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79話「転校生」

北の家


進也「・・・・・・帰って来たんだ・・・」

刃「おぉ、そーだな」

坂城「・・・何かやっぱ落ち付くっつーか・・・なぁ」

雪希「うん・・・」

レイン「さて、今がいつなのかを把握しないとな」

雪希「パソコンの日付は・・・私がタイムワープした1週間後・・・」

刃「あの科学者さん、バッチリなタイミングで戻してくれたんだな」

レイン「確かに、ちゃんと日曜日に戻してくれたな・・・明日から学校に行けるじゃないか」

進也「あ・・・」







翌朝、教室


刃「♪♪♪♪」

不良①「マジかよ・・・お前強いな」

刃「そりゃ俺はオセロじゃ負けねえよ♪」

不良②「学年順位じゃ対等でもオセロじゃこんだけ差があんのな♪」

不良③「20点差・・・こりゃ半端ないな・・・」

不良①「じゃあお前らやってみろよ‼‼‼」

ガラガラ・・・


進也「お・・・おはようございます・・・」

不良①「おはようじゃねえよ、今何時だと思ってんだ‼‼‼‼‼‼」

刃「お昼休みだな、まあシンはしゃーねーな」

進也「ごめんごめん・・・あれ、坂城君も遅刻?」

不良②「坂城なら転校生連れて中庭に行ったぜ」

刃「あれ・・・こりゃまずい展開だな・・・」

進也「睨んで来たからシメた・・・みたいなことになりそうだもんなぁ・・・」

刃「中庭か・・・行ってみよーぜ♪」

進也「そーだね」











中庭


坂城「・・・回りの奴らは騙せても、俺の目は騙せねえぞ・・・磯谷春樹っつったな」

磯谷「んー・・・何が?」

坂城「お前、プロの殺し屋だな・・・俺もだ」

磯谷「へぇ・・・この平和な学校にプロがいるとはな・・・結構来た意味あったじゃん」

坂城「どういう目的だか知らねえが・・・」

カチャ


磯谷「・・・やる気?」

坂城「当然」

シャイン・グラビティ‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼


磯谷「・・・ガス欠だね、あんた」

カチャ


坂城「ナ・・・ナイフ・・・」

磯谷「俺の武器、仕込み鎚だ・・・中には大量の小道具が眠ってる・・・お前の負けだな」

進也「ハ・・・ハル君‼‼‼‼‼‼」

刃「坂城負けてんじゃんか」

磯谷「・・・やー、シン君じゃないか」

坂城「知り合いか?・・・お前・・・やっぱシンを狙って・・・」

磯谷「いや、それは関係ねーよ、前のがっこー退学になっちゃってさ、このクラスに来たの」

進也「え・・・ホントに?」

磯谷「小6までは鶴丘にいてさ・・・そのあと北海道のがっこー行ってたんだけど」

磯谷「せんせーに大怪我させちゃって、日本中のダメ生徒が集まるクラスに転校したの」

刃「大怪我って・・・いったい何したんだよ」

磯谷「よくバラエティで上からタライ落としたりすんじゃん?それ真似てやってみたら、首の骨折っちゃった♪」

坂城「ほぉ・・・なかなかワイルドだな」

進也「ハル君はめっちゃ強いんだよ・・・」

坂城「あぁ・・・プロとはいえ物凄い速さだったぞ」

刃「そんな強いの?」

進也「昔から俺1人暮らしだから、よく泥棒に入られてたんだけど・・・ハル君が退治してくれたんだ」

磯谷「たまたまだよ・・・」

坂城「こんだけ暴れたのに赤羽来ないな・・・」

刃「いつもなら飛んで来るのに・・・」

ズドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン


磯谷「・・・戦闘の匂いがするなぁ・・・」

進也「屋上だね」








カチャ


赤羽「ふぅ・・・・・・・・・何か用かい?」

ケイ「お・・・あんたら確かBLOODの10代目候補チームだな」

坂城「お前SEASの‼‼‼」

ケイ「船乗った時にいた子はいねーの?」

進也「雪希なら・・・中学生じゃないし・・・」

赤羽「さて、続きをしようか」

ケイ「おう・・・」

ピタ・・・


ミナト「そこまでだ、ケイ」

柴竜「ったく・・・何してんだよ」

ケイ「止めんなよ、白兎を天心に送って来いって言ったのお前だろうが」

ミナト「誰も戦闘して来いとは言って無いだろ、悪いなBLOOD」

進也「え・・・いや・・・・・・・・・あ、WINGネックレス‼‼‼‼‼‼‼」

刃「そーいや元々、SEASの物って言ってたな」

ミナト「・・・またな」

バッ








パフ・・・


先生「濡れ雑巾・・・貴様らだな」

不良①「ハッハッハッハ」

不良②「傑作♪」

磯谷「下らねえなぁ・・・」

不良③「・・・何か言ったか転校生」

磯谷「それじゃ低レベルだって言ってんの・・・」

グイッ


不良①「な・・・何すんだよ・・・」

磯谷(来週月曜日の朝・・・レベルの高いイタズラ見せてやるよ)







北の家


レイン「ん・・・おかえり」

進也「た・・・ただいま」

磯谷「おぉ、ここがシン君の家かぁ・・・いいじゃん」

レイン「・・・友達か?」

進也「まあね」

磯谷「あれ・・・あんた見た事あるな・・・誰だっけ?」

レイン「磯谷春樹だな、だいぶ前に一度会った」

進也「え・・・そーなの?」

レイン「疾風の弟子だろ?俺は疾風の同僚だ」

磯谷「あぁ、せんせーの知り合いか、思い出したわ・・・何人かで来た事あったな」

レイン「まあだいたいの話は盗聴したんで知ってるんだが・・・何かの依頼だろ」

磯谷「10代目BLOODのマネージャーとして雇われたんでね、来たんだ」

進也「んな‼‼‼‼」

磯谷「あれ・・・玉森雪希さんっていないの?」

レイン「用があるのか?」

磯谷「この部屋に住んでるって書いてあったから・・・どんな人なのかなぁと」

進也「あれ・・・そういえばいないね・・・どうかしたの?」

レイン「さぁな、あいつは俺らの事を本部に報告する役目も担ってる、その処理で昨日遅くまで起きてたみたいだからな」

磯谷「お、この部屋か?」

進也「ハル君‼‼ちょっと・・・雪希は事情があってね・・・」

磯谷「あっそうなの?」

レイン「お前の家を用意しようか」

磯谷「あ、いや、刃君の部屋に入れて貰うことになってるから」

進也「そーなんだ・・・」










南の家


坂城「ここに住む‼‼‼?」

磯谷「あー、大丈夫だよ、依頼の報酬金から家賃は払うから」

刃「あれ、じゃあそれって居候って言わなくない?」

磯谷「まー細かい事は気にすんなって♪」

刃「あ、そーだ・・・俺明日さぁ、出掛けるから」

坂城「あ?どこ行くんだよ」

刃「竹刀ボロくなって来ちゃったから買おうと思ってさ」

坂城「分かったよ、俺もシンの家に行く予定だけど・・・お前どーする?」

磯谷「そーだねー・・・とりあえず来週月曜日のイタズラの材料調達して来なきゃいけねーし、手続きもあるから外出するわ」








翌朝、北の家


進也「雪希ーーーー」

レイン「起きて来ないだろ、まだ2時間くらい前まで起きて作業してたぞ」

進也「そーなんだ・・・」

カチャ


坂城「よう」

進也「おはよう坂城君」

レイン「飯食ってけよ」

坂城「あざっす」






坂城「ふぅ・・・ごちそうさまです」

カチャ


雪希「・・・おはよう」

レイン「おう、飯食うか?」

雪希「うん・・・食べる」

進也「いつも夜遅くまで何してるの?」

雪希「え・・・えっと・・・」

レイン「俺らの事本部に連絡してるって言っただろ、一回で覚えろ馬鹿」

進也「あ・・・ごめん・・・」

レイン「ま、俺に隠し事は出来ねえってことだ」

雪希「はい・・・」

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最終更新:2013年05月10日 18:38