三日後
柴竜「お前らいいのか・・・学校行かなくて」
エレン「俺ら、特待生だからな♪」
ミナト「特待生?」
シオン「狙撃学校には、実際に銃や大砲を持つ狙撃部とそれをサポートしたり、銃弾などの知識を学ぶ銃学部があるんだ」
シオン「俺は銃学部、エレンは狙撃部に所属してんだよ」
エレン「各部にはそれぞれ全学年で5名の特待生がいて、学費免除のほかにいくつかのアドバンテージがある」
翔平「お前ら優秀なんだなぁ」
シオン「まーね」
エレン「お前今日は「弾」持って来たんだろ?」
シオン「あぁ・・・柴竜って言ったっけ・・・やろうか」
柴竜「おう、ちゃんと見とけよテメェら」
ミナト「分かってるよ」
柴竜「先行は譲ってやるぞ」
シオン「そりゃどうも」
バッ
柴竜「弾を・・・そのまま投げて来た‼‼‼‼?あいつと比べりゃ随分安易なトラップだな」
シオン「別にトラップじゃねえよ」
バッ
柴竜「ま、こっちからも攻めるぜ」
獅王・・・
ケイ「‼‼‼‼‼‼」
ギュッ‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼
翔平「草が・・・抑えつけてる‼‼‼‼‼?」
柴竜「なんだこりゃ・・・」
竜「・・・弾って・・・草のことだったのか」
シオン「勝負あったな・・・これが俺の戦闘だ」
ミナト「活性の生光で草を伸ばしたり増やしたりしたわけか・・・」
シオン「その通りだね」
柴竜「あの一瞬でこれだけ増やすとは・・・相当生光を物にしてるな」
シオン「んまーね♪」
‼‼‼‼‼‼‼‼‼
ケイ「ぐ・・・またこの地震か・・・」
シオン「もう慣れちゃったけど何か怖いよね」
ザッ
エミ「あ・・・レナ‼‼‼‼‼?」
レナ「・・・あんた達・・・こんなにすぐまた会う事になるとは・・・」
ミナト「航海士島の女剣士じゃねえか」
翔平「お、やっぱり仲間になりたくなったのか?」
レナ「そうじゃない‼‼‼」
ケイ「相変わらずかわいいなぁ」
レナ「黙れ女ったらしが‼‼‼」
竜「・・・知り合いか」
レナ「本当に・・・鬼鮫を仲間にしたのか・・・」
柴竜「何しにこの島に?」
レナ「うちの学校の生徒が二人、狙撃学校へ転校するからその手続きをしに来たんだ」
シオン「あぁ、そういえばそんな事前に言ってたような・・・」
エレン「そーだっけ?」
翔平「おい、あれ見ろ‼‼‼」
ミナト「洞窟から・・・煙?」
柴竜「何事だ?」
レナ「・・・さっきの地震で火事に・・・いや、洞窟内だから無いか・・・」
エレン「せっかくこんな面子でいるんだし、ちょっと調べに行くか」
エミ「み・・・みんなで行くの‼‼?」
柴竜「別にいいだろ」
シオン「俺も・・・遠慮したい・・・かな・・・」
竜「よし、全員で行くぞ」
レナ「・・・マジで・・・?」
洞窟内
エミ「暗いし・・・煙くさいし・・・気味悪いよ・・・」
ミナト「やっぱ懐中電灯一個じゃ足りなかったか・・・」
柴竜「仕方ねえだろ、船に備え付けてあっただけ奇跡だ」
ケイ「だなー・・・俺らに用心深いとか・・・マジで縁の無い言葉だし♪」
竜「俺は本当にこいつらと一緒になってよかったのだろうか・・・」
翔平「ま、それだけの実力を持ってるってことさ」
シオン「マジで不気味でくさい・・・やっぱ強引にでも外で待ってりゃよかったかな・・・」
エレン「じゃー今から一人で戻りなよ」
シオン「怖くて戻れないよ‼‼‼」
エミ「非常識人の集まりの中で・・・やっと常識人に出会えた気がする・・・」
レナ「確かに異常ね・・・だいたい、自分らに関係無いなら放っておけばいいのに・・・」
ミナト「目の前で洞窟から煙出てたら入るだろ・・・普通」
エミ「いや、普通入らないから」
翔平「・・・・・・分かれ道だな」
竜「洞窟の中の分かれ道か・・・意味深だが・・・どうする?」
ミナト「分かれるしかねーよな」
柴竜「せっかくこれだけの人数がいるわけだし」
ケイ「煙は右側の穴から来ているな・・・ただ左側には人が出入りした跡があるぞ」
シオン「怖えーーーーーーーー‼‼‼‼‼‼‼」
柴竜「時間の無駄だ、せーので指さしてそっちに行くということにしよう」
煙が出ている右側:ミナト、柴竜、エミ、シオン
足跡がある左側:翔平、竜、ケイ、レナ、エレン
ミナト「地下だから通信は使えない、まぁまた後でな」
翔平「おう」
左ルート
ケイ「足跡はまだ続いてんな」
エレン「この島に生まれてからずっと住んでるが、この洞窟は入った事無い・・・何があるんだ」
レナ「こういう事には首突っ込まないのが一番いいと思うんだけど・・・」
竜「そんなのはもっと前に言えよ」
翔平「ま、前に言ってて俺らが行くのをやめたかって言われると、別の話だが・・・」
竜「そりゃそうだな」
レナ「・・・もし煙があったとしたら・・・この足跡は見えないよね」
ケイ「まぁ・・・そうだな・・・どうかした?」
レナ「いや・・・少し引っ掛かっただけ・・・一瞬・・・罠のような気がした」
エレン「なるほど・・・侵入者の勢力を分散させる目的だと?」
レナ「まぁね・・・可能性の話」
翔平「どういうことだ?」
エレン「つまり、ここには誰かがいて、見られたくない何かがあるってわけだ」
レナ「何度も言うけど可能性の話よ、何か証拠があるわけじゃない・・・ただの推論」
翔平「可能性でいい、頭に入れておいて損はないだろ」
竜「もしその話が本当だとすれば・・・俺達はハメられたってことか?」
ケイ「そういうことになるな・・・まぁこれほど用意周到な人間が相手だとすると、面倒だ」
エレン「まぁ・・・それほど強い人間がこの島にいるとは考えられないけど・・・」
レナ「どうだろうね」
右ルート
柴竜「煙がどんどん濃くなってる・・・何があるんだろうな」
ミナト「さぁ・・・楽しくなって来た」
シオン「いやぁ・・・怖くなって来た」
エミ「ホントに常識人ね・・・あんた」
シオン「いや、まあ普通の感想だと思うが・・・」
柴竜「おい、静かにしろ・・・何かある」
ミナト(・・・研究室かなんかか?)
エミ(なに?)
柴竜(・・・なんだろうか・・・)
左ルート
翔平「・・・行き止まり・・・」
竜「ち、罠だったか‼‼」
ケイ「戻るぞ」
エレン「マジかよ・・・」
レナ「急ごう」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
エレン「何事だ‼‼‼‼?」
ケイ「分からんが・・・土砂崩れだとしたらまずいぞ‼‼‼」
竜「あぁ、ここにいる「誰か」のしわざである可能性が非常に高い‼‼‼」
翔平「だとすると・・・入り口が塞がれてるのかもな」
レナ「とにかく戻ろう‼‼‼」
謎の研究所
エミ(‼‼‼)
ミナト(・・・どうした?)
エミ(この研究・・・)
柴竜(なんだ)
エミ(・・・許せない・・・これは・・・人の命を吸って動く兵器の研究よ)
シオン(んな・・・そんな事出来んのかよ‼‼)
いるのは分かっている・・・入って来い
ミナト「・・・・・・いや、たまたま煙が出ているのを目撃したもんでな」
?「・・・役人じゃなさそうだな」
柴竜「あぁ、違うぞ」
?「・・・用が無いなら立ち去ってくれ・・・私は国連の者だ」
エミ「その研究・・・本当に国連が認可してるの‼‼‼?」
?「私の研究をその歳で理解するとはなかなかだなお嬢さん」
シオン「おいおいやめとこうぜ」
柴竜「ここまで来たら引き下がれねえよ」
?「そうだな、この研究を知ってしまった以上、生きて帰すわけにはいかん」
ミナト「先手必勝‼‼‼‼‼‼」
グラビティ・フィールド‼‼‼‼‼‼‼‼‼
?「フフ」
バッ
柴竜「研究者にしては・・・なかなかの身のこなしだな」
?「私はかつて陸軍に所属していたことがある・・・それなりには動けるぞ」
ミナト「現役の俺らに勝てんのかな?」
?「頭を使う戦闘もあるのだよ、少年少女諸君」
最終更新:2013年06月27日 18:44