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182話「Vセッテ会合」

翌日、香港


翔平「密林・・・だな」

デルタ「この地図本当にあってるのか?この通りだと更に森の深くまで進むことになるぞ」

志保「・・・行きましょう・・・」

翔平「ほらお嬢、背負ってやるよ」

志保「すいません」

デルタ「じゃあ荷物は全部俺が持とう・・・翔平、俺から離れるなよ」

翔平「なんで?」

デルタ「お前真っ先に道に迷うタイプだろ」

翔平「ま、まぁね」

デルタ「しかも道は無いし・・・こりゃ困ったな」

翔平「・・・・・・カメラだな、これ」

デルタ「怪しすぎだろ」

ウィーーーーーーーーーン‼‼‼‼‼‼‼‼‼


翔平「ロ、ロボ‼‼‼‼?」

デルタ「ありえねえ・・・」

ビュッ


翔平「危ねえ‼‼‼」

デルタ「いきなり何しやがる‼‼‼」

ここではこの後大事な会議がある、立ち去れ


翔平「知ってるよ‼‼‼その付き添いで来てんの‼‼‼」

付き添い?・・・誰のだ?


デルタ「お前姫背負ってるんだから戦うなよ」

翔平「分かったよ」

・・・志保姫・・・志保姫か‼‼‼


デルタ「・・・なぜ姫を知る・・・」

ガチャ


翔平「ロボの頭から何か出て来たぞ‼‼‼」

?「突然の襲撃お詫び申し上げる、気が付かなかった」

翔平「んで、お前は?」

デルタ「亜門研志だな」

亜門「いかにも」

翔平「誰?」

デルタ「ま、リトルボックスを知らないお前が知る訳ないわな」

翔平「あー、あの小さい箱?」

デルタ「こいつはラビットっていう学者とそのリトルボックスを作った男だ」

翔平「それで白衣なのか・・・んで、何でこんなところに?」

亜門「このブレスレット見れば伝わる?」

デルタ「・・・なるほど・・・」

志保「あの・・・」

亜門「覚えてないだろうね・・・君が本当に小さい頃にしか会ったことはない」

志保「私たちは来るのが遅いと聞いていたので、てっきりもう全員揃っているものかと・・・」

亜門「我々研究者は、一度波に乗ると周りが見えなくなるんだよ、半日遅刻だ」

デルタ「ほぅ・・・」

亜門「地下通路を敷いてある、着いて来い」

翔平「悪ぃな」















地下通路


翔平「すげー」

亜門「通路内には車もある、乗れ」

志保「ありがとうございます」

デルタ「助かる」

亜門「マサが死んだというのは俺の耳にも入っていたから今回は不参加だと思っていたよ、恐らく全員そう思っているだろう」

亜門「しかし、そのブレスレットを付けたということは、母の跡を継いだということでいいのか?」

志保「はい・・・」












5分後


亜門「着いたぞ・・・この真上があの廃ビルだ・・・ま、お前らは知らねえか」

デルタ「結構速かったな」

亜門「まぁ、地下じゃ制限速度もないしな・・・上がるぞ」

?「お待ちしておりました・・・亜門研志様、茅野志保様」

亜門「では行こうか、志保姫」

デルタ「俺たちはこれ以上進めないのか?」

?「同行の方もここまででございます、申し訳ございません」

翔平「でもよお・・・」

志保「大丈夫です・・・行ってきます」

亜門「獲って食われたりしねえよ、心配すんな」

デルタ「では、こちらでお待ちしております」

志保「うん、ありがとう」

亜門「懐かしいな・・・6色の待機部屋」

志保「何ですか?これ」

亜門「左から情熱の赤、狙撃の青、頭脳の緑、錯乱の黒、支援の橙・・・予知の白」

志保「・・・?」

亜門「我らメンバーを風刺した部屋さ、俺は頭脳の緑、君はすべての色が交わっても乱れない様導く白だ」

志保「ここで・・・待てばいいんですか?」

亜門「すぐに会うだろう、ではまた」

ウィーーーーーーーーン


?「久々に会ったね、諸君・・・久しぶりだし私が紹介してから出てきてくれたまえ」

?「教育にかける情熱と、戦闘における情熱にいつも驚かされるリート・セレナと鮫島隼人」

セレナ「初めて会いましたね、鮫島隼人さん」

鮫島「話には聞いてたよ、初めまして」

?「拳術の腕はもちろん、銃の扱いには右に出る者はいない・・・何より名前的に青の部屋の適任、ブルー・レイン」

レイン「相変わらず胸糞悪い紹介だな、人をからかいやがって」

?「リトルボックスの開発者の一人で時空学の第一人者、IQ200を超える変態学者亜門研志」

亜門「変態とは失敬な」

レイン「大正解だな」

亜門「貴様・・・」

?「多種多様な武器で敵を錯乱させるハッピーボーイ瀬戸疾風」

疾風「ハッピーボーイでーす」

鮫島「黙れ能天気」

セレナ「私は疾風のこういうキャラ、嫌いじゃないですよ」

?「若いが支援の実力は随一の青年天野ミナト」

ミナト「3年たっても年下キャラかよー」

レイン「お前は一生ガキだ」

ミナト「んだと‼‼‼」

?「最後に」

レイン「おい、不謹慎だろうが」

?「最後まで聞け、先日亡くなられた茅野マサ殿の代理に来ていただいた、どうぞ・・・茅野志保ちゃん」

疾風「‼‼?」

鮫島「志保‼‼?」

セレナ「確かこの世界には無関係の方を父に持つ娘さんがいたと記憶していますが・・・」

志保「・・・こんにちは・・・」

疾風「これは驚いたな・・・レイン、どうした?」

レイン「・・・お前・・・何で・・・」

亜門「活動時にマサに一番入れ込んでたのはお前だったからな」

レイン「子供がいる前でそういう話するんじゃねえよ」

志保「いえ・・・レインさんは・・・」

鮫島「なに?会った事あんのかお前ら」

レイン「ちょうど鮫島が入った時にな、マサの古い友人っていう設定で一度会った・・・ウソだとバレてたけどな」

志保「・・・」

レイン「亜門、ミナト、お前ら目が座ってるぞ」

亜門「そうだな」

疾風「え‼‼?」

亜門「Vになるより前・・・まだ志保姫が赤子だった頃にな・・・ここに来るのも一緒だったし」

ミナト「俺はお家柄でな、付き合いがあるんだよ」

?「さて久々の再会に感動するのもいいがそろそろ話を進めたいのだが」

亜門「で、お前の名前は何だっけ?」

?「名乗る名前は無いが、君たちは仮面男爵と呼んでいたな、それでいい・・・あと部下のブギー君だ、お見知りおきを」

ブギー「ブギーでーす♡、主な仕事は裏方ですが・・・」

鮫島「さっさと本題に入れ」

ブギー「手厳しーー‼‼‼」

セレナ「既にVセッテを抜けた私まで呼びつけて、いい予感はしませんね」

男爵「・・・では本題に入ろう、君らにとってはいい話だがな」

レイン「・・・いい話?」

男爵「まぁその前に・・・せっかく香港に来たんだ、何かメニューから注文を」

志保「そんなことしてる場合じゃ・・・」

亜門「俺らが集まる時の恒例なんだ、アイスコーヒー」

疾風「俺レモンティー♪」

ミナト「コーヒー牛乳‼‼‼」

レイン「やっぱガキだな」

ミナト「んだと‼‼?」

志保「・・・では・・・ハーブティを・・・」

レイン「ほらミナトより大人だよ・・・白ワイン」

疾風「いきなり酒入れんの?任務後にいつも飲んでんじゃん」

レイン「これから任務に行くわけじゃないしいいだろ」















外


デルタ「この中で・・・何が行われてるんだ?」

翔平「途中からあの亜門って学者もお嬢も気が感じられなくなった・・・」

デルタ「やられたわけじゃなくて、何かに遮断されたな」

翔平「気を遮断なんて・・・そんな事が可能なのか?」

デルタ「さぁな・・・まぁ出来てしまったものは仕方ないだろ」

翔平「そーいえばBLOOD調査隊はうまくやってっかな?」

デルタ「相手はまだ候補者だろ?やられることはないと思うが・・・」

翔平「エレンから聞いたんだけど、あいつらUBを倒したって噂があるみたいだぜ、実力はあると思うけど」

デルタ「そうか・・・まぁ何とかなるだろ、心配なのか?」

翔平「いや、心配してないよ」

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最終更新:2014年01月27日 17:35