ブラック・フェザー支部、正門
クロ「今回の黒幕で、ブレスレットを盗んだのは黒羽研志、現ボスだ」
デルタ「機関そのものが相手か」
クロ「それも今注目の機関でな」
伝氏「よく知ってるな」
クロ「俺らは一度、その幹部と戦ってるんだ」
翔平「んで、何で帰るんだよ」
クロ「四人じゃさすがに足りない、一度戻って作戦をたてることにする」
伝氏「じゃー戻ろうぜ♪」
クインテットの屋敷
デルタ(待て)
翔平「んな・・・なんだよ」
デルタ(誰かいる・・・)
斬鮫‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼
クロ「竜‼‼‼‼」
竜「ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・早かったな・・・お前ら」
デルタ「竜‼‼‼‼無事か‼‼‼‼‼‼」
伝氏「・・・大きな傷は左の腕だけだな、後は全部返り血だろう」
竜「ハァ・・・ハァ・・・へっへへ」
翔平「やるな竜、さすがだ」
竜「んで・・・取り返してきたのか?」
伝氏「今は話すな、詳しいことは彩に聞く、今どこだ」
竜「地下壕だ」
デルタ「こいつら・・・ブラック・フェザーか?」
クロ「恐らくな」
ガタンッ
デルタ「姫、彩・・・無事そうだな」
志保「デルタ・・・」
彩香「実際音しか聞こえなかったから怖かったわよ」
翔平「随分と立派な地下壕だな」
デルタ「この中で三日以上は過ごせる様にできてる」
クロ「へぇ」
志保「あれ、竜さんは・・・」
翔平「今デンが治療してくれてる、まぁ大きな傷は一個だけみたいだけど」
クロ「そーいや彩、発信機今どこだ?」
彩香「それが・・・応答が無いの、広島県までは追えたんだけど・・・」
デルタ「故障じゃないのか?」
彩香「いや、それはないんだけど・・・電波を遮断してるのか障害物が多すぎるとか・・・」
医務室
竜「痛ってーーーーーーーーーー‼‼‼‼‼‼‼‼‼」
伝氏「あいつらの前ではああ言ったが、実際このたった一つの傷は超重傷だぞ」
竜「ハァ・・・ハァ・・・」
伝氏「ちょっと我慢してくれ、今治療しないと後遺症が残るぞ」
竜「・・・分かってる・・・治療頼む」
翌朝
翔平「んまそー‼‼‼‼」
クロ「うん、うまいじゃないか」
デルタ「本当か?」
クロ「強いて言えば姫君の事考えて薄味なのが気になるくらいだな」
デルタ「お褒めの言葉光栄だ」
翔平「クロの飯も旨いけど、デルタの飯も最高だな♪」
伝氏「なー♪」
クロ「あれ、姫君と彩どこいった?」
デルタ「彩が姫を起こしに行ったんだろう、すぐ降りてくるさ」
伝氏「いや・・・いつもなら起きてきてる時間だ、なんかあったのかな?」
デルタ「・・・それもそうだな・・・確かに遅い」
伝氏「ごちそうさまでした、俺が見てくるよ」
クロ「俺が行くよ、お前医務室に行ったほうがいいんじゃなかったか?」
伝氏「まぁな、じゃあ頼んだ」
クロ「おう」
医務室
竜「・・・ZZZ」
伝氏「やっと寝たか・・・」
夏希「あの・・・」
伝氏「お、今度はこっちが起きたか」
夏希「・・・えっと・・・ここは・・・」
伝氏「うちの屋敷の中さ、傷はだいぶ癒えたみたいだな」
夏希「ありがとうございます・・・」
伝氏「後から知ったけど、夏希ちゃんもあの戦闘参加してたの?」
夏希「はい・・・結局何の役にも・・・立たなかったけど・・・」
伝氏「竜から聞いたけど、怪我人の盾になったんだって?」
夏希「結局・・・守れたかどうかはわからないんですけど・・・」
伝氏「そうじゃない、その戦い方自体に俺は問題があると思うね」
夏希「え・・・」
伝氏「医者ってのは本来最後まで生き残らなきゃならないもんだってのは分かるか?」
夏希「・・・?」
伝氏「もし例えば翔平1人が残って勝った場合、翔平以外の連中の治療は出来ないだろ」
伝氏「その時は怪我が体を蝕み、結局助からないかもしれない・・・だが最後に俺や夏希ちゃんが残れば、勝った後に治療することができる」
伝氏「だから基本的に俺たち医者は最後まで全線には出ないし、ほかの戦闘員は俺らを守る、分かるか?」
夏希「今までなら・・・それが出来たかもしれません・・・自分の為に他人を犠牲にするって・・・」
伝氏「今まで?」
夏希「あの人たちは・・・初めて私に優しくしてくれた人たちなんです・・・あの人たちを盾に生き残るなんて・・・」
伝氏「結局全員が生き残る為にはその方法がベストだと俺は思うね、まぁもっとも、うちだけじゃ俺も戦わなきゃ戦力足りないんだけどな♪」
夏希「今の私には・・・そんなこと・・・」
伝氏「まぁこれだけいろいろ言ったけど、すぐには実践出来ないよな」
夏希「・・・はい・・・」
伝氏「ま、ここにいる間は俺にいくらでも相談しな」
夏希「あ・・・ありがとうございます」
伝氏「内科専門なら分かんないかもしれないけど、夏希ちゃんはまだしばらくじっとしてなきゃ傷開くからな」
夏希「はい」
コンコンッ
クロ「入るぞー」
カチャ
彩香「どうしたの?」
クロ「いや、遅いなぁと思って」
志保「え・・・まだ・・・」
彩香「あ‼‼‼この時計止まってる‼‼‼‼‼」
クロ「ハァ・・・そんな単純な事だったか」
志保「わざわざすいません」
クロ「別にいいけどさ、んで・・・発信機は?」
彩香「山口県の辺りで深夜に反応があったんだけど、それ以降また消えちゃって・・・」
クロ「そうかぁ・・・んで、それなんだ?」
彩香「計画立ててんの、誰を残して誰を出すか」
クロ「全員で行けばいいだろ、ここに誰かが残れば狙われるぞ」
彩香「バカ言わないで‼‼姫っちも連れてく気‼‼‼?」
クロ「まぁ・・・それもそうだが・・・ここに誰かを残せるほど余裕は無いぞ」
志保「私・・・戦えないので・・・」
クロ「分かってるよ、だが実際どうするか・・・」
彩香「だからそれを今考えてんの」
クロ「とりあえず飯食って来い、俺らの仲間も来るし考えるのはその後でもいいだろ」
彩香「そうね、行こっか」
志保「はい♪」
志保「ごちそうさまでした」
翔平「何だもう終わりか?」
デルタ「お前はいつまで食ってんだ・・・」
彩香「どうしてそんなに入るのよ・・・」
翔平「お前ら食わな過ぎだ」
彩香「姫っちと作戦会議してるから何かあったら呼んでね」
クロ「俺も一緒にいるよ」
翔平「うい」
デルタ「分かった、よろしく頼む」
カチャ
翔平「・・・二人って珍しいな」
デルタ「あぁ・・・そうだな」
翔平「・・・聞いていいのか分かんないけどさ」
デルタ「ん?」
ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
翔平「んな‼‼‼‼‼」
デルタ「何の音だ‼‼‼?」
翔平「分からないが・・・」
デルタ「とにかく伏せとけ‼‼‼‼恐らく銃弾だ‼‼‼‼‼」
翔平「じゃあ奇襲ってことか‼‼‼‼‼?」
デルタ「そうなるな、音も鳴り止む気配が無いし・・・姫や医務室チームは無事だといいが・・・」
翔平「行くか‼‼‼‼‼?」
デルタ「いや、今動くのはまずい‼‼‼‼銃弾が切れるまで待つべきだ‼‼‼‼」
最終更新:2013年12月26日 12:33