国……メイマイか。
好き勝手できるのは誰のおかげだ?」
エスプガルーデ
「……」
カリスト・ホーン
「フン。返答無きは答えなしとみなす。
処断の対象となるが、よろしいか?」
エスプガルーデ
「大統領……
カガクはいけないものでしょうか?」
カリスト・ホーン
「何?」
エスプガルーデ
「カガクは力の差をなくします。
何より……私の友達を救っています」
カリスト・ホーン
「くだらぬ!
一国の宰相が友情を語るか!」
エスプガルーデ
「宰相が友情を語ってはいけませんか?」
カリスト・ホーン
「フン!
お前は何人の人間のトップに立つ?
そんな人間が
友情などといって
それにかまけていられるのか?」
エスプガルーデ
「それは……」
カリスト・ホーン
「メイマイにはずいぶんと
余裕があるようだな……
よろしい。
ではその力を
共和国のために奉げるが良い!」
リージアVSアカゲ
アカゲ
「リージア!」
リージア
「アカゲ!どうして…」
アカゲ
「それは僕の台詞だ…
君はどうしたんだ…
パンを作って…
がんばって
生きていたじゃないか…
……」
リージア
「……アカゲも、
逃げることが出来たのね」
アカゲ
「ああ…
ビクトロードさんのおかげで…
……
君は?どうしてこんなところに…」
リージア
「私も……帰りたくない…
帰れないの!」
アカゲ
「【排斥運動】のことかい?
でも君はエルフだ…
大丈夫だろう?」
リージア
「ううん、だめ。
もう人間は見境なく
ほかの種族を襲ってる…
帰れないわ…
帰る場所ももうないの」
アカゲ
「リージア…」
リージア
「貴方とは戦いたくないけど…
あの子たちのため…私は戦う!」
アカゲ
「…っ、僕だって…
僕だって受け入れてくれた
場所のためなら…!」
リージア
「いくよ、アカゲ…!」
アカゲ
「…くっ!」
キグナス=ラインVSイジ
イジ
「キグナス様!」
キグナス=ライン
「イ…イジ…」
イジ
「ああ、よかった…
こんなところで会えるなんて…
便りがないから心配していたのです…
姉様はお元気でしょうか?
私、お姉様に
会うことだけが楽しみで…!!」
キグナス=ライン
「マ…マユキは…」
イジ
「え?」
キグナス=ライン
「マユキは…死んだ…」
イジ
「そ、そんな…!?」
キグナス=ライン
「すまぬ…」
イジ
「姉様!?姉様!!!
あああっ!いやあああ!!!」
キグナス=ライン
「イ、イジ!落ち着け!!」
イジ
「私…
私にはもうなにも…ッ
なにも残ってないの!!??
姉様!!!
姉様ああああああっ!!!!」
キグナス=ライン
「イジ!!落ち着けッ!!
クッ…
仕方ない…
マユキ…
お前が妹のように可愛がっていた
イジすら手にかけることを
…許せ!!」
プロミネントVSアルソス
プロミネント
「……」
アルソス
「……」
プロミネント
「なぜ、とは問わぬ。
しかし申し開きがあれば
聞いておこう」
アルソス
「……ぼ、僕は………」
プロミネント
「……」
アルソス
「やっぱり……僕は
僕にはできない!
エルフだけが
ネバーランドの生物じゃない
それなのにこんな風に
他の生き物を試すようなことは
おかしい……」
プロミネント
「ならば敵に回るか」
アルソス
「違います……他にも方法があると思って
だから……!」
プロミネント
「私とて、戦うは不本意」
アルソス
「じゃあ……」
プロミネント
「それでも、見定めねばならぬ。
人は争いを繰り返す
愚かな生き物か?
それとも他の道を探せるのか?」
アルソス
「そのためには
何をしてもいいっていうのですか!?」
プロミネント
「ならばこのまま
ネバーランドの戦乱の絶えぬを
永久に見ていろと?」
アルソス
「それは……」
プロミネント
「エルフの理から外れるものよ……
その眼、覚まさせてやろう」
ダブルエックスVSカルネージ
カルネージ
「あんたね……あんたのせいで!」
ダブルエックス
「……魔族の少女……とすると、
もしや……40年前の……」
カルネージ
「そうよ!あんたのせいで生まれた、
人間と魔族の娘よ!」
ダブルエックス
「……!
私が力を持つばかりに……
世界を乱してしまう」
カルネージ
「そうよ、人間の分際で……
ぶっ潰してやる!」
ダブルエックス
「しかし」
カルネージ
「……?」
ダブルエックス
「それはお前たち魔族が
力を持っていなかったためであろう」
カルネージ
「!?」
ダブルエックス
「少女よ、知っているのか?
あのとき魔族は
政治的発言権を持っていなかった……」
カルネージ
「……?」
ダブルエックス
「……少女よ、
もっと勉学をするのだ。
なぜ自分の国が敗れたのか、
なぜ魔族が人間と戦っているのか
知るのだ」
カルネージ
「うるさいジジイね……
そんなの、人間が悪いからに
決まっているじゃない!
ああもう、あの世に送ってやるわ!」
ダブルエックス
「……嘆かわしいことだ」
メフィスト&タロVSダブルエックス
メフィスト
「先生!!
先生ではないですか!!」
ダブルエックス
「……っ!
お前さんは…」
メフィスト
「先生、どちらにおられたのです!
探しました!!」
ダブルエックス
「…何用じゃ」
メフィスト
「先生にしか頼れないことなのです!
どうか…我が軍に降って下さい!」
ダブルエックス
「…それはできない」
メフィスト
「……
先生…
お願いします!どうか…」
ダブルエックス
「くどいぞ!」
メフィスト
「!?」
ダブルエックス
「お前さんも武将なら…
力ずくでいうことを聞かせてみよ!
ワシに勝てるというならな!」
タロ
「メフィスト~、お前
先生に嫌われてるんじゃねぇの?」
メフィスト
「…
違う。先生は強い信念をお持ちな方だ。
何か決めたことがあるのだろう」
タロ
「……」
メフィスト
「いいから手伝え。タロ」
タロ
「やだね!
俺一人で勝って
アリサに感謝されるんだ!」
メフィスト
「それはだめだ
お前一人じゃ先生には勝てない
そんなこともわからないのか?」
タロ
「…
ばっか、ちょっといってみただけだって
…しょうがねぇなぁ!
んじゃ、いっちょいきますかッ!!」
キグナス=ライン&ネウVSシーグライド
ネウ
「っ!」
シーグライド
「なんだと?」
ネウ
「あ……」
シーグライド
「…
縁故ある者か?
替え玉か?…まぁどちらでも構わぬか
なるほど、これなら
騙される者がいても
仕方の無いこと、か」
ネウ
「……」
シーグライド
「投降せぬか?
お前の容姿には利用価値がありそうだ」
ネウ
「私、は……」
キグナス=ライン
「勝手なことを
言わないでもらおうか。
それはこちらのもの。渡さぬ」
シーグライド
「フフ…
無能な保護者つき、か。
……投降せぬなら、
情勢を乱す者として
ここで斬り捨てるまで」
ネウ
「……私は…」
キグナス=ライン
「投降など許さんぞ。お前は我が軍の要。
お前を慕うものはたくさんいる…家族も
忘れたわけではないだろう?」
ネウ
「ごめんなさい……」
シーグライド
「そうか。戦うか。
まぁ、それもよかろう。
来い。
貴様は私が責任を持って処分する」
アゼレアVSシーグライド
アゼレア
「環境汚染……不自然な力の均衡」
シーグライド
「……」
アゼレア
「カガクは、人は、魔法は
このネバーランドを汚していました」
シーグライド
「……今でも悩んでいる。
これでよかったのかと」
アゼレア
「……
魔族やエルフ……
人間以外の者たちは
カガクの存在に反対していた……
カガクは自然の理に反する、
自然を壊す、カガクを使用するときに
出る物質で病気になる……」
シーグライド
「しかし、カガクの力によって
世界が発展したのも事実
……
これでよかったのか?
私は……」
アゼレア
「いくらカガクが衰退したからといって、
すべてを止めることはなかったのでは?
何かの可能性を殺してしまったのでは?」
シーグライド
「……」
アゼレア
「人間はどちらにしても
魔法で世界を汚す」
シーグライド
「……」
※本来台詞なしの状態でシーグライドのコメントが開かれている
アゼレア
「私は、感じていました」
シーグライド
「……」
アゼレア
「森の悲鳴、魂の悲鳴……大地の悲鳴」
シーグライド
「……」
アゼレア
「カガクは人にだけ恩恵をもたらします
戦争で使われる魔法は自然を壊します」
シーグライド
「……」
アゼレア
「森があります。精霊がいます。
大地は続き、鳥は歌う。
今、この世界で何か不足はありますか?」
シーグライド
「……」
アゼレア
「……全ては必然。
ネバーランドは
大いなる意思に守られているのです……
神とは違う意思……
ネバーランドに生きる自然の力」
シーグライド
「……」
アゼレア
「貴方もいずれ触れることになるでしょう
この大地の理……」
シーグライド
「……そして、戦うことも、
必然?」
アゼレア
「その通りです……
私は確かめなければならないのです。」
シーグライド
「? 確かめる、とは……」
アゼレア
「人間は争わなければいけないのか?
争わずに生きていけるのか?」
シーグライド
「……」
アゼレア
「さぁ、私に、見せてください」
シーグライドVSラリ
ラリ
「大統領にしか用はない!そこをどけ!」
シーグライド
「ム……何やらわからぬが、
ここを通すわけには行かない」
ラリ
「人殺しをかばうか!」
シーグライド
「何だと?」
ラリ
「共和国は人殺しの集団だ!
アタイの姉は
貴様らの兵士に殺されたんだよッ!
兵士は笑っていた!
姉さんはアタイを逃がして…
アタイはお前らを許さない!
お前たちのことは、
絶対に許さない!
そのために生きてきたのだ!
そこをどけ!」
シーグライド
「そうか……それは……すまない」
ラリ
「な、なぜ…なぜ謝る!!
アタイはお前を憎みたいのに…!!
謝られると
どうしたらいいか
わからなくなるじゃないかっ!!」
シーグライド
「……」
ラリ
「もういい…っ!!
そこをどけ!」
シーグライド
「……どくことはできない」
ラリ
「なぜだ!なぜ、庇う!」
シーグライド
「……それは、
平和の国家を作るため……
人魔共存の国家を作るためだ」
ラリ
「嘘をつけ!
もういい……お前も共和国の人間……
アタイの恨み
お前で晴らさせてもらう!
そのために今日まで生きてきたのだ!」
シーグライド
「……哀れな少女だ」
ラリ
「どの口がほざくか……
さあ、剣を抜け!」
カリスト・ホーンVSネロル&ルーファ
カリスト・ホーン
「……!!」
ネロル
「ルーファ!!僕の後ろに隠れて」
ルーファ
「ネロルッ!!」
カリスト・ホーン
「…あれは…ネオント!!!
…
いい子だ。
その宝石を渡しなさい
それは君たちが持っていても
仕方のないものなんだよ」
ネロル
「うるさい!この宝石を使って
何をするつもりだ!!」
カリスト・ホーン
「フム?
何を掴んだ?」
ネロル
「それは…」
ルーファ
「ネロル!!だめ!!
言っちゃだめ!!!!」
カリスト・ホーン
「…
なるほど。よくわかったよ
君たちが誰にもそのことを喋れなく
なるようにしてからゆっくり
いただこう。ゆくぞ!」
最終更新:2013年10月09日 18:44