BLOOD本社5階
華凛「コウ・・・セッド?」
セッド「起きたんだ・・・」
コウ「よー馬鹿女、起きるの遅いんだよ」
華凛「・・・ごめん・・・玲斗様・・・来てたの?」
華凛「そっか・・・会いたかった・・・」
セッド「精神世界で会ってるんじゃないの?」
華凛「精神世界では声しか聞こえないの・・・顔は出て来なくて・・・」
コウ「じゃ、10年前で会えばいーじゃんか・・・あいつらが呼んでるぜ」
セッド「地下で待ってるってさ」
華凛「うん・・・ありがと」
隣の部屋
赤羽「ふぅん・・・僕の好きな部屋だね」
豪「えぇ、この時代の委員長が設計から素材選びまでされてましたからね」
ユウ「お前好きだな・・・こういう和風な感じ」
赤羽「何で君もここにいるんだい?」
ユウ「まあ細かいことはいいじゃんか」
赤羽「世話になったね、10年後の豪」
豪「はい、お元気で」
ユウ「おい、俺も一応いるんだけど・・・」
赤羽「君に世話になった記憶は無い」
ユウ「相変わらず掴めないやつだぜ」
3階、医務室
雪希「・・・どうしたの?」
志保「あの・・・大丈夫ですか・・・顔色悪いですけど・・・」
雪希「傷治す為に生光を全部使っちゃって・・・貧血気味なの」
テイル「無理し過ぎよ・・・結局それじゃ意味無いじゃん・・・」
志保「ごめんなさい・・・私の為に・・・」
雪希「気にしないでよ、そういう状況だったじゃん」
テイル「ん・・・そろそろ行くらしいよ」
雪希「うん、分かった」
ドサ
志保「大丈夫ですか‼‼‼?」
雪希「・・・大丈夫・・・」
テイル「なわけないでしょ、肩貸すから・・・」
4階
刃「え・・・じゃあラルク達は帰っちゃったの?」
冴島「あぁ、まだ残党処理があってな」
アイ「ま、あいつは神崎に会うとやっちまいたくなるだろうしな」
刃「未だに根に持ってんのか・・・あいつ」
冴島「そりゃそうだろ・・・当然だ」
刃「んま、俺には一生関係ねーな、そーいう感情って」
アイ「だろうな、お前みたいな万年能天気男にはな」
刃「じゃ俺そろそろ行くわ、世話になったな」
隣の部屋
坂城「久しぶりだな・・・ハコノ」
亜門「ルイだよな・・・懐かしい」
疾風「数年前、北イギリスで勢力をのばしていた小規模機関イナモール」
疾風「首脳陣は全員頭脳派だったからそっち系で力を伸ばしていた、その首脳陣は互いをコードネームで呼び合った・・・なるほど」
亜門「瀬戸、お前詳しいな」
疾風「一度イナモールから依頼をされてな、不思議だったんで調べた・・・その直後に壊滅して首脳陣は全滅と聞いたが・・・」
坂城「俺もお前は死んだって聞いてたから・・・10年前で箱乃病院と聞いてビビったよ」
亜門「まあこの事は世間には黙っておくべきだ・・・今後あっても俺の事は亜門と呼べ」
坂城「あぁ・・・でも10年前のお前はそのこと知らねえんじゃねえのか?」
亜門「その点は問題ない、俺ら全員の意見として過去の人間にもこの戦闘の事を伝えるべきと言う事になったんだ」
疾風「そうだな」
坂城「んなこと・・・出来んのかよ・・・」
亜門「この時代の技術ならば多少次元を歪めるが、記憶にアクセスできる・・・同時間だと空間も歪むから出来ないが」
亜門「10年前の人間なら、タイムワープで多少歪んでいる為、さほど影響が出ないというわけだ」
坂城「すごいのな・・・」
疾風「この戦闘に参加した首脳陣全員な・・・あ、志保は除くみてーだけど」
坂城「なんで?」
亜門「10年前のあいつは裏社会の事は何も知らない、マサも隠してたみたいだからな」
坂城「なるほどな・・・じゃあまた会おう・・・」
6階
鮫島「しかし・・・10年前の神崎がこんなにガキだとは思わなかったぜ」
進也「それ・・・みんなに言われるんですよね」
月光「ま、事実だしな・・・」
進也「そこまで言われると10年前の2人にも会いたいなぁ」
鮫島「10年前の時点で俺は光炎に属してる、まあそれでもお前より強いと思うがな」
月光「どの時点に戻すのか知らんが、天心には所属していると思うぞ、まあ俺もお前より強いと思うが」
進也「ま・・・マジか・・・」
月光「当然だ・・・まあ今のこの会話も10年前の俺らに筒抜けなんだし、そのうちそういう機会も来るだろ」
鮫島「それから、一応言っておくが・・・もう一人のVには気を付けておけよ」
進也「え・・・どういうこと?」
鮫島「お前と会うかは分からんが・・・生徒のやりたい事がやばいことでも全力で後押しするような男だ」
月光「さて、レインが呼んでるぞ、そろそろ戻るんじゃないのか?」
進也「そうですね・・・修業に付き合ってくれてありがとうございました」
鮫島「相変わらず律儀な男だな」
月光「あぁ・・・とてもボスには見えん」
レイン「・・・さて、準備はいいか?」
進也「あぁ・・・うん」
坂城「いいっすよ」
モック「じゃあ・・・タイムワープをするよ」
刃「サンキューな、モッ君」
ヒュッ
テイル「・・・行っちゃったわね」
コウ「なに、寂しいわけ?」
テイル「別に」
モック「お・・・代わりに遺伝子状態で保管されてたこの時代のチームの人達が出て来たぞ」
刃(10年後)「ふぁ~~~~~・・・よく分かんねえけど勝てたんならよかった、10年前のシンもさすがだな」
坂城(10年後)「俺は結局会えなかったよ・・・雪希となら会ったな、若いってか幼かったぞ」
雪希(10年後)「・・・どういう意味?」
坂城「別に深い意味はねえよ」
刃「ハッハッハ」
赤羽(10年後)「黙りなよ、耳障りだ」
刃「そー言うなよ、10年前の俺らがあのティールを倒したんだぜ?嬉しいだろ」
赤羽「別に・・・」
華凛(10年後)「コウ・・・セッド・・・珍しいね、基地に来てるなんて」
コウ「しゃーねーだろ、玲斗さんに言われて来たんだから」
セッド「ま・・・仕事かな」
刃「あれ、そーいやシンとエージェントは?」
月光「先に外へ出たぞ・・・」
志保「あ・・・レインさん」
レイン(10年後)「・・・志保、うちの馬鹿が・・・変な事しなかったか?」
志保「いいえ・・・ただ・・・」
レイン「・・・ただ?」
志保「一度も名前では呼んでくれませんでした」
レイン「そうか・・・まあそうだろうな」
志保「はい・・・」
レイン「ちなみにさ・・・10年前の俺って・・・どんなんだった?」
志保「かっこよかったよ、私の為に命捨てるようなことしてくれた・・・」
レイン「あぁ、俺は命を捨ててお前を守る覚悟は・・・10年以上も前から出来てるんだ」
志保「そんな事されたら・・・私・・・」
レイン「・・・んで、うちの馬鹿はどこへ行った?」
志保「さぁ・・・でも恐らく・・・部屋へ行ったんじゃないんですか?」
レイン「なるほど・・・6階のシンの部屋・・・」
志保「相変わらず好きみたいですね♪」
レイン「10年前の家とそっくりだし・・・あいつにとっては落ち付ける場所なのかもな・・・・・・」
BLOOD本社6階
?「・・・・・・」
時は再び現在へ・・・・・・
最終更新:2013年05月09日 19:04