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魔法少女シェアード系 > 3



 お茶会は楽しいです。
 あまりの楽しさにヤスクニさんとアイズさんは聞いてもいないのに色々な事を話してくれました。
 主に愚痴ですけれども。
 ですが。
 愚痴の中にも色々な情報がありましたので、それをかいつまんで説明しますと

  • 夢の島は無法地帯である。
  • 夢の島では群雄が割拠している。
  • ヤスクニさん達は弱小勢力である。

 みたいな感じです。

 とりあえず。
 私たち大英帝国の目的は侵略です。
 こんな状況ですと覇権争いに巻き込まれそうなので覇権争いに参加することにしました。
 ヤスクニさん達の弱小勢力を応援して覇権を握らせてあげて、尚且つコモンウェルスの一員にしてあげる事にしました。
 そうです。今私が決めました。
 議会はともかく国王陛下は許してくれると思います。
 自分の国の国教を知らないくらいアレな感じのお方ですから。

 そんな事はそれはそれ、あっちの方に置いておいて、お茶会を楽しもうと思ったのですが――。

「ああ、ジョンがやられた!」

「落ち着くのだわ、シド! 指揮は引き継ぐのだわ! 」

 お茶会を楽しめない人でなし1号2号3号が何やらきな臭いを流し始めました。
 きな臭いの発生源を見るとジョンさんが血を流して倒れていました。
 専門用語で言うと七孔憤血だそうです。
 とにもかくにも。
 シドくんは顔面蒼白です。
 アンさんはもうどうでもいいです。
 ヤスクニさんは臨戦態勢をとっています。
 アイズさんは手持ちの荷物をがさごそ漁っています。
 私ですか?あまりの超展開に腰が抜けて動けなかったりします。

 じゃーん、じゃーん。

 シンバルを叩いたような音がすると――。

「げえ、あればシュウなのであります、ヤスクニ殿!」

「然り。気を気を引き締めるのだ、アイズ」

 アイコンタクトで以心伝心の二人を尻目に、私はあわわと狼狽える事しか出来ません。

「オーケー、キルユーベイベー。レストインピースってヤツだ」

 シドくんはその場でぴょんぴょん跳び跳ねて戦意を高リズムを取っています。手には魔法で具現化したベースが握られています。

「アーサー王、ガウェイン! 戦うのだわ! 二人の愛の力を見せつけるのだわ!」

 アンさんは魔法で召喚した円卓の主従らしき騎士二名を妖しげな眼差しで見つめてにやにやしています。

 何も出来ないでいる私の袖を妖精さんが引っ張ります。指差した方には――。

「夢の島岩礁は我らシュウのものなり! ゲルマン民族を移動させた吾の力をとくと見るなり!」

 シンバルみたいな楽器を楽しそうに叩いている男の子がいます。
 私には読めませんが『飛』と書かれた旗を背負っているみたいです。

「あの旗印は――パトリックちゃん。相手に不足ない」

 ヤスクニさんの不敵な笑みが印象的なので話は次回に続きますどっとはらい。



わたしによる設定説明

シュウ
周と表記します。中国共産党の独裁に反動して反発して復古した王朝です。
なんにせよお茶の産地なのは相変わらずかと。

パトリックちゃん
周の人です。コントンさん(誰?)の目鼻口耳の穴を開けて惨殺する程恐ろしい御方だそうです。
今回は敵なんですね。

ジョンさん
キャラが薄いから死ぬんですよ。アーメン。



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最終更新:2011年02月19日 20:39
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