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90話「修学旅行」

翌朝、教室


先生「来週、修学旅行へ行くぞ」

不良①「あ?どこに?」

先生「新潟県佐渡島だ」

進也「俺らも行っていいんですか?」

不良②「俺らいっつも置いてきぼりだもんな」

先生「今回は行き、帰り、宿は他のクラスと一緒だ」

不良③「他は別行動なのか」

磯谷「別にいーじゃん、少人数で動けるってわけだろ?」

坂城「そーいうことだな」

先生「んで、若月はどうなんだ?」



刃「んー・・・分かんねー」



進也「なんだ・・・このシステム」

坂城「・・・んで、これんのかよ」



刃「来週だろ、俺は行こうと思ってる」



先生「大丈夫なのか・・・?」



刃「さー、大丈夫だろ」



磯谷「だろーね、怪我人には見えないよ」














放課後、北の家


レイン「修学旅行?」

進也「うん・・・」

レイン「行けばいいじゃねえか」

進也「でもさぁ・・・何か怖いし・・・」

レイン「BLOOD関係なら心配すんな、前にも言ったがお前にはきちんと学生生活を送って貰いたい」

レイン「その協力はさせて貰うつもりだ、だからもし出先で何かあっても俺が片づける、心配するな」

坂城「さっすがレインさん、説得力が違います」

雪希「みんな・・・ちょっといい?」

磯谷「んー?」

雪希「ちょっと・・・画面見て」

進也「・・・BSNWって?」

レイン「裏社会ネットワーク、裏社会の基本情報を見るサイトだが・・・どうした?」

雪希「企業ランキングっていうのがあるの、BLOODやSEAS、N・Bは毎週上位にいるんだけど・・・これ」

坂城「光炎組じゃねえか」

磯谷「あれ、上位にいるじゃん」

進也「え、そんな感じなの?」

レイン「元々光炎組ってのは二代目BLOODの時にBLOODが巨大化し過ぎた為に勢力を分割する目的で作られたんだ」

レイン「だから勢力はBLOODが管理している、頭角を現さない様にしていたはずなんだ」

レイン「まあ光炎ユウがボスになってから徐々に上がってるってのは聞いてたが・・・この二週間の上がり方はすごいな」

雪希「レインさんも知らないんだ・・・」

レイン「あぁ・・・俺はシンの教育に専念するように言われてるからそういうのはノータッチなんだ」

坂城「じゃあその当人に尋ねてみるか?」

進也「あ・・・学校言えば鮫島さんいるかも‼‼」

レイン「いねぇよ、俺と鮫島はある場所へ招集されてる、俺もこれから行って来る」

進也「え・・・修学旅行は‼‼‼‼?」

レイン「悪いな、代わりにBLOODの職員を行かせるからそれで勘弁してくれ」

磯谷「何なら必要ねえよ」

レイン「ん?」

坂城「佐渡島って言えば自然や歴史の宝庫、研究者くらいしかいねえんすよ」

レイン「・・・ならいいか・・・」

磯谷「招集って?」

レイン「さぁな、俺と鮫島、セレナが招集されてるから・・・V絡みかもしれねえ」

レイン「だから今回は無理言って行かせて貰ったんだ、まあこっちは心配すんな、お前らはちゃんと楽しんで来いよ」

進也「あ・・・うん・・・ありがと」

レイン「まあ光炎組の件は俺から聞いておく」













一週間後、羽田空港


進也「うわーーーー凄い人‼‼‼」

坂城「おい磯谷、テメェちょっとは格好気使えよな」

磯谷「いーじゃん、かわいくない?」

坂城「目立ち過ぎなんだよ‼‼‼‼」



刃「お前ら行けてるだけいーじゃんかよぉ」



進也「刃・・・結局ダメだったの?」



刃「あー、医者のおっさんがダメって言うからさ」



坂城「そりゃ残念だったな」

先生「さて、では飛行機に乗るから付いて来い、はぐれるなよ」

磯谷「うぃーっす」









飛行機内


進也「うおおおぉぉぉぉぉぉ‼‼‼‼飛んでる‼‼‼‼‼‼」

坂城「・・・ZZZ」

磯谷「飛ぶ瞬間に寝ちゃうとは・・・勿体ないやつ」

進也「そういえば何度かヘリで飛んだけど・・・やっぱ飛行機の迫力は違うな・・・」

坂城「ふぁ~~~~・・・おぉ、飛んだか」

磯谷「なんで寝ちゃうかなぁ」

坂城「飛行機は滅多に乗らねえけどヘリなら何度も乗ったからな」

磯谷「そーなんだぁ、俺は楽しいけどな♪」











佐渡島


進也「到着‼‼‼‼」

坂城「きれいだな、さすがジャパンだ」

豪「ではF組を担当することになった平和維持委員会の香取豪だ、よろしく」

不良①「うぃーっす」

豪「F組は基本的には自由行動だ、旅館に居ても外に出ても構わない、ただしどこに行くかは事前に俺に知らせるんだ」

磯谷「唯君来てるって聞いたけど」

豪「唯は他のクラス担当だ」

進也「よし、結局今日はどこへ行く?」

磯谷「調べて来ちゃった、任せときな・・・海岸行って来るから」

坂城「じゃー行くか」

豪「ガイドブック持ってるな?」

磯谷「おう、もちろん」












進也「ハァ・・・ハァ・・・疲れた」

坂城「随分遠いんだな、夜までに帰れるのか?」

磯谷「俺の計算ではね」

坂城「それが信用ならねえんだよ」

磯谷「まー計算外なのはシン君の体力の無さかな♪」

進也「え‼‼?これでも結構頑張ってるんだけど‼‼‼‼‼‼‼」

坂城「そろそろじゃねえか?」

磯谷「おー・・・めっちゃ綺麗な夕日」

坂城「なんというか荘厳だな・・・心が落ち付く」

進也「すごいね・・・少し時間かけて来て正解じゃん」

磯谷「ダメだよ、これじゃ帰んの遅くなんじゃん」

進也「ご・・・ごめん・・・」

坂城「さて・・・そろそろ戻りたいが・・・もう少し見ていたいな」

磯谷「どーせ点呼間に合わねーし、ゆっくりして行こうぜー」

進也「いいのかな・・・」

坂城「もっと見ていたい気持ちを抑えて戻り怒られんのとたっぷりみてたっぷり怒られんの・・・どっちがいい?」

進也「まあ・・・そりゃ・・・・・・」














豪「まったく・・・何を考えているんだ‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼」


磯谷「さーせーん」

坂城「悪かったよー」

進也「ホントすいません」

豪「いいか、一時間半前には点呼だったんだ・・・」

磯谷「悪かったよぉ」

坂城「よし、飯行こうぜ」

進也「結構楽しみにしてたんだ♪」

豪「反省しろ‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼」








進也「うまい‼‼」

磯谷「さすがは国認定の宿だな」

坂城「ジャパンの料理は相変わらずレベルが高い」

不良①「お前ら何してたんだよ」

坂城「いやぁ・・・お前らじゃ味わえない景色をとことん味わって来たんだよ」

不良②「んだと‼‼‼‼‼‼‼」

磯谷「そーゆーこと、いやーきれいだったなぁ」

不良③「嫌みな野郎だぜ・・・」

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最終更新:2013年06月04日 07:42