地下2階通路の奥
冴島「・・・・・・通路の先が見えたな」
竜「どこに通じてんだ?」
レナ「さぁね・・・怖いから先行ってよ」
冴島「分かったよ・・・・・・・・・大丈夫だ、来い」
竜「よいしょ・・・部屋?」
レナ「ここって・・・砂漠手前の町跡じゃん」
冴島「最初からここを通れば回りの集中砲火に合わずに済んだって事か」
竜「所詮結果論だ・・・しっかし何でこんな通路が・・・」
レナ「運営用の通路だったんじゃない?隠してあったけど爆破の衝撃で壁が壊れて現れたって感じじゃん?」
冴島「筋は通ってるな・・・」
・・・
冴島「避けろ!後ろだ!」
竜「な!!!!!!!」
レナ「何で!!!!!!?」
冴島「おかしい・・・」
レナ「何が?」
冴島「壁はどこも崩れてないのに・・・斬撃が来るなんて」
竜「おい・・・これは・・・」
冴島「斬れてるが・・・壁は崩れてない・・・」
レナ「どうして・・・」
本物の斬撃は無駄な破壊はしないもんさ
レナ「誰!?」
冴島「爺さん?」
竜「さっきの斬撃はこいつが!?」
?「いかにも」
冴島「・・・マジかよ・・・」
竜「面白い・・・受けて立つ」
レナ「ちょっと!」
冴島「ま、この通路を譲るわけにはいかないな」
レナ「ホントに言ってんの?」
竜「冗談は言わない」
冴島「確かに」
?「決まったようですな・・・いざ、勝負」
バッ
13階
翔平「ぐ」
泉「お前らそんなバラバラで勝てるとでも思ってんのか?」
翔平「どういう意味だよ」
泉「帝士はお前を巻き込むし、あいつはいつでも逃げれるようにしている」
夏希「そんなこと・・・」
泉「最大の問題は、全員一丸になって戦ってるつもりのやつがいることだな」
翔平「黙れ」
泉「親切に教えてやったのに・・・」
ラルク「おい」
翔平「んだよ」
ラルク「本気か?」
翔平「あぁ、俺は噛み合ってると思ってたよ」
ラルク「ち・・・分かったよ、付き合う」
翔平「え・・・どういう・・・」
ラルク「協力してやるって事だ、いいから行くぞ」
翔平「夏希、お前はそこにいていいぞ」
夏希「え・・・違います!私そんな・・・」
翔平「お前が俺に背中を預けられると思うまで待ってるよ」
泉「フフ」
翔平「何かおかしいか?」
泉「ラルクって男にも人の血が流れているんだなと思っただけだ」
ラルク「俺も自分で自分がおかしいよ」
泉「では、その付け焼き刃の実力、見せて貰おうか」
ギィン‼‼‼‼‼‼‼‼‼
竜「重い」
レナ「凄い衝撃・・・」
冴島「‼‼‼‼‼‼‼‼‼」
竜「なんだよ・・・どうした?」
冴島「お前その刀・・・どこで手に入れた」
?「この刀を知っているのか?」
冴島「この世の刀は下から鈍刀、普刀、そして業物、大業物と続くが・・・その最高峰が最高大業物」
冴島「後にも先にも最高大業物ってのはたった一点しか存在しないんだ」
竜「あ、そう・・・んで?」
冴島「俺の見る限り・・・あいつの持ってる刀がその最高大業物「王帝刀」だ・・・」
レナ「うっそ・・・」
冴島「十数年前の第四次世界対戦で戦死した剣帝が生涯愛したっていう刀だぞ」
レナ「だれ?」
冴島「知らないのか・・・第四次世界対戦は
国際連合と海王&剣帝の一味の戦闘だったんだ」
冴島「海王は当時最強の格闘家と言われた賞金稼ぎで」
冴島「剣帝はさっき言ったが、最高大業物を生涯愛した海賊船長だ」
竜「死んだはずの世界最強の剣士の刀ってことか・・・死後その刀はどうなったんだ?」
冴島「当時の記録には、「剣帝は最高大業物と共に海に沈んだ」とあったし、海の中のはずだぞ」
レナ「・・・じゃあ・・・どうして・・・」
?「未知の敵と戦うのはいいぞ・・・俺もそうやって成長してきた」
竜「先輩風吹かせんなよ」
?「人生では何十年も先輩だぞ」
冴島「俺の一番有力な仮説は、こいつは剣帝の船の船員で、戦争の生存者だということだな」
竜「そうなのか?」
冴島「あの戦争での死亡者は剣帝と海王、当時の元帥と大将二人だ、船員はその後自然消滅したと聞いている」
冴島「仮に生きていて、刀を拾っていたとしても不思議じゃ無い」
?「あながち間違っていないな」
ダッ
レナ「え・・・いきなり・・・」
ギィン‼‼‼‼‼‼‼‼‼
竜「レナから狙うとはな」
?「彼女の実力だけが未知数だったのでな」
V炎斬‼‼‼‼‼‼‼‼‼
斬鮫‼‼‼‼‼‼‼‼‼
?「ふむ」
ギィン‼‼‼‼‼‼‼‼‼
レナ「私も‼‼‼」
華斬‼‼‼‼‼‼‼‼‼
?「・・・」
バキッ‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼
レナ「んな・・・刀が折れた‼‼‼‼‼」
?「そんななまくらじゃ俺は斬れないぞ」
竜「ち、レナ、下がってろ」
レナ「でも・・・」
竜「刀持って無い剣士なんていても邪魔だ」
冴島「こいつ相手に甘えた事は言ってられない・・・下がってろ」
?「フフ」
ギィン‼‼‼‼‼‼‼‼‼ギィン‼‼‼‼‼‼‼‼‼
竜「ぐ」
冴島「どけ竜‼‼‼‼‼」
インパクト・ラッシュ‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼
?「中々の力技だな」
スッ・・・
冴島「んな・・・」
竜「ち、お前も避けられてんじゃねえか」
?「浴衣の剣士さん、左の肩がガラ空きだぞ」
竜「‼‼‼‼‼」
ズシャッ‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼
レナ「う・・・」
ドサ
竜「お前・・・俺の・・・盾に・・・」
レナ「ったく・・・気抜くんじゃないわよ・・・」
?「・・・美しいねぇ」
レナ「・・・」
冴島「言い方は問題あるが、お前は救われたんだ、この状況ではラッキーだぞ」
竜「・・・ま、そうだけど・・・」
?「‼‼‼‼‼」
ズバッ‼‼‼‼‼‼‼‼‼
冴島「マントが・・・切れた・・・」
?「く・・・不意打ちとはいえ、やるじゃないか・・・」
竜「当たり前だ・・・俺は今、レナと一緒に戦ってるからな」
冴島「お前のその顔・・・見覚えがある・・・何の冗談だ・・・いい加減名乗れよ」
?「俺は剣帝そのものだ」
竜「戦死したはずじゃ・・・」
剣帝「生きていた、ただそれだけさ」
冴島「そりゃ強いわけだ・・・剣帝と戦えるなんて光栄ですよ」
剣帝「光栄か・・・もっと自分の命の心配をした方がいい」
コオオオオオオオオオォォォォォォォォォ
泉「く」
翔平(ここで俺が押し込めばラルクの破壊の生光が当たる)
豹真
ラルク「分かってるじゃねえか」
翔平「まぁな」
レッド・シュート‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼
泉「残念」
ガッ
翔平「俺に向かって来やがった‼‼‼」
ラルク「厳しいな・・・」
泉「ラルク君は素晴らしい力だな、本郷君も強いが、少々力不足だ」
翔平「うっせえ、余計なお世話だ」
最終更新:2013年08月20日 04:30