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開発の歴史

【はじめに】


 初稿編集者はオリジナル版が開発中止されてからシャンハイエグゼを知ったこと、また時間が経ち各種サイトが消えている (yahooジオシティーズ・ニコニコチャンネルのブロマガ など)ため、ある程度アーカイブが追跡できた有志開発版の記述が多くなることを断っておきます。
 また初稿編集者が英語に明るくないため、有志開発版の開発報告アーカイブに関しても翻訳機能だよりで読んでおります。
 事情に詳しい方、誤謬を見つけた方はぜひとも追記・修正をお願いします。

【オリジナル版:テクノドット開発】


 コーキー氏主導により2011年ごろから製作開始。開発言語はC#。
 開発当初は同氏の同人ゲーム 東方ライブアライブ・VanishingFairy・幻想ロボット大戦と並行で開発していた。試遊版公開後はしばらく沈黙していたが、2013年ごろ再開。

 製作状況は、初期は開発ブログ(FC2) にて、再開後は主にニコニコ動画で報告していた。たまにニコニコ生放送・Twitter(現X)などでも触っていた模様。ニコニコ動画の紹介動画は現存しており、開発当時の雰囲気がうかがい知れる。 (※公式サイト・ニコニコチャンネルブロマガの記述は不明…)
>>リンク:ニコニコ動画の再生リスト「シャンハイエグゼ」

 ダウンロードは公式サイト(yahooジオシティーズ) で可能だった。また2018年10月ごろにはCi-en支援者向けに先行アクセス版の配布も開始した。

【公開停止】

 2018/12/19、ブログにてシャンハイエグゼの開発中止を報告、Ci-en版も公開停止。理由についてはコーキー氏は沈黙している。

 公開停止時点での最終バージョンはVer. 0.432 (公式サイト配布版) およびVer. 0.502(Ci-en配布アーリーアクセス版)。特にVer. 0.502時点でラスボス戦寸前までとEDムービーの製作が終了しており、ラスボス戦を残すのみだったようだ。
 またこの時点で、既にクリア後エリアに着手していたことが確認されている。

 だが、ファンは死滅していなかった!

【有志開発版その1:SHNecro主導】


 シャンハイエグゼは以前から4chanのAnonymous(とくめいさん)たちに注目されていた。2019年3月にjp/Otaku Cultureカテゴリ(俗称 jp) でv0.502の自力翻訳を行った旨の投稿があり、そのスレッド内で改造が始まった。
 ちなみにSHNecro とはgithubプロジェクトを立ち上げたアカウントの名前で、元々この名前が著名だったわけではない。jpでは愛称として定着したみたいだが

 その後はコーキー氏の生配信の録画などをサルベージしたり、専用マップエディタを整備したりしながら開発が継続。一度はCAPC〇NにDMCAテイクダウンを受けgithubプロジェクトで活動できなくなったが、どうにか開発が進んでいた。

有志開発版のダウンロード・実行によりいかなる損害があっても、Shanghai.exe作者、Wiki編集者はあらゆる責任を負いません。利用は自己責任でお願いします。

 基本的にオリジナル版を踏襲しており、コーキー氏が言及したアイデアはそのまま、情報がない部分のみを有志で追加している。DMCAテイクダウン以後は抵触するグラフィックの一部が修正された。MSペイントデュ〇オ呼ばわりだけどな!
 開発進捗の報告・案出しは主に4chanのjp/Otaku Culture カテゴリで行われている模様。報告スレッドのほか、毎年12/19前後にCancelversary(中止記念祭)と称して今年の進捗を振返るスレッドが経つ。このスレを見て1年経ったことを自覚するAnounymousも多々
 アーカイブサイト(warosu.orgなど) を利用すれば追跡可能なので、気になる兄貴は調べてみよう!


【フェードアウト】

 2022年のCancelversaryスレ以後はしばらく新バージョンが更新されなかった。2023年のCancelversaryスレの時点では作業を進めていたようだがあまり進展せず、2024年のCancelversaryスレでプロジェクト中断を発表した。この時点での最新バージョンはv0.560eWIP1('22/07/08版)およびv0.560eX('24/12/20版)*2

 実装を予定していたアイデアについては、2024年のCancelversaryスレで詳しく述べている。

【有志開発版その2:sinoc229主導】


 2025年11月、突如 ランダマイザ― 搭載版がアップロードされた*3。SHNecro版 v0.560eWIP1 をベースにしている。
 開発者の sinoc229 氏はProtoculture Games 社のゲーム開発者 Tristan Chapman氏で、過去には「Devil Engine*4」「Slave Zero X*5」のディレクター・プログラマーを手掛けている。ときたま東方の二次創作ゲームにも手を出しているようで、好きな同人誌は ALISON航空 氏の「宇宙の死を見た不老不死」*6、嫁はXのアイコンにもしているお空。

 ゲームにおけるランダマイザ―とは、出現する敵や固定配置アイテムの位置がメチャクチャに入れ替わる設定のこと。配置によっては詰んで進まなくなることもあるが、本来よりはるかに劣る戦力でどう工夫して突破するのが面白いとか。どちらかといえば海外で活発らしく、コンシューマーゲームを改造してランダマイザ―を搭載することも。 (編集者が詳しくないのでよくわからない)

有志開発版のダウンロード・実行によりいかなる損害があっても、Shanghai.exe作者、Wiki編集者はあらゆる責任を負いません。利用は自己責任でお願いします。

 バージョン番号はSHNecro版から一新しており、編集時点(2026/03/28) での最新バージョンはver.0.2.2
 ランダマイザ―機能はKeyConfigで操作できる。 (デフォルトで有効) 詰んだ人向けのネタバレログ (アイテム配置箇所記載) も実装されており、シナリオ中戦闘・V2・V3ナビにランダマイザ―が機能しないなど細かな設定も可能。
 そのほか著作権に抵触するグラフィックも完全に修正したとのこと。
 バグなどは sinoc229 氏の Twitter(現X) か、配布先でissueスレッドを立て(アカウントが必要) 報告すると対応してくれるようだ。 このwikiからissueスレッドを立てに行った方も居る。(雑談板の'26/03/19~を見よう)

 どうやらこの他にも、ネット対戦機能実装をしようとしているチームもあるとか...

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最終更新:2026年03月28日 12:25

*1 単にオブジェクトを仮置きしただけと思われる。明らかに通路上に置いてあってジャマなものもあるし

*2 ShanghaiExe全体のDiscord曰く、v0.560eWIP1からここまでの進捗を更新したものらしい。0.56e0WIP1からはあまり変化はないと思うが…

*3 告知ツイート:[https://x.com/Sinoc229/status/1993746862013296853] これ以前から動きがあったことを知っている方はぜひ追記修正お願いします

*4 横スクロールシューティングゲーム。難易度が非常に高いらしい

*5 1999年に北米で発売されたロボアクションゲーム「Slave Zero」の続編。

*6 全三巻、氏のpixivで全て読める