アットウィキロゴ

181話「2つの遠征」

屋上


翔平「おおデルタ」

デルタ「そいつは誰だ、尋常じゃない感じだが」

エレン「名乗ってくれよー」

?「名乗る様な名は無いのさ・・・姫君に話があって来た」

デルタ「姫は今・・・少し体調を崩しておられる」

?「前に来た時は全員お出かけでいなかった、他の全員を回ってから来たのでもう時間がないのだ、何とか頼めないだろうか」

デルタ「しかし・・・」

志保「私に・・・何か?」

翔平「お嬢大丈夫なのか?」

志保「・・・はい」

?「申し訳ない、では手短に話そう、今体調を崩しているのはブレスレットが君の体と馴染むために生光を吸っているからだ」

志保「生光を?」

デルタ「どうにかならないのか?」

?「1時間程度で馴染む、まぁその後もつける前に比べれば影響は大きいんだがな・・・そこで提案がある」

志保「何ですか?」

?「詳しい話を明日、香港にて行う」

翔平「ここですればいーじゃん」

?「君だけでなく、何名か来るのでな」

エレン「急だな」

?「遅くなってしまったので飛行機の席はこちらで用意した、関西国際空港だ」

?「本来一人で来ていただくのだが、姫一人では危ないだろう・・・同行を二名まで許可する」

デルタ「・・・どうなさいますか?」

志保「母が参加していたVセッテという物に関わるんですよね」

?「察しがいいな、その通り」

志保「なら行きます」

エレン「正気か?顔色悪いしやめたほうが・・・」

志保「母の跡を継ぐと決めたんです・・・行かせて下さい」

デルタ「行こう、俺と翔平が一緒に行けばいいですか?」

志保「ありがとう」

?「ではこちらチケットです、帰りの分は現地で渡す、ではまた」

ヒュッ


志保「ハァ・・・」

デルタ「大丈夫ですか?」

志保「はい、準備しましょう」

エレン「ん・・・おい、あの船こっちに向かってないか?」

デルタ「確かに・・・」

翔平「帆に・・・SEASって入ってる、うちの船か」












5分後


レナ「え・・・9代目‼‼‼‼‼?」

9代目「やあ、志保姫に話があるんだが・・・」

デルタ「あいにく体調を崩している、今から俺と翔平と3人で遠征も決まったから少しでも休ませてあげたいんだが・・・」

9代目「ならアレクサンダー、君でもいい、君ら全員に任務を頼みたい」

翔平「俺ら全員?この屋敷はどうすんだよ」

9代目「その為に電話ではなく直接来たんだ、その間私がこの屋敷を守ろう」

デルタ「どういう魂胆なのか聞かせてもらえるか?」

9代目「この任務を遂行できれば、君らをジャパン支部としてSEASに迎え入れようと思ってな」

デルタ「なるほど、それはありがたい」

9代目「細かい条約は後として、まずやるか?やらないか?」

デルタ「俺は一兵隊だ、姫に聞かないことには・・・」

志保「あの・・・」

デルタ「・・・聞いてたのですか?」

志保「少し・・・」

9代目「大きくなったな志保姫、確かに顔色はよくないですな」

志保「先ほどの話は、デルタさえよければお受けします」

デルタ「じゃあよろしく頼む」

9代目「では、翔平とアレクサンダーを除く全員に任務を言い渡す」

エレン「うい」

9代目「東京の鶴岡という町へ行き、調査を頼みたい」

レナ「何の調査ですか?」

9代目「BLOODの10代目候補者がいるらしい」

クロ「それなら半年前に俺が行ったぜ、いなかったよ」

9代目「再度頼みたい」

クロ「・・・分かったよ」

伝氏「へぇ、敵の視察ってわけか」

竜「夏希が怪我してるんだ、調査メンバーから外してもいいか?」

9代目「もちろんだ、部下に世話をさせよう」











その夜


志保「では、行ってきます」

9代目「お気を付けて」

デルタ「お前らも調査気を付けてな」

翔平「香港かぁ」

エレン「お前は浮かれ過ぎんなよ、姫の護衛だからな?」

翔平「分かってるよー、じゃあ運転よろしくなデルタ」

レナ「運転出来るんだ」

デルタ「この中だったら俺が一番自然だろ」

エレン「まーそうね」

ガチャ












屋上


竜「車出たみたいだな」

クロ「俺たちも準備するか」

伝氏「このヘリはSEASのなのか?」

幹部「まぁ、一応な」

彩香「随分ハイスペックですね、最新機?」

幹部「そうだな、うちには同じのがあと二機ある」

彩香「すっごーい‼‼‼さすが大機関ね」

クロ「俺も知らなかったよ」

タッ


エレン「お待たせー」

レナ「行こっか」

竜「操縦は俺に任せろ」

レナ「怪我してるけどいける?」

竜「デンに活性してもらったからな」

伝氏「効いたっしょ♪」

竜「助かったよ」

クロ「俺もおかげでよくなったよ」











関西国際空港


翔平「なぁ、スーツって堅苦しくね?」

デルタ「あのなぁ、普段着じゃ手配されてる俺らが飛行機には乗れないだろ」

志保「私はいいんですか?」

デルタ「姫が着てたら逆におかしいかと・・・」

翔平「まぁお嬢は顔指されないし大丈夫っしょ」

デルタ「一般人と同じ飛行機とは・・・あの仮面の男何を考えてるんだ・・・」

翔平「あれがジャンボジェットかぁ・・・かっけーーーー‼‼‼‼‼‼」

デルタ「はしゃぎ過ぎだバカ‼‼‼」

志保「時間ですよ、行きましょ♪」

翔平「おう‼‼‼‼」

デルタ「どう見ても姫よりテンション高過ぎだろ・・・」













日本上空


伝氏「・・・んー快適快適」

エレン「珍しく安全運転だな」

竜「こればっかりは命に関わるしな」

レナ「あのねぇ、車も事故れば死ぬのよ?」

クロ「ジャパンは山が多くて自然が豊かだな」

エレン「俺ら普段は海しか見ないもんなー」

彩香「海ずっと見てるのも憧れるわー、山にずっと囲まれてるのも飽きるよ」

竜「誰しも自分に無いものは羨ましく感じるものなんだな」

彩香「何か老けてるわね・・・あんた」

竜「うっせー」

レナ「あれ、何か栄えて来たよ?」

竜「いよいよ着いたか・・・」

クロ「ある程度考えて着陸しろよ、敵にバレたらそこで終わりだからな」

竜「お前に言われなくても分かってる」

クロ「どーだか」

エレン「すっげー・・・さすがジャパンの首都だな」

伝氏「俺は二回目かな、彩は?」

彩香「昔ここに住んでたからね・・・懐かしいな」

レナ「東京だー‼‼‼‼‼」

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2014年01月26日 16:18