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82話「挨拶」

翌朝、学校


進也「おはようございまーす・・・」

磯谷「よーシン君」

坂城「あと五分で始まるぞ・・・・・・三時間目が」

カチャ


進也「おはようございます」

先生「よし、授業を始め・・・」

ズドーーーーーーーーーーーーーーーン


坂城「な・・・なんだ?」

磯谷「引っ掛かった♪」

グッ


先生「んな・・・」

ドサ


先生「磯谷‼‼‼‼‼‼」

不良①「これがレベルの高いイタズラか」

磯谷「そーいうこと、面白かった♪」

進也「すごいね・・・タライ買いに行ったって言ってたもんね」

磯谷「まーね♪」









放課後、校庭


先生「まったく・・・タンコブ出来ちまったじゃねえか」

磯谷「悪かったよせんせー」

進也「俺・・・関係無いですよね・・・」

先生「お前は遅刻の常習犯だからついでだ」

坂城「なら俺関係無くね・・・」

先生「テメェも遅刻の常習犯だろうが‼‼‼‼‼」

磯谷「だーから悪かったって♪」

進也「てか何で校庭なんすか・・・」

先生「室内だと・・・どーも逃げられる傾向にあるんでな・・・まあもう遅い、帰れ」

磯谷「ういーっす、お疲れっした」

進也「さようなら」

坂城「うい・・・」

ダッ


磯谷「お・・・」

ナギ「これはこれは・・・学生生活楽しそうですね、シンヤ君♪」


進也「ナ・・・ナギさん‼‼‼」

坂城「こいつが・・・鈴原ナギ」

リキ「本日は正式な挨拶に参りました」

磯谷「挨拶?」

セレナ「・・・」

ナギ「九代目ボスより正式な依頼が来てね、君らを撃てと」

進也「え・・・マジで・・・」

ナギ「とは言ってもいきなり殺したりしないよ、もっと楽しみたいんですから♪」

リキ「ナギ、仕事だぞ」

ナギ「分かってますよぉ・・・じゃあシンヤ君、一度手合わせして頂けます?」

進也「手合わせって・・・戦うの‼‼‼‼?」

坂城「未来で修業してんだ・・・やってやれよ」

磯谷「せっかくだからシン君の実力見たいし♪」

セレナ「お仲間はそう言ってますが・・・どうします?」

進也「分かりました・・・どうせいつかはやらなきゃいけないみたいだし・・・」

ゴクンッ


ナギ「いいですねぇ、その覇気」

進也「始めっから全力で行く‼‼‼」

ゴオオオオオオオオオオオオオオオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ


ナギ「おぉ・・・炎ですかぁ・・・綺麗ですね」

進也「お前はいいのか?」

ナギ「ええ、いきなり全力で出来るほど体力無いんで♪」

進也「舐めやがって・・・」

JETムーブ‼‼‼‼‼‼‼‼‼


ナギ「うん・・・悪くないけどさ・・・」

進也「よし‼‼‼」

フレイム・ナックル‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼


ナギ「ハハハ、非力ですね」

バシッ‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼


磯谷「ヒュー・・・やるなぁ」

坂城「簡単に受け止められちゃったよ・・・」

進也「あれ・・・生光が・・・」

ナギ「もうおしまいですか?思っていたより弱いんですね、シンヤ君って」

進也「く・・・まだだ‼‼‼」

ナギ「無理しないで下さい、体が動かないはず」

進也「そんなこと・・・ない」

JETムーブ‼‼‼‼‼‼‼‼‼


ナギ「速度・・・落ちてますよ」

ダッ


リキ「・・・ナギの方から前に出た・・・」

進也「く」

バキッ


進也「う・・・」

ナギ「避けない・・・」

ブレイク・カウン・・・・・・


進也「‼‼‼‼‼‼‼‼‼」

ナギ「なるほど・・・生光を吸う技でしたか・・・」

坂城「生光が移動していない・・・」

磯谷「なんか隠し技だったのか?」

坂城「あぁ・・・いまいちよく分かんないけど・・・不発だったらしい」

進也「なんでだ・・・」

ナギ「残念でしたね、僕には生まれつき生光が無いんです・・・」

進也「マジかよ・・・」

磯谷「じゃあ生光無しであの攻撃止めてたのか・・・凄いな」

ナギ「では・・・死の世界へお連れ致しましょうか・・・」

リキ「まさか・・・おいナギ‼‼まだ前に使ってから3日もたってないんだぞ‼‼‼‼‼‼‼」

セレナ「まあまあ、彼がいいのなら・・・それでいいでしょう」

進也「・・・生光が・・・出ない・・・」

ナギ「虚無の空間にて・・・全てを失うがいい」


DEATH-FIELD



坂城「なんだこれ・・・」

磯谷「‼‼‼‼」

バッ


レイン「ふぅ・・・間に合った」

進也「ありがとう・・・」

セレナ「天心町で部下が監視していたというのに、それを振り切り間に合うとは・・・さすがです」

レイン「何のつもりだ・・・」

ナギ「正式に・・・任務が来たので・・・」

バタッ


リキ「ナギ‼‼‼‼‼‼」

セレナ「やはり・・・持たなかったか」

進也「ハァ・・・ハァ・・・」

ナギ「まあ、正式なご挨拶を・・・」

リキ「休んでろ、俺が話す」

磯谷「前は敬語だったな・・・どういうことだ?」

リキ「レンを挑発する為にそうすることにしていただけ」

リキ「まあとにかく、こちら側から仕掛けるのはこれまでだ」

レイン「・・・どういうことだ」

リキ「いずれ嫌でもそちらから仕掛ける事になるというわけだ」

進也「そんなわけ・・・」

セレナ「・・・どうでしょう」

レイン「何する気だ・・・」

セレナ「もう何もしませんよ、仕掛けは完了しています」

進也「あの空間に入った瞬間・・・わずかに出てた生光が・・・消えたんだ」

リキ「虚無の空間DEATH-FIELDは体から出た生光を全て消滅させるんだ」

ナギ「また会いましょう・・・シンヤ君」








刃の病室


レイン「天心に行ったのは、鑑定結果を聞きに行ってたんだ」

磯谷「何か分かったのか?」

レイン「あぁ・・・刃の刀には・・・誰の指紋もついてなかった」

坂城「誰の指紋も?」

雪希「刃君も触って無いってこと?」

レイン「そういうことになる・・・」

進也「・・・なんで・・・」

磯谷「犯人の策略か?」

レイン「いや、刃にこれほどの怪我を負わせる奴の策にしてはあまりにも安易だ」

坂城「どうすればそんな状況に・・・・・・わざわざ拭いたとも考えづらい」

磯谷「じゃあ・・・刃君がボックス出してから手に取るまでにやったとか?」

レイン「理論上は可能だが、刃の実力を考えれば・・・そんな事出来る奴は・・・・・・」

進也「・・・・・・」

雪希「レインさん・・・ボス・・・どうしたの?」

進也「・・・ちょっと待って・・・」

レイン「あぁ・・・俺も一つ思いついたことがある」

磯谷「・・・何よ」

坂城「お前ずっと一緒にいたんだろ?」

進也「あの空間内にいなきゃ・・・きっと分からないよ」

レイン「俺も一瞬入った時はゾッとした・・・」

磯谷「空間・・・」

坂城「N・Bの仕業ってことか‼‼‼?」

レイン「刃がボックス開けた瞬間に生光を失う空間だったとしたら・・・説明がつく」

進也「さっき・・・前に使ってから3日もたってないって言ってたし・・・可能性あるよ」

坂城「だからあいつら・・・放っておいてもこっちから仕掛けるみたいなこと言ってたのか」

磯谷「確かに・・・放っておく訳にはいかなくなっちまったな」

進也「うん・・・刃・・・」

坂城「そうと決まれば準備しようぜ」

レイン「待て・・・お前らは今週ちゃんと学校へ行って貰う」

磯谷「こんな時にがっこーとか言ってる場合じゃないんじゃないか?」

レイン「いや、俺の指導指針に反する・・・今週末までに俺はあいつらの居場所などを調べておくから少し空けるぞ」

進也「分かった・・・ありがとう、レイン」

坂城「いいのかよ、今すぐ行かなくて」

進也「だって・・・レインがダメって言ったら・・・行けないじゃん」

坂城「そりゃまあそうだけどよぉ・・・」

磯谷「・・・ま、焦っても仕方ない・・・あいつらも任務である以上、逃げることは無さそうだし」











翌朝、学校


坂城「あ?・・・またやんのか・・・いたずら」

磯谷「まーね」

進也「ホントにやるの?・・・懲りないね・・・」

磯谷「俺の生き甲斐の一つだからね」

カチャ


?「おはよ・・・」

ヒュッ


磯谷「避けた‼‼・・・ってあれ?いつものせんせーじゃないな」

進也「あ・・・」

坂城「お前は‼‼‼‼」

鮫島「今日からこのクラスの副担任をする鮫島隼人だ」


不良①「あのタライ避けやがった・・・」

不良②「やるな・・・あの先生」

進也「鮫島さん‼‼‼?」

磯谷「おぉ・・・やるじゃんあの人」

鮫島「磯谷春樹・・・疾風の件で一度会ったな」

不良③「なんだよ、あいつらと知り合いなの?」

磯谷「まーね」

鮫島「担任の先生は多忙なので、たまに俺が代わりに授業を受け持つ」

女生徒「あの人・・・サラサラ茶髪さんとフェラーリのってた人じゃん‼‼」

女生徒「ホントに‼‼‼?」

鮫島「・・・さて、授業を始める」

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最終更新:2013年05月16日 08:04