アットウィキロゴ

120話「プライド」

一週間後


翔平「え‼‼?手配書‼‼‼‼」

竜「一週間眠り続けた割に・・・元気そうだな」

翔平「攻撃自体はほとんど貰ってねえからな、生光と体力切れだ」

クロ「んな・・・俺もかよ・・・あの店は政府の人間も利用すんのに・・・」

国王「その点は全く問題ないぞ」

クロ「は?」

国王「今回の件で、オックス島は国連から脱退した、もうあの店に来る事はないだろう」

猛「マジかよ、大丈夫なのか?」

国王「大丈夫じゃないのか?警備隊」

猛「まぁ・・・大丈夫だとは思うが・・・」

フレイ「え?俺も懸賞金上がったの?」

ユウ「よかったなフレイ」

アイ「へぇ・・・結構な額じゃんか」

翔平「なぁ、せっかく賞金首になったんだし」

エレン「なんだ・・・せっかくって・・・」

翔平「クロ、俺の仲間になれよ」

竜「歓迎するぞ」

クロ「・・・・・・何度言わせるんだ・・・俺は行かない」

翔平「来いよー」

クロ「行かん‼‼‼」

翔平「頼むよー」

クロ「ハァ・・・困ったなぁ・・・」

エレン「もう一度でいいから考えてみてくれねえか?」

クロ「・・・・・・・・・おい翔平」

翔平「ん?」

クロ「俺と戦え・・・お前が勝ったらなってやるよ・・・仲間に」

国王「・・・お前・・・」

翔平「いいのか、お前は攻撃食らってんだろ?」

クロ「いいぞ・・・ただし、俺が勝ったら二度と勧誘すんな、諦めろ」

翔平「分かった」

竜「おいおい、なんでそうなるんだよ」

エレン「お前ら自分の体分かってんのか?」

翔平「あぁ」

クロ「勿論」









翔平「行くぞ」

クロ「あぁ、来いよ」

ダッ


クロ「・・・」

シュート‼‼‼‼‼‼‼‼‼


クロ「く・・・」

翔平「・・・やはりな」

エレン「やっぱあいつ・・・動きが悪いぞ」

竜「そりゃそうだ・・・」

クロ「ち」

覇掌‼‼‼‼‼‼‼‼‼


翔平「おっと・・・」

シュート‼‼‼‼‼‼‼‼‼


クロ「・・・おい・・・」

翔平「なんだよ」

クロ「今・・・わざと外したな・・・どういうつもりだ」

翔平「お前こそどういうつもりだよ・・・今・・・手抜いて戦ってんだろ」

エレン「・・・?」

竜「分かり易いよ・・・あいつら2人とも」

クロ「手なんて抜くわけねえだろうが・・・怪我でそう見えるかもしれねえが・・・」

翔平「いや・・・俺には分かる」

クロ「・・・」

翔平「戦いに手を抜く男は俺の船にはいらねえよ・・・じゃあな」

バッ


クロ「ち・・・・・・」

国王「クロ・・・」

クロ「ちょっと待て‼‼‼‼‼‼‼」

翔平「・・・フフ」

クロ「あーもう・・・分かったよ・・・こうすりゃいいんだろ」

スッ・・・・・・


エレン「頭・・・下げた・・・」

竜「ハハ・・・あいつ・・・男じゃねえか」

クロ「俺を・・・お前らの・・・その・・・仲間に・・・入れてくれ」

翔平「どーするお前ら‼‼‼‼‼」

エレン「俺はいいぞー‼‼‼‼‼」

竜「・・・あぁ」

翔平「・・・じゃあ歓迎するよ・・・US海賊団に」

クロ「あぁ・・・ありがとよ」

翔平「最初からそう言えよ」

クロ「・・・俺のプライドが許さなかった・・・それだけだ」

猛「だからわざわざ勝負を仕掛けて負けるつもりだったんだな」

クロ「言うなよ恥ずかしい」

エレン「そーいや手配書の時も気になってたんだが・・・USってなんだ?」

翔平「UNDER SEASの略、竜と話してたんだ」

クロ「それ・・・UNDER BLOODのパクリじゃねーのか?」

竜「まぁ・・・俺も言ったんだが・・・」

翔平「いーじゃねえか、かっこいいだろ」

クロ「まぁ別にいいが・・・」












ユウ「もう・・・船を出すのか?」

アイ「本部から連絡が来てな・・・早急に戻れとの御達しだ」

フレイ「じゃー仕方ねえな」

国王「後から光炎組本部にきちんと礼を言う・・・ありがとう」

シュキ「俺らは任務をこなしただけ・・・礼を言われるほどの事はしてない」

竜「また会おう」

アイ「あぁ・・・」

翔平「久々に会えてよかったよ・・・」

フレイ「そうだな、お前も随分強くなった」

ユウ「じゃ・・・出港すんぞ‼‼‼‼‼」












クロ「レナ・・・起きないな」

翔平「いつまで寝てんだよあいつ・・・」

竜「あいつ怪我凄かったもんな」

エレン「あぁ」

医者「あの・・・レナ様なら数日前から起きておられるのですが・・・」

翔平「じゃあ言えよ」

医者「怪我が酷く・・・とても面会など出来ませんので・・・」

竜「ふぅん・・・どれくらいで治る?」

医者「いやぁ、分かりませんが・・・だいたい一週間で歩いたりは出来ると思います」

エレン「医者が船にいりゃすぐにでも出港出来るんだけどな」

国王「君らの船には船医の1人もいないのか・・・」

クロ「非常に不安極まりないな」

翔平「まー何とかなるっしょ」

竜「船長がこんなんだから不安になるのは分かる」

カチャ


レナ「ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・」

翔平「おう、おはよう」

医者「な・・・何をされてるんですか‼‼‼」

エレン「どういうつもりだよ・・・」

レナ「さすがに・・・そろそろ・・・出ないと・・・」

猛「なぜそこまで焦る・・・船なら心配いらないぞ」

レナ「・・・私のために待ってもらうわけには・・・」

竜「よし、じゃあ出ようか」

国王「何を言ってるんだ‼‼‼‼」

猛「・・・本気か?」

翔平「まぁ・・・レナがいいなら」

レナ「うん、行こう」












港


国王「本当に大丈夫なのか?」

レナ「ええ・・・」

エレン「お前・・・結構・・・重いのな」

レナ「うっさい‼‼‼」

竜「世話になったなオックス島」

猛「ミナト達によろしくな・・・あ、別行動中か」

翔平「そうだな、会ったら伝えておくよ」

国王「結局君らにも世話になったな」

翔平「んじゃ・・・行くぞ‼‼‼‼‼‼出港だ‼‼‼‼‼‼‼‼‼」

国王「・・・面白い子たちだな」

猛「いいんすか・・・クロ」

国王「彼には・・・詫びの言葉しか見つからないが・・・」

猛「・・・発疹熱病ですか」

国王「何年も前になるが・・・クロや両親の海賊船がここに来た時に流行った流行病だな」

国王「それで彼の両親は亡くなった・・・その事件を期にこの島では医学を学ぶ人が増え、結果医学が進んだんだ」

国王「だがあいつはこの島に恨みを持っているだろう・・・だから船に乗ったのかもな」

猛「それはどうだろうな」

国王「?」

猛「この島の為に料理人になったり、書を守る為に戦ったりしたのは・・・もう恨みなんて無いからだと思うが」

国王「そうか・・・そう言ってくれると気が楽だよ」

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2013年07月17日 14:02