家
レイン「さて・・・お前はボスになる気は無いんだろ?」
進也「無いって言ったじゃん‼‼」
レイン「でもお前の親父や祖父は裏社会関係者だ、今後お前は様々な人間に狙われるだろう」
進也「えー‼‼?マジかよ‼‼‼‼」
レイン「だから戦闘の基礎くらいは知っておかないとマジで死ぬぞ」
進也「それかなりやばいね・・・」
レイン「まずこの時代、ベルトは必ず穴の開いたこれだろ?」
進也「確かに・・・何でだろ」
レイン「それはこの突起の付いた箱を付けておく為だ、お前生光って知ってっか?」
進也「手術とか健康診断の時に出させられる光でしょ?生命力を表すとか」
レイン「そうだ、その光をこの箱、リトルボックスに入れると中から物が出て来る、やってみろ」
カチャ
進也「・・・銃?」
レイン「白光か・・・」
進也「どういう事?」
レイン「光には五種類ある、それぞれ専用のボックスもある、これはどの光でも開くやつだ」
進也「めっちゃ便利じゃん、だってこれぶらさげれば重いバッグ持たなくて良いし」
レイン「残念、一回リトルボックスの中に入れたら出している間、光を消費し続けるんだ」
進也「え・・・じゃあすぐしまわないと‼‼」
レイン「ああ、ただ敵に武器を悟られないで携帯する事が出来る、そういう物だ」
進也「で・・・俺どうやって戦えばいいの?」
レイン「分からんな、若月は剣だろうが・・・」
翌朝、市民展示場
刃「おっすみんな‼‼」
進也「おはよう刃」
不良「よお」
先生「若月、5分遅刻だ・・・では報告事項だ、今日から転校性が来る事になった、自己紹介してくれ」
?「坂城琉衣・・・よろしく」
刃「よーろしっくな♪」
坂城「あ?・・・あぁ」
先生「よし・・・二階へ行くぞ」
進也「何か・・・不良っぽい感じの人だね」
刃「まあ俺ら慣れてんじゃん・・・大丈夫っしょ」
先生「若月、大丈夫か?・・・顔色悪いぞ」
刃「何か・・・やべぇ・・・外の空気吸って来るわ」
進也「俺トイレに行って来ていいっすか?」
先生「ああ、行って来い」
ガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタ
生徒「え・・・地震‼‼?」
不良「ち、テメェら降りるぞ」
先生「全員降りろ‼‼かなり大きい地震だ‼‼‼‼」
一階外
先生「全員いるか?」
刃「・・・シンと、転校生君がいねえな」
先生「俺が行って来る、お前らはここで待ってろ」
二階展示場
坂城「くそ・・・」
進也「あ・・・坂城君‼‼‼どうしたの?」
坂城「地震で天上が落ちて挟まれた・・・テメェはさっさと降りろ」
進也「でも・・・」
坂城「テメェの力でこの鉄片やらをどかせるのか?無理だろ、さっさと行けよ」
進也「出来ない‼‼‼」
ズルッ
進也「痛ってー・・・思い切りコケちゃったよ・・・」
坂城「木片がずれた、お前ちょっとどいとけ」
進也「え・・・うん」
カチャ
進也「腕に何か付いてる・・・鉄?」
坂城「いいからどいとけ、危ねえよ」
シャイン・バースト‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼
先生「え・・・何だ‼‼‼?」
進也「リトルボックス‼‼‼‼」
坂城「あぁ・・・さすがに死ぬかと思ったぜ・・・」
進也「凄い威力・・・」
刃「お、無事だったかお前ら‼‼‼‼」
進也「うん・・・何とか」
坂城「改めて感謝する、俺の命の恩人だ」
進也「いや、結局俺何も出来なかったし・・・」
坂城「あんたがトイレに行って無かったら俺は間違いなく死んでた・・・」
坂城「困った事があったら何でも俺に相談してくれ、解決してやる」
進也「え・・・あ、ありがとう・・・」
家
進也「ただいまー」
レイン「・・・おかえり、誰を連れて来たんだ?」
坂城「‼‼‼‼‼」
刃「坂城どうした?」
坂城「ヒットマン・レイン‼‼‼‼」
進也「ヒットマン?」
坂城「数々の暗殺を成功させて来た男、カザフスタンの王を暗殺したのもこの男だ」
進也「マジで・・・」
レイン「言って無かったか?」
刃「ヒュー・・・すげぇのな」
レイン「そういう貴様も相当悪い噂を聞くぞ、デスバースター坂城」
進也「知ってんの・・・?」
レイン「裏社会じゃそれなりに名の通った何でも屋だ、右腕に輝く銀の武器で見境なく破壊するって噂だ」
坂城「あんたに知られてるとは光栄っす」
カチャ
坂城「これの事だろ?オーダーメイドだ」
刃「すげー‼‼何か出て来た‼‼‼‼」
レイン「こいつはボックス職人で奇抜で斬新な物を作ると噂のラビットの作品だな」
進也「そもそもどういう経緯でそんなもん作られたの?」
レイン「始まりは2030年頃、天才女科学者ニールが生光を発見、生命力と比例する事を証明した」
坂城「2040年代にとある科学者と機械学者が手を組んだ、それが亜門研志とケロウ・ラビット・・・」
レイン「それからわずか1年で現在のリトルボックスの原型を完成させたが亜門は現在行方不明、暗殺された可能性もある」
レイン「ラビットは重い病にかかり両腕と片足が動かなくなったと聞いたがどうなんだ?」
坂城「少し違いますね、動かなくなったのは両足と左腕だから作業は出来てるそうだ」
レイン「そうだ刃、お前何か武器持ってるか?」
刃「武器?・・・剣道の竹刀なら持ってっけど?」
レイン「それで戦闘をするのはお前の主義に反するんじゃないのか?」
刃「当然だ、竹刀は武器じゃ無くて俺自身だと思ってるからな」
レイン「俺や坂城に関わると少し危ない、だからせめてこのバット持っててくれ」
刃「野球の金属バットか・・・分かった、持ち歩くわ」
進也「ってかこれ以上学校来る気?」
レイン「お前の教育係だからな」
進也「じゃあ・・・学ランの生徒には気を付けてよ」
レイン「鶴中ってブレザーだよな?」
刃「昔は違ったんだ、で、今は平和維持委員会だけが着用を許されてんだよ」
レイン「平和・・・維持?」
進也「学校を超えて鶴丘町全体を取り仕切る最強軍団、それが
平和維持委員会」
刃「しかも質悪いのが15名程の委員が全員激強って噂なんだよ」
進也「腕章に「平和」って書いてある、絶対話しかけたりしちゃダメだからね」
翌朝、学校
先生「えー・・・昨日の地震で怪我人がいなくて良かった・・・」
不良「ったり前だ・・・まあ俺らはこのザマだが・・・」
不良「まあ言うなよ、胸糞悪い」
先生「ど・・・どうしたんだ・・・お前らが負けるとは・・・」
進也(いや、まず喧嘩した事を何とかいうべきじゃ・・・)
不良「そこの赤メッシュの野郎にやられたんだよ‼‼‼」
坂城「あ?・・・ああ、怪我で済んで良かったな、実際」
不良「あぁ?舐めてんのかコラ‼‼‼」
刃「坂城すげぇな、あいつら一応このクラス最強なんだけどな」
坂城「じゃ、今日からこのクラスの頭は俺だな」
進也「まさか・・・あのヤバいの使ったの?」
坂城「いや、こいつらに使うまでもねえ、素手で充分」
先生「ハァ・・・まあ学校外で何処かの迷惑にならなきゃ喧嘩上等だ」
先生「それより昨日実施した英単語の小テスト返すぞ」
刃「うえ・・・やっば」
進也「まずいな、あれ」
一時間後、休み時間
刃「シン、何点だった?」
進也「俺・・・13点・・・」
刃「よっしゃー‼‼‼俺18点‼‼‼‼‼‼」
坂城「おいおい・・・」
進也「坂城君は?」
坂城「100に決まってんだろ、ほれ」
刃「すっげーーーー‼‼‼‼‼」
進也「頭・・・良かったんだ・・・」
坂城「お前らこの後追試だぜ?・・・どうする?」
刃「じゃ、いつも通り?」
進也「ま、それでいっか」
坂城「ばっくれるんだな」
刃「まあな♪」
最終更新:2013年01月18日 13:53