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170話「Vブレスレット」

志保「・・・知らない男の人が館内にいて・・・」

伝氏「やっぱあいつか・・・」

翔平「1人?」

志保「いえ、ケータイで話してたので二人はいたはずです」

デルタ「何かを要求されたんですか?」

志保「・・・思い出せないんです・・・でも、拒否したのは覚えています」

伝氏「それで?」

志保「ケータイで仲間と連絡し、何か目的を果たした様なので私に攻撃を・・・」

翔平「目的か・・・何だろうな」

彩香「それが重要なんだけどね・・・」

竜「ガラス音がしてから俺らが駆けつけるまでに何か目的を果たしたとは考えられないな」

伝氏「じゃあもう一人の方か」

デルタ「館内を細かく見よう、何か痕跡が残ってるかもしれない」













伝氏「見ろここ、ガラス割れてるぞ」

クロ「ここから逃げたのか、よく見れば足跡が少し残ってるぞ‼‼」

デルタ「姫に攻撃したのと同タイミングで割ったのか・・・実に巧妙だな」

翔平「足跡この部屋に続いてるぞー」

彩香「ここって・・・」

志保「・・・母の部屋です・・・」

デルタ「ボスの遺産?・・・いや、それはこの部屋ではないし・・・」

カチャ


竜「超荒らされてるな」

伝氏「・・・お嬢に見てもらおうぜ、それが一番わかりやすい」

志保「えっと・・・・・・あ・・・ブレスレット‼‼‼‼」

翔平「ブレスレット?」

志保「母がずっとしていたブレスレットが無いです‼‼‼‼」

デルタ「・・・確かにずっとしていましたね・・・それだけですか?」

志保「あれはまずいんです・・・」

伝氏「まずい?」

志保「母は生涯外れることがないブレスレットと言ってました・・・確かに最期まで一度も外れているのは見たことなかったし・・・」

志保「息を引き取る前日に、あのブレスレットは悪用されるととても危険だから・・・決して誰も手にしてはいけないと言われていたんです」

翔平「生涯外れないって・・・何かの呪いかよ」

志保「母の知り合いの時空学者にいろいろ見てもらったみたいですけど、結局何の手がかりもなくて・・・」

クロ「時空学者、ブレスレット・・・なぁ、確かミナトが・・・」

竜「俺も考えてたところだ、確かそんな事言ってたな」

志保「本当ですか‼‼?」

翔平「まぁ実際、これを取り返さなきゃならない事に変わりはない・・・・・・ん?なんだこれ」

伝氏「トランシーバー‼‼‼‼」

志保「うちにはこんなの無いですよ‼‼‼‼」

デルタ「落し物?・・・そんなバカな・・・」

竜「罠だろ」

翔平「でも現状、これ以外に当てがないぞ」

クロ「中身を少しイジってみてもらえるか?」

彩香「機械なら任せときな、絶対何か手がかり見つけるよ」

デルタ「俺たちは少しでも手がかりを見つけるか」

伝氏「おっし」

デルタ「お前らは戦争後で疲れてるだろうし、応接室で少し休め」

翔平「いや、俺はピンピンしてるぞ」

クロ「俺は機械の方に参加してるよ」

伝氏「剣士さん、あんたもう少し休んでな」

竜「悪いな」

伝氏「お嬢もな」

志保「・・・はい」
















カチャ


彩香「おっけ‼‼‼‼これの相方のトランシーバーの居場所を特定できた‼‼‼‼」

デルタ「でかした‼‼‼‼」

伝氏「やるー♪」

クロ「お前ら結局応接室にいたのか」

伝氏「どーにも手がかり見つからなくてね」

翔平「よし、じゃー行くか」

竜「どこだ?」

クロ「お前に教えても意味ないだろ」

竜「あ‼‼‼?」

デルタ「・・・」

翔平「・・・どうかしたか?」

デルタ「いや、お前らは客人だし、この屋敷を頼もうと思ってたんだけど・・・」

翔平「いーじゃん、攻め手が一人でも多いほうがいいっしょ」

伝氏「まあそうだけど・・・」

竜「別にお前らと友好を深めたいから言ってるわけじゃないからな」

クロ「翔平はむしろ上の意見とかあんま聞かないタイプだし」

デルタ「ガラスを割るタイミングといい、相手はおそらくプロだ、確かにありがたい話だが・・・」

志保「あの・・・いいんでしょうか」

翔平「なんで?」

志保「いや・・・この件はうちの問題なので・・・」

翔平「俺はもうお前らともチームだと思ってるけど」

伝氏「いいねぇ、俺そーいうの、嫌いじゃないぜ♪」

竜「こいつ一度言い出すと聞かないからな、手伝わせてくれ」

志保「じゃあ、お願いします」

竜「俺らもお前らの呼び方に合わせるからお前らも俺らの呼び方に合わせてくれよ」

クロ「よし、じゃあ作戦というか布陣だが、ここに残るのは少なくとも姫と夏希、彩香だけど、それだけじゃ不安だよな」

彩香「うん・・・めっちゃ不安」

翔平「クロには現場で指揮とってもらったほうがいいよな」

伝氏「じゃあ竜じゃん?」

竜「分かったよ、その代わりお前らちゃんと取り返して来いよ?」

デルタ「言われなくても」

クロ「決まりだな」

伝氏「夏希ちゃんもお嬢も体調は問題ない、もし何かあったら連絡してくれ」

翔平「よっしゃ行くぞ‼‼」












クロ「ここから北へ10kmってとこだな」

翔平「結構遠いな」

デルタ「悪用か・・・ボスがやってた事といえば・・・予言とかか?」

伝氏「いや、なら別にいいっしょ・・・」

デルタ「ほかに何かあったか?」

翔平「ミナトは重力の生光を使ってたけどそういう事でもないのか?」

伝氏「いやー、ボスが生光使ってるのなんて見たことない・・・」

クロ「これは辿り着く前に知りたかったな・・・何が起こるか分からないし」
















志保「翔平さんっていつもあんな感じなんですか?」

竜「俺らの苦労、少しでも伝わった?」

志保「え・・・」

彩香「私には伝わった」

竜「ならよかったよ、じゃあ姫君に分かりやすく説明するとだな」

竜「初対面のメガネの為にたまたまそこにいた光炎組と一緒に海軍中将と戦ってみたり」

竜「同じく初対面の女の子の為に新進気鋭の企業に喧嘩売ってみたり」

竜「人の過去に首突っ込んで、さらにその中でも他企業と組んで楽しんでみたりと他人から見たらアホな奴なんだよ」

志保「・・・なるほど」

彩香「すごいね」

竜「まぁな」

プルルルルルルルルルルルルルル


竜「俺か」

彩香「ここってケータイの電波通るんだ」

竜「ミナトから貰ったケータイすごいな、もしもし?」



紫竜「よお、報告があるんだ」

エレン「竜か‼‼‼‼俺もレナももう大丈夫だぜ‼‼‼‼‼」



竜「ホントか‼‼‼‼‼?そりゃよかった‼‼‼‼」



紫竜「俺らは今から二人を連れてジャパンへ向かう、訳あってその後二人には船でそっちまで移動してもらうから」



竜「おお、悪いな」



ケイ「気にすんな、俺らもどーせ用があったしな」

紫竜「黙ってろ重症患者」

ケイ「カッチーン、医者である俺に患者だと‼‼‼‼?」

紫竜「見たままを言ってやったんだよ」

ミナト「何か騒がしくなってきたから切るぞ、じゃあな」



竜「あ、あぁ・・・」

ピッ


彩香「誰が何だって?」

竜「SEASの奴らからで、俺らの仲間二人が来るってさ」

志保「本当ですか‼‼‼‼?」

竜「やけに嬉しそうだな」

志保「それは勿論嬉しいです、賑やかになりますし♪」

彩香「そういうタイプの人たちなの?」

竜「男の方はうちのエンターテイナーだからな」

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最終更新:2013年12月17日 09:53