翌日
威加槌「随分と暗い部屋だな」
瓢河「人の島を荒らしに来たのか?」
威加槌「少しやったほうがいいかもな、バーにビリヤードに麻雀・・・まるでヤクザだよ」
瓢河「水月、茶でも出してやれよ」
水月「はい」
威加槌「どーせ茶柱立つ感じの緑茶だろ、俺は烏龍茶派だから結構」
瓢河「まぁ座れよ・・・んで、何の用だ?」
威加槌「水月くん、席をはずしていただけるかな?」
瓢河「行け」
水月「かしこまりました、扉のところにいますので、用があればお呼びください」
瓢河「あぁ」
カチャ
威加槌「国連の科学班って知ってるよな」
瓢河「あぁ、白衣で研究室籠ってるあいつらか」
威加槌「まぁな、少し前にレントルって男がいたのは?」
瓢河「レントル?・・・あぁ、頭のおかしい研究して追い出されたっていうやつな」
威加槌「いちいち棘のある表現だな、まぁその男が国連を去る前に作ったLENTALっていう機械があってな」
瓢河「レンタル・・・それなんだ」
威加槌「時空を監視する機械だ、まぁあったところでどうしようもなかったんだが・・・それに反応があった」
瓢河「時空・・・つまり・・・」
威加槌「あぁ、タイムスリップさ・・・何か月か前に過去から現在へ何者かが来ているのは間違いない」
瓢河「まさか・・・いや、あいつは老けてたぞ」
威加槌「そこが分からないんだ、あの海中爆発から逃れたとも考えづらい、その後海中には人間の骨が発見されているからな」
瓢河「ああ・・・だがタイムスリップってのは歳とるもんなのか?」
威加槌「そもそもタイムスリップっていう現象自体解明されてないんだ・・・ま、お前には一応報告しておこうと思ってな」
瓢河「ふぅん・・・」
プルルルルルルルルルル
威加槌「おっと失礼・・・おう、俺だ」
マイ「科学班から伝言を頼まれました」
威加槌「俺に直接連絡すりゃいいのに」
マイ「空軍以外からの着信拒否ったんじゃないんですか?」
威加槌「あ・・・」
マイ「勘弁してくださいよ、相変わらず機械弱いんですね」
威加槌「すまんすまん、そんで?」
マイ「時空間に動きがあったようで、今度はこっちの時代から行ったりしているそうです」
威加槌「行ったりしている?」
マイ「ここ1日で何回も行ったり来たりしているみたいなんです」
威加槌「報告ご苦労」
ピッ
威加槌「だ、そうだ」
瓢河「どういうことだか分からんが、時空移動とあいつは関係ないってのは間違いないか」
威加槌「だろうな」
瓢河「今のがお前の右腕か、女らしいって噂になってるぞ」
威加槌「あぁ・・・俺はあいつを買ってるんだが、中々理解されないんだよなぁ」
瓢河「女だしな・・・本気なのか?」
威加槌「本気だよ、目ややる気なら誰にも負けてないと思うぜ」
瓢河「まーどうでもいいけどな、俺は漢しか雇う気ないし」
威加槌「じゃあ俺はそろそろ帰るよ」
瓢河「あぁ、水月呼んでくれ」
威加槌「ち・・・分かったよ」
数日後
竜「よおお前ら」
翔平「竜‼‼‼‼‼」
ミナト「全身むち打ちのわりには早かったじゃんか」
竜「もう体が鈍ってるよ」
エミ「相変わらず化け物ね・・・」
クロ「残りはケイ、エレン、夏希、レナか」
竜「夏希はもう意識あったぞ、絶対安静で動けないみたいだけど」
シオン「レナってそんな酷いのか?」
紫竜「完全に油断してるところを貫通だからな、あいつ自身は俺らほど体が強くないし」
竜「あれ、猛は?」
ミナト「猛は帰ったよ、ゆっくりしてきゃいいのに、島が心配なんだとよ」
クロ「ま、あの島ではまともに戦えるやつ少ないしな」
コンコンッ
ミナト「うぃーっす」
エミ「どうぞー」
失礼
紫竜「おっと・・・こりゃ大物だ」
ミナト「何か用か?じじい」
ケイ「よお9代目」
9代目「思ったより元気そうだね」
翔平「こんなとこに何か用があんの?」
9代目「元々ワシントン支部は俺が作った基地でな、
US海賊団にお願いがあって来たんだ」
翔平「俺らに?」
9代目「昔から合併の話が進んでいた機関と正式な合意をするために君たちを派遣したい」
ミナト「おいじじい‼‼‼‼今は俺が指揮するんじゃねえのか‼‼‼‼‼」
9代目「そう思っていたんだが、向こうのボスが急に亡くなったみたいでな」
ミナト「んで?」
9代目「向こうの次のボスはまだ小さいお子さんだそうだ、お前とじゃ話が進まないだろ」
ミナト「どういう意味だよ‼‼」
9代目「お前が幼稚すぎるんだ」
翔平「まてまて、俺らは3人しか復活してない、さすがに・・・」
9代目「大丈夫、向かって貰うのはジャパンの田舎だ、平和な場所さ」
クロ「航海士いないぞ?」
9代目「空で首都の東京まで送るよ」
竜「ま、そこからは俺が運転だな」
クロ「カーナビ付いてりゃバカでもたどり着けるな」
竜「うるせぇ‼‼」
ミナト「てか俺らも2週間後にはジャパンだな」
紫竜「聞いてないぞ?」
ミナト「白兎が送ってほしいってさ」
エミ「なるほどね」
9代目「ここ数日、ジャパンで時空が歪んでいるという噂も耳にしている、気をつけてな」
クロ「んな・・・時空?」
翔平「そんなオカルトな・・・」
ミナト「俺はそーいうの嫌いじゃないけどな」
シオン「おーれも♪」
エミ「でも・・・時空って?」
紫竜「単純な話、タイムスリップが起こったんだろ」
竜「簡単に言うけど、どーなんだ?」
エミ「ありえないっしょ‼‼」
9代目「さぁな・・・ミナトの知り合いに時空について研究している奴がいると聞いていたが、どうなんだ?」
ミナト「あぁ・・・あの変人か・・・まぁ俺はあれ以来会ってないからなぁ・・・」
紫竜「誰?」
ミナト「・・・まぁ、これ絡みさ」
翔平「そのブレスレット、なんなんだ?」
ミナト「俺の・・・まぁ・・・ストッパー的な?」
9代目「じゃあまあジャパンの件よろしく」
翔平「おー‼‼」
9代目「あわよくばUS海賊団にそのまま向こうに残ってもらい、手引きをしてもらおうと思っている」
竜「はいよ」
9代目「それと、今回は極秘任務扱い、つまり他言無用で慎重に動いてくれ」
クロ「なぜだ?」
9代目「タイムスリップやそれこそ君らとの戦闘の件で軍は警戒心を強めていると容易に想像できるからな」
ヘリポート
夏希「ハァ・・・お待たせ・・・しました」
竜「大丈夫なのか?」
夏希「はい・・・」
翔平「ホントか?無理しなくても今回は大丈夫だぞ」
夏希「大丈夫です、一緒に行かせて下さい」
クロ「じゃあ行こうぜ、引き止める理由もないだろ」
ミナト「お前ら、色々と悪かったな」
翔平「いい経験になったよ」
紫竜「レナとエレンは復活し次第そっちに送るから心配すんな」
竜「サンキュ」
クロ「じゃーな」
夏希「ありがとうございました」
シオン「またなー」
エミ「バイバーイ」
最終更新:2013年12月09日 10:52