アットウィキロゴ

121話「日本人村」

翔平「・・・おぉ、いい匂いして来たな」

クロ「出来たぞ、大皿の特大盛り」

竜「うまそーだな」

エレン「ヒュー♪」

レナ「ちょ・・・私にも頂戴・・・」

クロ「ほらよ、しかしこんな物食って大丈夫なのか?」

レナ「お医者さんには座ったり立ったりしなければいいって」

竜「じゃあ翔平、船長らしく挨拶くらいしろよ」

翔平「んじゃまあ・・・そうだなぁ・・・オックス島の戦闘は各々お疲れ‼‼‼」

翔平「新しい仲間クロも迎えて・・・んー・・・乾杯だ‼‼‼‼‼」

乾杯‼‼‼‼‼‼‼‼‼


竜「さすがだな、レナのまかないとはえらい違いだ」

レナ「比べんな‼‼‼‼痛っ・・・」

エレン「暴れずおしとやかに暮らせって教訓だな」

レナ「うっさい‼‼‼‼‼」

翔平「ってか酒とかねえの?」

クロ「さすがに未成年にも程があるしな、せめて中学出るくらいまで歳取らなきゃ無理だ」

竜「ま、そりゃそうだろうな」

エレン「しっかし医者がいねえってのは不安だな」

翔平「別にだいじょーぶだろ」

クロ「んで、この船はどこへ向かってるんだ?」

翔平「どこって・・・なぁ?」

レナ「そんな事考えなくていいってみんな言うから・・・」

クロ「マジかよ・・・それ大丈夫なのか?」

翔平「だいじょーぶだろ」
















一週間後


竜「甘い・・・まだまだだ・・・」

ヒュッ・・・ヒュッ・・・


エレン「凄いでかい棒振ってんなぁ・・・」

翔平「あんなのどっから持って来たんだか・・・」

竜「自前だ」

レナ「ふぅ・・・やっと立てる様になった」

クロ「食料がそろそろ尽きて来たな・・・おいお前ら‼‼‼」

翔平「ん?」

クロ「何か釣ってくれ、今日から毎食自分で釣れ‼‼」

エレン「マジかよ」

竜「ハァ・・・ハァ・・・まだだ」

レナ「うわ‼‼竜は何してんの‼‼‼‼?」

竜「修業中だ・・・気が散るから寄るな」

レナ「そんなでかいの振ってたら船が持たないよ‼‼‼‼‼‼」

クロ「とはいいつつ一週間ほど振り続けて持ってるからな」

翔平「・・・あ、あれ陸地じゃねえか‼‼‼?」

竜「お、じゃあ風呂入って着替えて来る」

ドスンッ‼‼‼‼‼‼‼‼‼


レナ「置く時気を付けてよ‼‼‼‼穴開きそうだよ‼‼‼‼」

グッ


エレン「おっかかった‼‼‼‼‼」

クロ「大物釣りあげろよ」

エレン「上がるぞ‼‼‼」

翔平「でっけーなぁ」

クロ「マグロだな・・・こりゃ今晩の食事だな」

レナ「昼は?」

クロ「せっかく上陸するんだから島の飯食うだろ?」

エレン「ふぅ・・・さて・・・じゃあ上陸すっか‼‼‼‼」

翔平「だな」

クロ「待て待て、全員で行くわけにはいかないだろ」

翔平「なんでだよ」

レナ「船番必要でしょ?」

エレン「公平にくじでいいだろ」

竜「あ?何が?」

レナ「上着てよ‼‼‼」

竜「別にいいだろ、上陸する時には着るよ」

バッ


翔平「さて・・・外れ引いたの誰だ?」

竜「俺だ、結局船番かよ」

クロ「風呂入った意味なかったな」

エレン「じゃー行くぞー」

レナ「ちょっと待って‼‼‼このままいく気‼‼‼‼?」

クロ「何か問題あんのか?」

レナ「あんた達指名手配されてんの忘れないで‼‼‼」

翔平「んで、具体的にはどーすんの?」

レナ「まずあんたの靴論外だから・・・通り名が赤足な以上、赤い靴履くのやめて」

翔平「無理だ、この靴が俺の誇りだからな」

レナ「あーそう・・・じゃあ・・・せめてメガネかサングラスとマスクしといて」

クロ「ハッハッハ」

レナ「笑ってんな‼‼‼あんたも一緒よ‼‼‼」













翔平「暑いんだけど・・・」

クロ「そりゃ・・・こんだけ着てりゃな・・・」

エレン「んでここは何て国だ?」

レナ「インドよ・・・でも、噂と随分違うみたい」

クロ「ここは・・・日本人村・・・そうか、ジャパンの人間がここに移り住んだってわけか」

翔平「ジャパンねぇ・・・随分温厚な人達みたいだな・・・居心地は悪くない」

クロ「・・・この店、いい匂いがする・・・ここにしよう」

レナ「だいたい、コックがいるんだから船で作ればいいじゃ無い」

クロ「俺もまだまだ未熟、色んな店を回って俺の知らない料理を身に付ける必要がある」

カチャ


店員「いらっしゃい」

クロ「四人なんだが」

店員「えぇっと・・・・・・・・・では別館の個室へご案内いたします」

翔平「へぇ、別館の個室って凄いな」










レナ「いいわね、VIPみたい」

クロ「いい設備だ」

エレン「そうだな・・・じゃあ・・・何頼む?」

クロ「この店のオススメ、四人分で」

店員「かしこまりました」

翔平「いいのか?そんな簡単に決めて」

クロ「オススメを頼むのが一番いいに決まってる」

レナ「そーなんだ」









カチャ


店員「失礼致します、この店では薬膳料理が好評ですので、三種茸の薬膳鍋をお持ち致しました」

レナ「おいしそう‼‼‼」

エレン「ちょうどいいじゃねえか、船医もいない事だし免疫力上げとくべきだ」

翔平「これで800円とは、だいぶ安いな」

クロ「むしろこの値段で経営が心配だよ」

レナ「凄いおいしいよ‼‼‼‼」

クロ「いいシェフがいるじゃねえか・・・うまいが・・・・・・・・・」

翔平「だな、あったまるぜ・・・体にもよさそう」

エレン「だな」












別館、キッチン


シェフ「別館507号室の客・・・四人全員「例の」鍋を食ったそうです」

料理長「今回ターゲットは?」

シェフ「女は店に入る前に財布を確認してるから辞めた方がいい」

シェフ「他の男が金を持っているとは思えんが・・・」

料理長「まぁいい・・・最悪女の財布にも手出せ」

シェフ「しっかし可愛い子だな・・・女に手出しちゃ駄目っすか?」

料理長「ダメだ、あいつらは懸賞金付きの海賊、財布を回収したらそのまま縛って国連へ突き出せ」

シェフ「了解、じゃあ連絡します」










ズドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン


料理長「何事だ‼‼」

シェフ「もしもし‼‼‼‼‼回収部隊‼‼‼‼‼‼‼」



回収部隊「ぐ・・・あ・・・」

ドサ




シェフ「おい‼‼‼‼‼・・・・・・何者かにやられた様で・・・」

料理長「まさか・・・いや、鍋に入れている睡眠剤は二時間は眠り続ける劇薬だぞ」

シェフ「どう・・・しましょ・・・」

ズドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン


料理長「ぐ・・・何だ・・・」

翔平「随分舐めてくれたな」


クロ「これほど強力な睡眠薬なら舌に触れた瞬間に分かる」


料理長「馬鹿な・・・」

翔平「んー・・・お前」

?「は・・・はい・・・」

翔平「どういう事だか説明して貰おうか・・・お前らの会話は記録に残ってんだよ」

?「あ・・・えっと・・・」

料理長「ち、逃げるぞ‼‼‼‼‼」

シェフ「はい‼‼‼‼‼」

クロ「待てコラ‼‼‼‼‼」

ピーーーーーーーー‼‼‼‼‼動くな‼‼‼‼‼‼‼‼‼


翔平「あれって・・・国連じゃねえか」

クロ「馬鹿・・・レナかエレンが通報しやがったのか?」

翔平「まぁいいや・・・とにかく巻くぞ‼‼‼‼‼」

クロ「だな・・・よし、こいつを連れて行こう」

ガシッ


?「え・・・ちょ・・・」

翔平「エレンが既にレナ連れて船に戻ってる筈だ」

クロ「あぁ、ちょっとこっち来るなよ国連‼‼‼‼‼」

斬蹴‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼












船


陸軍「な・・・」

ズバッ


陸軍「聞いてません大佐‼‼‼‼‼あんなのがいるなんて‼‼‼‼‼」

大佐「く・・・こいつは・・・・・・鬼鮫か‼‼‼‼‼」

竜「役不足だ、出直して来い」

バッ


エレン「おいおい何事だ‼‼‼‼‼」

竜「知らねえよ、陸軍が来てんだ・・・誰が通報したんだよ」

レナ「知らないよ」

竜「まぁいいや」

斬鮫‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼


竜「掃除完了・・・お、あいつらも戻ってきたな」

クロ「よし、相手が陸軍なら一回海へ出よう」

翔平「だな」

エレン「連れてんの誰?」

?「・・・・・・」

クロ「店の奴だ、事情聞く為に連れて来た」

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2013年07月18日 10:40