進也「どこだ・・・ここ」
黒綱「さっき言ったじゃん、僕らが作った半径1kmの特殊空間さ」
レイン「ん・・・この空間・・・」
黒綱「この時代特有のVに有害な成分が無いんだ、まあサービスだよ」
黒綱「じゃあ出ない皆さんはそこのモニタールームに入ってくれる?」
疾風「・・・おいおい、信用出来るわけ・・・」
黒綱「君らに選択権は無いよ・・・だって僕らが開催したゲームに招待された客、僕の言う事は聞いて貰うよ」
モック「仕方ない、行くよ」
レイン「あぁ・・・シン、しっかりな」
進也「う・・・うん・・・」
カチャ
冴島「黒綱は入らねえのか?」
黒綱「だって僕はまだ説明が残ってるもん、終わったら入るよ」
刃「んで・・・あと何?」
黒綱「今からあっちに僕ら+テイルさん、そっちに君ら+アミィで行って貰う」
進也「それで・・・戦闘をするんだ・・・」
黒綱「そのサイコロの混色部分を長押ししてくれる?」
カチャ
進也「何・・・」
黒綱「それが君らの生存の印だ、背負っといてね・・・それが壊れたら戦闘権を失うから気を付けてね」
刃「なーるほど」
黒綱「勝利条件は人質に触れるか、相手の戦闘権を全て奪う事だ、五分後にそのリュックにアラームが鳴ったら戦闘開始ね」
進也「分かった・・・じゃあ・・・行こうか」
東地点、BLOOD側
アミィ「へぇ・・・案外ヒョロっちぃのね」
刃「でもまあ鍛えてあるからな♪」
冴島「若月ぃ‼‼ネクタイ結べぇ‼‼‼‼」
刃「俺一人じゃ結べないんだけど・・・」
冴島「仕方ねえなぁ・・・こっちこい‼‼‼」
赤羽「ハァ・・・暇」
ピピッ・・・試合開始
アミィ「フフ・・・」
ドクンッ
赤羽「君・・・今何かしたね」
アミィ「あんたらには手出して無いよ、うちの連中に私の居場所を生光で伝えたの」
刃「そっか・・・じゃあ作戦通り動くって事で」
冴島「ち、気に食わねえが・・・仕方ねえなぁ」
進也「俺と赤羽さんが・・・攻め」
刃「俺と冴島で・・・守り」
赤羽「神崎進也、行くよ」
進也「はい‼‼」
西地点、ティール側
テイル「へぇ・・・殺風景な空間ね」
ダイ「うっせぇなぁ・・・この女黙らせていい?」
百合「いけませんよ、彼女は人質・・・手を出すのは反則です」
バスク「んでどーすんだよ・・・戦闘始まっちゃったぞ」
百合「ダイ、あなたと私は残ります」
ダイ「いーのかよこんな負け犬に攻め任せて」
バスク「何だと・・・」
百合「まぁまぁ、とにかく・・・あなたも名誉挽回するなら1人で攻め落とした方がいいでしょう?」
バスク「そうだな・・・恩に着るよ」
バッ
ダイ「ホントにいぃのぉ?」
百合「黒綱様は我々のワンサイドゲームなど望んではいない、彼の醜態を晒し、我らが事を収めた方が少しは楽しんで頂ける」
ダイ「んな事・・・あの人はとっくに知ってんじゃね?」
百合「そうかもしれませんね・・・まあいいでしょう、既に始まった物は誰にも止められない」
モニタールーム
レイン「・・・このカメラどこの映像なんだ?」
黒綱「上からヘリを飛ばしててね、その映像さ・・・真ん中のは固定カメラ、中央地点だね」
黒綱「その辺は僕あんま分からないんだけどね、アハ♪」
ロット「まったくあんたって人は・・・」
疾風「さーて・・・どうでるかな?」
BLOOD側よりやや西
刃「♪♪♪♪」
冴島「なにノリノリになってんだ」
刃「分かってる・・・何か来るな」
冴島「向こうは気配を完璧に消している、つまり敵だな」
刃「誰が来るか」
ビュッ
冴島「ちぃ」
刃「冴島‼大丈夫か‼‼?」
冴島「お前に心配されるようじゃ・・・おしまいだ‼‼」
ギィン‼‼‼‼‼‼‼
バスク「ほぉ・・・さすがは10年以上もUBの隊長をしているだけの事はあるな」
冴島「黒綱の右腕・・・第一部隊副隊長バスクか」
刃「悪いけど・・・冴島から離れてくれよ‼‼‼‼」
バッ
バスク「先に言っておくが神崎に負けた時の俺とは別の人間だと考えてくれよ」
刃「そりゃどういう事だ?」
バスク「奴に負けた後、俺は力を手に入れたのだ・・・その幹部である貴様では勝てん」
冴島「どうする、若月・・・この機関での立ち位置はテメェの方が上だ、好きにしな」
刃「んじゃ、冴島は手出さないでくれ・・・俺一人でいい」
冴島「あぁ、俺もそれでいいと思うぜ、こいつが最弱な以上、他が来たら俺が相手するからな」
刃「なーるほどね」
バスク「後悔させてやる・・・この俺を最弱と呼んだ事をな‼‼‼‼」
カチャカチャカチャカチャカチャ
冴島「黒光シリーズか」
バスク「あると無いでは多少差があるので、一応な」
刃「んじゃあ・・・やるか」
カチャ
バスク「そんなボックス・・・見た事無いぞ」
冴島「そりゃそうだろうなぁ・・・こいつは初代の頃使ってた
BLOOD本社の跡地から出土した物だ」
冴島「そしてこいつを持って、リングをはめている以上・・・こいつはBLOODの正式な幹部って事になる」
冴島「ガーディアンが実質黒綱の本当の幹部だ、それに選ばれ無かったテメェと幹部・・・どっちが強いんだろうなぁ?」
バスク「肩書きで強さを決めるとは愚かだ、ガキ集団のボスとBLOODの幹部なら幹部の方が強いだろうが」
刃「俺話すの苦手なんだわ・・・言いたい事があるなら・・・剣を通して教えてくれよ」
バスク「なるほど、よかろう」
ギィン‼‼‼‼‼‼‼‼
バスク「いい刀持ってんな」
刃「こいつは大業物「幻風・天鮫刀」だ、親父の形見と同系列の刀なんだよ」
バスク「大業物か・・・随分良い物だな」
刃「俺の使う型を作った男が俺に授けてくれた刀だ」
バスク「そのBLOODの紋章が入ったボックスだな・・・まあいい、刀一本でどうこうなる戦闘では無いからな」
刃「一刀流」
桜吹雪‼‼‼‼‼‼‼‼‼
拳‼‼‼‼‼‼‼‼‼
刃「そのグローブ・・・堅いなぁ」
バスク「当然だ、最強の硬度を誇るボックスだからな」
中央地点
赤羽「さて、ここからは分かれて向かおうか」
進也「はい・・・分かりました」
バッ
モニタールーム
雪希「何でわざわざ分かれて行くの?」
豪「恐らくですが、委員長は1人で戦いたいんでしょう・・・今まで人の世話ばかりしていましたから」
レイン「あいつらしいな・・・問題なのはあのガーディアンに勝てるかどうかだ」
疾風「相手の誰が何処にいるかが分かれば、うちの隊長が一番いい作戦を提案してくれるさ」
坂城「大丈夫だ、シンなら何とかしてくれるさ・・・ついでに赤羽も」
華凛「ついで・・・?」
モック「まあ、彼はこちらの思い通りに動かない事の方が多いからな」
最終更新:2013年04月23日 18:40