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91話「ジェスター隊」

坂城「ふぅ・・・食った食った」

磯谷「こりゃ旅行したら太るわけだな」

進也「おれ・・・もう・・・動けないんだけど」

坂城「お前はうまいうまいって言って食い過ぎだ、体格が違うのにお前が一番食ってんだぞ」

進也「うん・・・」

磯谷「やっぱ食後には運動だよな、卓球やろーぜ」

進也「え・・・」

坂城「仕方ねえな・・・付き合ってやるよ」









カンッ


坂城「ち」

カンッ


磯谷「おっと」

カンッ


坂城「これでトドメだ‼‼」

カンッ‼‼‼‼‼‼‼‼‼


進也「おぉ‼‼‼‼」

磯谷「あっちゃー・・・やられた」

進也「18vs16・・・坂城君の勝ちだね」

磯谷「ふぅ・・・だいぶ汗かいたな・・・シン君一回も勝って無いけど♪」

坂城「馬鹿‼‼‼‼‼」

進也「結構頑張ったんだけど・・・点数的に倍以上負けちゃった・・・」

磯谷「シン君分かり易いんだよね、右に撃つ時は右ガン見だし」

進也「んな‼‼‼早く言ってよ‼‼‼‼‼」

チッ


坂城「・・・おい、テメェ今舌打ちしたろ」

?「静かな宿でワーワー騒ぐんじゃねえよ中坊」

?「ホントだぜ、超迷惑」

磯谷「へぇ・・・やっちゃう?」

坂城「ったり前だ・・・舐められっぱなしじゃ胸くそ悪い」

進也「ちょっと2人ともやめなよ‼‼‼」

?「中坊が・・・イキるなよ」

豪「何してんだお前ら‼‼‼‼‼‼」

磯谷「んげ・・・」

?「・・・だれ?」

豪「彼らの保護者のような立場だ、申し訳無い」

?「まーいいじゃん、俺らもそろそろ点呼だぜ」

?「あぁ、だな」









平和維持の部屋


豪「彼らはイタリアのアズール高校の生徒だ」

進也「あずーる?」

豪「イタリアきっての不良学園で殺人による退学者も三年に一度ほど出ているらしい」

坂城「そんな学校がなんで佐渡島に来てんだよ」

豪「さぁ、恐らく俺達と同じだ」

磯谷「修学旅行か・・・」

豪「恐らく君らなら彼らに勝てるかもしれないが、ここで問題を起こすと国を巻き込む可能性すらある」

豪「だから止めたんだ・・・いいか、ここでの戦闘はBLOODにとってもプラスになるとは思えない」

坂城「まあ・・・今冷静に考えればな」

磯谷「そーだね」

豪「では以後気を付けてな」









坂城「まさか海外の学校と同じ宿とはな」

進也「まずいよね・・・ガラ悪そうだし」

磯谷「おいおい、俺らも人の事言えねえじゃん」

坂城「自分らで言ってちゃまずいだろ」

ドカ


坂城「痛ってーなー・・・どこ見て歩いてんだよ‼‼‼」

磯谷「おい、さっそくアズールの連中じゃねえか」

進也「やめなよ坂城君‼‼‼‼」

?「あーごめんごめん、怪我はないかい?」

坂城「あ?・・・あぁ」

?「フレイ、どうした」

フレイ「ジャパンの中学生にぶつかっちゃってね」

?「無視しとけばいーだろ、相変わらずだな」

進也「あ・・・不良学校にもいい人いるんだ・・・」

磯谷「へぇ・・・」

フレイ「あれ・・・シュキ、就寝までどれくらい?」

シュキ「そうだなぁ・・・一時間ってところだ」

フレイ「あんたら時間大丈夫?」

磯谷「へ?」

進也「まあ・・・三十分くらいは」

フレイ「ちょっと話がある」

坂城「あ?・・・あぁ、いいけど」










テラス


フレイ「ん~~~・・・風が気持ちいいなぁ」

シュキ「はぁ・・・時間も無いんだし、言えよ」

フレイ「あんたら・・・BLOODのボスチームだろ」

坂城「・・・まさか・・・テメェらも裏関係者か‼‼‼」

磯谷「やっべぇな・・・俺らまだ怪我してんのに」

進也「・・・どうするつもりですか?」

フレイ「俺はブロード・フレイ、こっちはダーグ・シュキ・・・」

フレイ「俺ら二人ともう一人加えて・・・光炎組ジェスター隊、あんたらの味方だ」

坂城「光炎組‼‼‼?」

進也「ユウ君の‼‼‼‼‼‼?」

磯谷「なんだ・・・よかったぜ」

坂城「ジェスター隊・・・聞いた事ないけどな・・・」

フレイ「だろーね、光炎組の表舞台には出れないからさ」

シュキ「おいおい、いいのかよ・・・一応俺らの存在はトップシークレットなんだぞ」

フレイ「いいじゃん、こいつらは・・・特に進也」

進也「は、はい‼‼‼‼」

フレイ「俺とお前は共通の師を持ってるから、問題無い」

シュキ「共通の師?・・・お前の師って鮫島だろ」

進也「俺も未来では鮫島さんに世話になりました」

坂城「なれなれしいぞお前」

フレイ「まーそう言うなよ・・・なぁ進也、お前は覚えてねえかもしれねえけど、俺ら一回会ってんだぜ」

進也「そーなんですか‼‼‼?」

フレイ「ユウと一緒に一回な、まあ俺も未来の事をユウに教えて貰うまで忘れてたんだけど」

シュキ「ま、一回会ってても会って無くても初対面とは異常に軽く接するからあんま関係無いと思うがな」

磯谷「ま、俺はそーいう人・・・嫌いじゃないけど♪」

坂城「おい、そろそろ時間だぞ」

フレイ「あぁ、一応言っておくけど、あんたらの旅行邪魔する気は一切ないんで、そのつもりで」

進也「え・・・?」

フレイ「鮫島から今朝連絡があってさ・・・お前らと同じ宿泊先になるが、決して邪魔はするなと言われたんでな」

坂城「なるほど・・・」

シュキ「当の鮫島も来てると思ってたんだけどな」

フレイ「そーだな」

進也「レインと鮫島さんは招集されたって聞いたけど」

シュキ「招集?」

磯谷「Vセッテ絡みかもって言ってたぜ」

フレイ「なるほどな・・・そりゃ大事だ」

シュキ「じゃあまたな、また仕事で会うかもしれねえし」

磯谷「おー」










部屋


進也「面白い人達だったね」

坂城「まぁな、俺は好かねえ・・・ああいう優男は」

磯谷「俺はああいう軽い人種、結構好きだけど」



刃「へー、面白い人に会ったんだ・・・どんな人?」



進也「光炎組のジェスター隊っていうんだって」



刃「へー」

雪希「もしかしたら、最近光炎組が勢力上がってるのってその人たちが原因なのかな?」



坂城「光炎ユウとは昔からの知り合いっぽかったぜ」

磯谷「そーだな」

進也「じゃあ関係ないのかも」



刃「お前らから送られて来た写真見たぜ、いいなぁ」

雪希「きれいだね」



磯谷「明日も行こうと思ってんだ」

坂城「三泊四日の初日があの写真だ、最終日はさすがに行けないが、あと二枚は送れるだろう」



刃「羨ましいぜちくしょう」



進也「刃は怪我治すのに専念してね」

磯谷「そーだぜ、無理しちゃダメだよな」

坂城「お大事にな」



雪希「何隊って言ったっけ?」



進也「ジェスター隊・・・だけど」



雪希「ありがと、こっちで調べておくから楽しんでね」



磯谷「お、気が効くじゃん、かーわいい♪」



雪希「え・・・」



坂城「お前・・・分かり易く顔真っ赤だぞ」

進也「ハル君ダメだよ・・・」

磯谷「いーじゃーん、思った事言えば」

カチャ


豪「就寝だ、寝ろとは言わんが電気消して電子機器は全て電源切ってくれよ」

進也「はーい」

坂城「じゃーな若月」



刃「おう、おやすみ」



磯谷「ばいばい雪希ちゃん」



雪希「あ・・・うん」

プツッ


進也「じゃあ寝よっか」

磯谷「えー、せっかくゲームとか持って来たんだけどー」

進也「電子機器ダメなんじゃないの?」

坂城「破ってこそのルールだからな、やろうぜ」

進也「いいのかなぁ」

磯谷「別に明日ハードなことするわけじゃねーじゃん、起動♪」

坂城「へぇ・・・格ゲーか」

磯谷「俺楽しみだったんだよね、刃君から借りて来た」

坂城「俺もそれはやったことねぇなぁ・・・シンは?」

進也「うぅん・・・俺も無いな」

磯谷「お、なら丁度いいじゃん♪」

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最終更新:2013年06月04日 07:45