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112話「オックス島の秘密」

誰かと思えば・・・ミナトじゃねえか‼‼‼‼‼‼‼‼‼


ミナト「よぉ・・・大森猛」

シオン「オオモリタケル・・・聞いた事あるな」

猛「オックス島に来るのも久々なんじゃねえか?・・・ケイと柴竜も一緒か、俺に用だろ?」

柴竜「そうらしいぜ」

猛「後ろの連中もお知り合いか?」

ケイ「あぁ、そうだ」

翔平「確かに・・・半端ない覇気だな」

猛「何の用だ?・・・話なら船内で・・・おぉ、いい船持ってんじゃん」

エレン「俺が作ったんだぜ♪」

猛「やるなぁ・・・」

柴竜「こっちだ、ついて来い」











船内


竜「一つの国がこれほどの軍事力を持っているとは驚いた」

猛「こいつらもお前らの仲間って事は信用していいんだよな?」

ミナト「あぁ、大丈夫だ」

猛「この島の人間が使う「~式」っていう戦闘法があるんだ」

ケイ「例えば一式、二式、三式って感じだな」

猛「そう、んでその技を記した「十式の書」ってのがこのオックス島に隠されている」

猛「それを狙って海賊や国連がしょっちゅう来るんだ、だから俺らがこうして警護してんのよ」

エレン「なるほどな・・・」

ミナト「とりあえずこの調査書に記入をしてくれ、一緒に来てくれるなら書かなくてもいいんだけど・・・」

猛「この頃、国連の軍艦がうろついてるんだ、ちょっと厳しいな」

柴竜「しかし・・・猛、お前また腕上げたみたいだな」

猛「まあな・・・やるか?」

ケイ「悪いが時間はあんま無いんだ」

猛「そうか・・・・・・はい、書いたぞ」

ミナト「じゃあ俺らは本部へ帰還する」

翔平「俺らも行った方がいいのか?」

ミナト「いや、結構だ・・・俺達と一緒に行動するのはここまで、一緒に帰るならそれでもいいぞ」

竜「どうする?」

翔平「しばらくこの島にいようと思ってる、何か面白そうじゃん」

エレン「あぁ・・・そうだな」












翔平「何だか世話になったな、お前ら」

ケイ「別に大した事してねーよ」

ミナト「じゃーなお前ら‼‼‼」

柴竜「・・・フフ」

エミ「じゃーね‼‼‼‼」

シオン「またなー‼‼‼‼‼‼」

竜「・・・面白い連中だったな」

エレン「ホントだよ」

猛「俺はこれから警備に戻る、これ持ってけ」

レナ「何?これ」

猛「入国許可証みたいな感じだな、俺が許可した事になってる」

翔平「何から何まですまないな」

猛「いやいや、まあゆっくりしてけよ」












翔平「とりあえず飯食うか」

レナ「本当に誰も料理出来ないの?」

竜「お前の眼には俺らが料理出来そうに映ってるか?」

レナ「いや・・・」

エレン「でもさっきのレナの料理もうまかったけどな」

レナ「お手伝い程度の味よ」

翔平「あぁちょっといい?」

おじさん「ん?何だい?」

翔平「この島でおいしい店ってどこにあるのかな?」

おじさん「そりゃ島矢だよ」

竜「島矢・・・それどこにあるんだ?」

おじさん「そこの角を右に曲がって少し行ったところだ、凄い行列でビックリするぞ」

レナ「ご丁寧にありがとうございます」

おじさん「いやいや」

エレン「行ってみよーぜ」










総合料理亭「島矢」


ウェイター「いらっしゃいませ・・・・・・この島の入国許可証はお持ちでしょうか」

翔平「あ、これか」

ウェイター「ありがとうございます、四名様でよろしいでしょうか?」

竜「あぁ」

ウェイター「かしこまりました、こちらへどうぞ」

エレン「へぇ・・・結構綺麗な店だな」

レナ「ところどころに穴が開いてるのは・・・気にならないの?」

翔平「結局は飯が美味けりゃ問題無い」

竜「・・・・・・五目チャーハンで」

エレン「んー・・・ヒレかつ定食」

翔平「マルゲリータピザとクリームミニパスタ」

レナ「え・・・じゃあ・・・そば大盛りで」

ウェイター「かしこまりました」

竜「さすがは総合料理亭・・・和洋中と様々な料理があるもんだ」

エレン「だな、ジャパンのたこ焼きまであるじゃん」

翔平「ロシアンたこ焼きかぁ・・・それも頼む」

ウェイター「了解いたしました」

レナ「あんまり良いイメージは湧いてこないけど・・・」

竜「気になってたんだが、この島何で動くんだ?」

エレン「確かに漕いでる人はいなかったよな」

レナ「さっき聞いたわ、どんな島にもあるとある金属のせいらしいの、その金属は互いに反発するんだって」

翔平「なるほど、その金属同士が反発するおかげで島へ近付かず、波で流れているわけか」

竜「へぇ」

ウェイター「お待たせ致しました、ロシアンたこ焼きでございます」

エレン「ちょうどいいな、4つか」

竜「いただきます」

翔平「うまいなこれ」

エレン「これが・・・たこ焼きか」

レナ「ん・・・あれ・・・辛‼‼‼‼‼‼‼‼‼」

竜「・・・?」

レナ「うあぁ・・・ゲホッゲホッ・・・超辛い‼‼‼‼‼‼‼‼‼」

翔平「なんだなんだ?」

エレン「レナの食ったやつ、中身が超赤いぞ」

竜「なるほど、ロシアンたこ焼き・・・ロシアンルーレットの要領なわけだな」

レナ「ゲホッ・・・ゲホッ・・・冷静に・・・分析すんな」

翔平「ロシアンルーレット?」

エレン「例えば4つの銃弾をセット出来る銃に、1つだけ実弾を入れるんだ」

エレン「それを頭に向けて撃つか、壁に向かって撃つかを決める・・・まあその昔流行った度胸試しみたいなもんだ」

翔平「へぇ、それをたこ焼きでやったわけか、こりゃ面白い」

レナ「ちょ・・・ま・・・」

竜「ま、運が悪かったと諦めるんだな」

翔平「それしかないな」

エレン「確かに」

レナ「お前ら・・・いい加減にしろ‼‼‼‼‼」

ズドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン


竜「刀ブン回すんじゃねえよ‼‼‼‼‼」

レナ「許さん・・・人を散々バカにして‼‼‼‼‼」

エレン「レナが暴れだしたぞ‼‼‼‼‼」

翔平「そりゃ怖いわ・・・」

レナ「人を化け物みたいに言うな‼‼‼‼‼」

ウェイター「お待たせ致しました」

エレン「んまそー‼‼‼」

竜「いただきます」

レナ「ハァ・・・口が少し落ち付いた・・・すごい食べやすい」

エレン「おぉ・・・油乗ってんなぁ・・・」

竜「パラッパラだな・・・実にいい仕事をしてる」

レナ「おいしい・・・あれ、どうしたの翔平」

翔平「うめーーーーーーーーーーーーーーーー‼‼‼‼‼‼‼‼‼」


竜「た・・・確かにうまいが・・・」

翔平「ミニパスタ食ってみろよ、マジうまいぜ」

レナ「・・・・・・超おいしい・・・他のもおいしいけどこれは別格ね」

エレン「まじで?・・・・・・ホントだ・・・めちゃくちゃうめえ」

翔平「ピザもうまいんだけど、このパスタ半端ないんだよ‼‼‼‼」

竜「そんなに違うもんなのか?・・・・・・・・・うん、違うな」

翔平「だろー‼‼‼‼‼?」

おばさん「あんた、当たりを引いたね」

翔平「当たり?」

おばさん「この店には一人だけ凄い腕の料理人がいるの、どのタイミングで出て来るか分からないんだけどね」

エレン「なるほどね、これがその人が作ったパスタなんだ」

翔平「マージかよ、レナと違って俺ツイてるじゃん‼‼‼‼‼」

レナ「黙れ‼‼‼‼‼」

竜「また暴れるのか‼‼‼‼?」

レナ「今度ばかりは許さん‼‼‼‼‼‼‼‼‼」

うるせぇ‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼


竜「・・・・・・あ?」

?「俺の同級生くらいの年代のやつらは静かに飯も食えねえのか?」

エレン「だれ?」

?「料理長だ、お前らみたいのがいるから俺らの世代は悪く言われんだぞ」

翔平「飯食ってるだけだろ」

?「静かに食え、全く喋るなとは言わないが、もう少し静かにしろ、回りに迷惑だろうが」

レナ「あ、すいま・・・」

エレン「いーじゃん・・・堅い事気にすんなよ」

?「堅い事じゃねえよ・・・常識だ」

竜「随分感じ悪い店員だなぁ・・・」

?「あ?・・・やるか?」

店員「クロを止めろ‼‼‼‼‼また店で暴れてるぞ‼‼‼‼‼」

クロ「うるせぇ‼‼‼‼‼騒いでる客に文句言って何が悪い‼‼‼‼‼‼‼‼‼」

翔平「俺らは海賊だぞ‼‼‼‼‼ワイワイやって何が悪い‼‼‼‼‼‼」

クロ「あ、海賊なのか・・・ならいい」

竜「いいのか・・・」

エレン「それはそれでどうなんだ・・・」

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最終更新:2013年07月05日 20:17