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135話「森と町と砂漠」

数日後


エレン「いよいよ明日だな」

レナ「うん、来たよ・・・大会概要」

クロ「参加人数・・・80組か・・・」

竜「フィールドは半径4km、中心部にある建物のどこかに財宝が隠してあるんだな」

夏希「それを探して本部へ報告すれば勝ち、それをそのまま持って帰れる・・・」

翔平「面白い・・・場所はここでいいのか?」

レナ「えぇ・・・微かにだけど建物が見える・・・」

クロ「そーだな・・・とりあえずお前ら、今日中に英気を養っとけ」

翔平「んめー‼‼‼‼」

エレン「うま‼‼‼」












翌朝9時


クロ「さて・・・いよいよだな」

竜「問題は足だな、ジャングルの中に入るなら車は使えない」

エレン「まーいいっしょ、条件はみんな一緒だ」

翔平「さーて・・・開幕だ‼‼‼‼‼‼」

ブーーーーーーーーーー‼‼‼‼‼レース開始‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼


クロ「っしゃ‼‼‼‼‼‼行くぞ‼‼‼‼‼‼‼‼‼」

夏希「・・・はい」

エレン「盛り上がって参りまっしょうっ‼‼‼‼‼」

翔平「行くぞ‼‼‼‼‼‼‼‼‼」













ザッ


エレン「何か忍者みたいだな、枝の上移動すんの」

レナ「仕方ないでしょ、下は泥沼、何がいるか分かんないよ‼‼‼‼‼」

竜「無駄口叩くな、そんな事は入る時に確認しただろうが」

クロ「お前ら遅えよ‼‼‼‼さっさとしろ‼‼‼‼‼」

翔平「ホントだよ、パーティは始まっちゃってるかもしれねえんだぞ‼‼‼‼‼」

夏希「ハァ・・・ハァ・・・」

レナ「ちょっとは・・・こっちに・・・気遣ってよね」

翔平「あれ・・・何か・・・明るいぞ」

エレン「・・・町‼‼‼‼‼‼?」

クロ「いや、人が住んでいる訳じゃ無さそうだ・・・恐らく廃墟だろう」

竜「ここが中心部か?」

レナ「いや、恐らく違うよ・・・まだ4kmはさすがに進んでない」

翔平「まあとりあえず進んでみようぜ」














レナ「全然人に会わないね」

竜「いや、さっきから怪しい目がこっち見てる・・・恐らく敵チームだ」

クロ「嫌な気分だな・・・しっかし他の連中はなぜ動かず監視してるのか・・・」

翔平「それは今考えても分かんないだろ、とにかく進もうぜ」

バッ


夏希「こ・・・これは・・・」

エレン「砂漠‼‼‼‼?」

竜「ここから先は一面砂漠地帯か・・・」

クロ「それでか・・・さっきの連中が出無かったの」

夏希「今ここで出たら他のチームから集中砲火食らいますもんね」

エレン「どうするの・・・このままじゃ硬直状態だぞ」

翔平「行くしかないだろ・・・このまま様子を伺ってても仕方ない」

レナ「本気‼‼‼?」

クロ「ま、それがいいだろ」

エレン「時間の無駄だもんな」

竜「面倒なのはゴメンだ・・・」

レナ「・・・そうね、行きましょう」

グッ


クロ「その足じゃ・・・文字通り足手まといだ」

レナ「・・・・・・」

竜「足怪我してんな」

エレン「無理すんなって、ここで休んどけよ」

レナ「でも・・・」

翔平「夏希とここにいなよ」

夏希「わ・・・私は」

クロ「お前も隠さなくていいぞ、足限界なんだろ」

夏希「・・・・・・はい」

竜「レナの治療しながらここで待ってろ」

エレン「ただ、この場所も安全ってわけじゃないからさ、気を付けろよ」

レナ「うん・・・ごめん」

竜「作戦はどうする?」

クロ「ある筈の建物までダッシュするしかないだろ」

翔平「それが一番分かり易い」

エレン「とりあえず煙幕は投げるぞ」

竜「それいいな、頼むわ」

バッ











翔平「早速銃声がし始めたぞ‼‼‼‼」

竜「一刀流」

水飛沫‼‼‼‼‼‼‼‼‼


クロ「頼むぞエレン」

エレン「はいよ」

SMOKE BOMB‼‼‼‼‼‼‼‼‼


翔平「一気に行くぞ‼‼‼」

竜「あぁ」

クロ「おう‼‼‼‼」

エレン「っしゃ‼‼‼‼」










夏希「はい、あとは安静にしていて下さい」

レナ「・・・ごめんね・・・」

夏希「私こそ・・・まだ足が・・・」

レナ「フフッ結局私たち、置いて行かれちゃったわね」

夏希「うん・・・あの人たちは凄いね・・・何ていうか・・・常識ってのが全く通用しない・・・」

レナ「そうね・・・あいつらはとことん変わってるのよ」












30分後


エレン「でっけーなぁ・・・」

竜「2~3kmしか離れて無いここまで30分もかかっちゃったな」

翔平「やっぱ航海士いないと俺ら無理だな」

クロ「石で出来てるな・・・かなり高いけど硬度は大丈夫なのか?」

エレン「でも、宝がこの中にあるなら・・・登らないわけにはいかないだろ」

翔平「よし、行くか」

竜「入口は?」

エレン「さぁ・・・まあ俺ら無法者には入口なんて関係ねえよ」










竜「雑な入り方だぜ・・・」

翔平「壁を起爆なんて・・・まぁいいか」

エレン「気持ちのいい入り方だったぜ」

クロ「しかし・・・ホントに不安だぜ・・・ところどころ穴が開いてるじゃねえか」

竜「外の砂塵が中にも及んでいる・・・」

翔平「こういう場合ってやっぱ頂上にあるよな」

エレン「ま、そう考えるのが妥当だよね」


ドンッ‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼



クロ「‼‼‼‼」

翔平「なんだ・・・今の音・・・」

エレン「とんでもなくでかい爆発音だったぞ・・・」

竜「どういう事だ・・・どこで何が起こった?」



ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ




翔平「轟音‼‼‼‼‼?」

竜「く・・・今この建物・・・砂嵐にでも襲われてんのか‼‼‼‼‼‼‼?」

クロ「今は耐えろ‼‼‼‼‼」

エレン「そりゃ耐えるけどさぁ・・・何なんだよこれ‼‼‼‼‼‼」

翔平「知らねえよ‼‼‼‼‼もしかしたら運営側の妨害行為かもしれねえ‼‼‼‼‼‼‼」











クロ「・・・・・・・・・ふぅ・・・やっと止んだな」

竜「ち、何が起きたんだ」

エレン「分からん・・・‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼」

翔平「どうした?」

エレン「見てみろよ・・・外・・・」

クロ「んな・・・」

竜「ウソ・・・だろ・・・」

翔平「町部分が・・・無い」

クロ「さっきの爆音で・・・消し飛んだとでもいうのか・・・」

エレン「・・・これは火薬のにおい・・・そう考えるのが自然かな」

竜「自然って・・・それじゃあいつらは・・・」

翔平「戻るぞ‼‼‼‼‼‼‼」

竜「待て‼‼‼‼‼‼‼」

翔平「・・・何でだよ」

竜「あいつらは大丈夫だ、お前は仲間を信用出来ないか?」

翔平「無傷とは考えづらいだろ‼‼‼‼‼」

竜「どうしても心配なら行けよ・・・俺は先へ進む」

翔平「お前・・・」

竜「どうせ無事だ、時間の無駄だろ?」

クロ「珍しく同意見だな、俺も上へ行く」

エレン「俺は戻るぜ、そもそも翔平1人じゃ不安すぎる」

翔平「じゃあそっちは頼んだぞ」

クロ「りょーかい」

竜「あぁ」

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最終更新:2013年08月06日 20:20