カタッ
剣帝「お茶か?」
海王「お前戦争の前に、お互い生き残って最高級ハーブティーで乾杯するって言ったろ?」
剣帝「いい歳の爺さんが何年も前の約束を覚えているとは・・・」
海王「約束は大事だろ」
剣帝「そんなんだから俺の一味から好かれてたんだな」
海王「乾杯」
剣帝「乾杯」
海王「んで・・・話ってなんだ?」
剣帝「この間エジプトへ行ったんだ」
海王「エジプト?」
剣帝「そこである剣士達に会ったんだ・・・次世代を任せられるくらい強かったよ」
海王「ふぅん・・・俺にしてみれば次世代の人間を育ててる立場だから、そんなに感動しないけどな」
剣帝「その場所で俺は確かに感じたんだ・・・お前の使っていた体技の気配を」
海王「まさか豹真・・・・・・お前の会った剣士って・・・」
剣帝「赤岡竜、黒崎柴竜、冴島亮、あと女剣士が一人いたけど、手配されてなかったから名前はわからんな」
海王「・・・赤岡竜・・・翔平の仲間か・・・納得いったよ」
時は再び現在へ、国連本部
水月「・・・・・・なに?」
メリー「剣帝・・・覚えていらっしゃいますか?」
水月「俺もあの戦争には大佐として出ていた・・・もちろん覚えているが・・・」
メリー「その後のことをどの様に記憶なされていますか?」
水月「・・・確か海王、剣帝は当時の元帥他のうちの主力と相打ちになったって聞いてたが・・・」
メリー「生きているかもしれません・・・」
水月「・・・目撃情報は?」
メリー「いえ・・・エジプトでその様な気配を感じたというだけなのですが・・・」
水月「強い気ってことか?」
メリー「そうです、一瞬だったようですが」
水月「なるほど・・・剣帝じゃなくても大問題だな・・・」
カチャ
看護師「水月様、メリー様・・・どうぞ」
水月「どうも」
泉「・・・海兵か・・・俺のザマを笑いに来たのか?」
水月「俺はそんなに暇じゃない・・・まあ俺も似た経験があるから暇だとしても笑えんが」
泉「そうだったな・・・本郷翔平・・・確実に次世代を担う男の1人だ」
水月「・・・剣帝の気配を感じたってのはお前か?」
泉「いや、俺の部下の綾野ってやつだ、部屋は3005だから帰りに聞いていくといい」
水月「メリー、行くぞ」
メリー「え・・・もういいのですか?」
水月「こいつと話していると、自分の傷を広げているようでな・・・」
泉「・・・俺のいずれ奴と戦わなきゃならない・・・」
水月「電話番号は置いとくよ、好きな時に連絡してくれ」
泉「いいのか?」
水月「心は同じだからな」
メリー「・・・では行きましょうか」
綾野「さぁ、俺は剣帝ってのを知らないから何とも言えないがな」
メリー「貴様‼‼‼‼軍は違えど階級制度は一緒だ‼‼‼‼敬語をつかえ‼‼‼‼」
水月「いいんだ・・・」
メリー「・・・と、いいますと?」
水月「こいつは陸軍の持つ隠し兵器だ、そうだろ?」
綾野「ま、そうだな」
水月「・・・しかし、ならなぜ剣帝と言ったんだ?」
綾野「剣の強い男と言っただけ・・・上官が勝手に剣帝と判断したんだよ」
ブラジル
翔平「竜たちが戦ったっていう激強剣士が来てたんだ・・・」
師匠「まあそうだけど・・・そうか、お前だけ俺の正体知らないんだったな」
翔平「ん?」
師匠「いや、何でもない・・・そんで今日はどうした?」
翔平「実は、俺ら半年間限定で解散したんだ」
師匠「・・・ほぉ、なんで?」
翔平「実力不足を感じたからだ・・・だからさ・・・また修行をつけてくれないか?」
師匠「まず一つ確認事項がある、俺と全力で戦ってくれ」
翔平「そりゃいいけど・・・」
師匠「じゃあ行くぞ、せーの」
豹真‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼
師匠「フレイ経由で伝えた割にはいい感じじゃないか」
翔平「まあな」
師匠「俺があげたその赤い靴、似合ってんじゃん」
翔平「これ、豹真使ってる時に光るの・・・なんでだ?」
師匠「俺が豹真を使うために作った靴だからな」
翔平「いやいや、意味分かんねえよ」
ガッ‼‼‼
翔平「不意をついたと思ったんだけどな」
師匠「俺には届かないぜ」
ヒュッ
翔平「く」
レッド・シュート‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼
師匠「よし、確認は終わった・・・解いていいぞ」
翔平「え、ああ・・・そっか」
プスッ・・・
師匠「お前の豹真は言わば入門編、俺が使っているステップまで進みたいってことか?」
翔平「まー強くなれるならお願いしたいな」
師匠「分かった、では早速だがお前は豹真についてきちんと理解してるか?」
翔平「んまあ・・・確か足に刺激を与えることで生まれる抑制力で足を一時的に強化するんだったな」
師匠「俺が説明書に書いたのを丸暗記したな、まあお前が覚えられたってことはよほど読み込んだんだろう」
翔平「まーね」
師匠「それだけでは真の豹真は完成しない・・・よく聞けよ」
翔平「よく聞いてるよ」
師匠「確かに抑制力だけでも強い・・・だがその刺激すらも攻撃に変えられたら?」
翔平「無理だろ」
師匠「豹真をした直後、足から空気が抜けるような感覚がないか?」
翔平「あるな」
師匠「それが刺激だ、強くなる1つ目のコツはそれを利用すること」
翔平「できるのか?」
師匠「難しいけどな」
翔平「・・・ちなみにもう一個あるのか?」
師匠「まあ、そうだな」
翔平「教えてくれ、頼む」
師匠「豹真は発動後に全身に力が及ぶ、手とかも強くなるだろ?」
翔平「んまあな」
師匠「だったらそれを足だけにかけられれば凝縮されてより強くなると思わないか?」
翔平「確かに・・・でも足が耐えきれるか?」
師匠「まず、お前の足の耐久力は異常だ・・・そうだろ?」
翔平「まあ・・・自分で言うのもあれだが」
師匠「あとは小回りをきかせることだ、そうすれば負担も減り、何回も使える」
翔平「そんなこと・・・できるのか?」
師匠「あぁ、本当に本気になるのは一瞬でいいんだ」
翔平「・・・なるほど」
師匠「今まで以上の敵と戦う時はその一瞬ですらミスば命取りになる」
翔平「師匠ってずっと隠居してるわりには世間のこと詳しいよな、竜のこと知ってたし」
師匠「お、お前の・・・仲間だからな」
翔平「そーいうことか」
師匠「そ、そーいうことだ」
翔平「んで、どーやってやんの?」
師匠「本来厳しいだろうが、全部いっぺんに教える、その代わりきついから覚悟しろよ」
翔平「おぅ、任せとけ」
師匠「よし・・・じゃあ始めるぞ」
翔平「俺は半年で・・・お前ら全員を守れるような強さを手に入れる・・・必ず」
こうして俺たちは半年間の修行を始めた
集合は半年後、アブドゥル島の喫茶店
全員が威加槌やエジプトで痛感した弱さを解消する為に奮闘した
そして半年後・・・アブドゥル島に嵐が吹き荒れる
最終更新:2013年09月12日 11:35