鶴岡病院
伝氏「く・・・」
磯谷「やっぱきついな・・・」
坂城「しまっ・・・」
光河‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼
SAD「これは・・・」
磯谷「うわ・・・すごい活性の生光だ・・・」
ナギ「やっと来ましたね、たっくん♪」
赤羽「だれ?こども?」
ナギ「うちの9代目の孫ですよ、歳は唯くんくらいだけどそこそこ頼りになりますよ、辻拓海くんです」
拓海「ナギっちごめんねー、この辺一帯がSADの作った結界内でさー」
進也「今の一撃、戦力として数えられそうだな」
拓海「少なくとも今のあんたよりはね」
進也「なに?」
赤羽「でも少し来るのが遅いよ、既に若月刃のウォッチは奪取した」
ナギ「神器を持っていても、相変わらずタイミングが悪いんですよ君は」
赤羽「この世に3つしかない神器、内海伝氏の双龍刃、玉森雪希のチャージ・グローブ、それと・・・彼の銃?」
拓海「クロス・ボルトっていうらしいですよ・・・じゃー僕はもうお役御免?」
ナギ「その・・・様ですよ」
SAD「撤退命令ガ出タ・・・ドウイウ事ダ」
SAD「知ラン・・・命令ハ命令ダ・・・撤退スル」
ダッ
レイン「お前ら・・・戦闘中だったのか‼‼‼‼‼?」
進也「レイン‼‼‼」
セレナ「相手は・・・SADですね」
拓海「セレナさーん‼‼‼」
坂城「遅かったですね・・・何してたんすか」
レイン「SADのボスに精神世界に閉じ込められてたんだ、お前らが出してくれたわけじゃなさそうだな」
数分前、天心中学校
ラルク「テメェは少し休んでろ」
玲斗「ではありがたく・・・」
鮫島「星川玲斗、新田華凛・・・少しいいか」
華凛「はい・・・」
玲斗「いつ来てたんです?」
鮫島「今だ・・・聞いた話じゃ俺と志保以外は精神世界へ行ってるらしいな」
玲斗「ええ、男爵殿に頼まれまして、私が手解きしましたよ」
鮫島「それ解除できるか?」
玲斗「出来ますが・・・男爵に何と言われるか分かりません」
鮫島「あの男、2時間以上話すことはないんだよ・・・男爵じゃない別の何かに閉じ込められてんのさ」
華凛「なるほど・・・」
鮫島「それもこのタイミングでSADの奇襲・・・何か嫌な予感がしないか?」
玲斗「確かにそうですね・・・1分お待ちを」
午前10時、鶴岡ホテル
レイン「全員揃ったな」
鮫島「全チームの
Vセッテと代表者を集めた意味は分かる・・・分かるが・・・」
ラルク「俺には分からん」
疾風「とりあえず早く初めてもらってもいい?うちのボスのイライラMAXだし・・・」
進也「皆さんに・・・俺からお願いがありまして・・・」
亜門「頼みがあると・・・これだけのメンツに?」
進也「はい・・・僕らと一緒に戦って下さい‼‼‼‼‼‼」
玲斗「・・・SADとですか」
進也「そうです、SADが俺らに勝てばそのまま男爵と戦うでしょう・・・そうしたら・・・レイン達は死んじゃうから・・・」
セレナ「SADから聞いて確信しています・・・我らがこの代理バトルを勝ち抜いても全員死ぬ・・・意味が無い行為ですよ」
クロ「そうなのか・・・ヒットマンから聞いてねえのか」
レイン「シン、俺はそう言ったぞ・・・どういうつもりだ」
進也「坂城君が・・・策があるって・・・それが成功するかどうかは分からないけど、SADが勝ったら意味ないから・・・」
猛「成功するか分からない作戦に参加しろってか・・・その策が失敗すりゃ俺らは無駄に戦闘することになるんだぞ」
ミナト「何か成功する確証があるのか?」
進也「坂城君が・・・絶対何とかするって」
ナギ「それだけですか・・・」
シュキ「十分な理由じゃねえか」
志保「亜門さん・・・どうなんですか?」
亜門「さぁな・・・俺の頭脳が完璧なら1つ、何とかならないこともないが、もう時間も少ない・・・」
亜門「坂城に俺の頭脳と同じ物があるとは到底思えないが・・・あいつには1つ大きな力がある、可能性が0とはいえないがな」
進也「お願いします‼‼‼‼‼」
レイン「ハァ・・・本気か?」
進也「本気だよ・・・いっつも俺に何とかしろって言うくせに・・・今回何で引けって言うのさ」
レイン「いつもは僅かに勝算があった・・・今回の敵であるあの死千ってやつは・・・はっきり言って勝算が無い」
進也「でもやるんだ‼‼‼‼」
シュキ「
光炎組は賛成だ、坂城の策に賭ける価値はある」
クロ「姫、俺も賛成だ」
猛「俺も参加してもいいと思ってる」
ミナト「何か理由があるのか?」
クロ「1つは成功しない限り姫は救えない、もう1つは姫の目だ」
志保「目?」
クロ「この作戦は成功する・・・そう思ってるよな」
志保「・・予感ですけど・・・」
ミナト「ならうちも参加しよう・・・」
志保「え‼‼‼?でも・・・」
ミナト「俺は俺の意志で参加を決定する」
ナギ「・・・いいですよ、僕たちも参加しましょう」
セレナ「待って下さい、ナギ・・・レインも私と同じ気持ちでしょう・・・私たちの為に生徒が命をかけることはさせない」
ナギ「やらせて下さい・・・できます」
セレナ「・・・分かりました」
レイン「本気か?」
セレナ「本人の意志を尊重しました」
亜門「坂城を呼べ、一度話がしたい」
レイン「磯谷と既に中国へ向かった」
玲斗「中国?」
レイン「どうやらそこに今回の作戦において重要な何かがあるらしい」
亜門「星川、お前に任せるよ・・・お前が引くといえば引く、参加するなら俺も協力する」
玲斗「やりましょう・・・」
進也「あと・・・ラルクだけなんだけど・・・」
疾風「俺は別にいいんだけどさぁ・・・」
ラルク「ち、分かったよ、参加する」
進也「え・・・ありがとう」
レイン「シン、本気なんだな」
進也「もちろん」
レイン「・・・分かった、初めてお前の意見を採用しよう・・・俺も全力でやる、どうせ失敗すりゃ死ぬんだ」
進也「よしっ‼‼‼」
クロ「じゃあ作戦をたてようか・・・SAD最大の弱点は多量の生光、あいつらに攻撃を当てるのに成功したのはどれくらいいるんだ?」
進也「うちのチームは俺と坂城君、だけど坂城君はかなりしんどそうだったし、今中国だし・・・」
ラルク「うちはそもそも俺以外は戦闘に間に合わなかった、俺は当たったぞ」
ナギ「それはそうでしょうね・・・レンと僕、たっくんは戦力として数えてもいいですよ」
シュキ「俺は戦闘に間に合わなかったんだがフレイの閃光は効かなかったけどユウとフレイの攻撃は当たったらしいぞ」
玲斗「白兎と私は当たりました」
クロ「ちなみに翔平は一度きりの大技で一体、デルタの最大攻撃で一体仕留めた」
ナギ「仕留めた?追い返したの間違いではなく?」
クロ「お前らのところは倒さなかったのか?」
進也「うん・・・そんな余裕なくて・・・」
シュキ「天心チームも追い返したと聞いてるぞ」
猛「うちは二体倒したんだ」
疾風「今回の作戦、そこがキーになるのかな」
クロ「とはいえ翔平の一撃は文字通り諸刃の剣、たった一発しか撃てない、しかも紫竜、シオン、エレン、エミが戦闘不能になってる」
猛「生光使いすぎちゃったんだよな・・・でも今回の作戦、俺らには有利っしょ」
疾風「どういうことだい?」
猛「シオンの生光移動が使えんだろ」
ミナト「確かに」
同刻、鶴岡病院4階
拓海「あっかばーねさーん‼‼‼・・・あれ、いないのかな?」
唯「だ・・・誰ですか・・・」
拓海「あ、もしかして佐久間唯くん‼‼?俺は辻拓海、ナギっちの・・・お友達みたいな?」
唯「ナギさんの・・・あぁ、僕やリキさんの代わりですか」
拓海「そんなトコかなぁ、唯君ってかわいー顔してんね、女の子みたい♪」
唯「え・・・」
拓海「じょーだんだよ♪」
唯「そ、そういう拓海君も・・・かわいらしい感じですけど」
拓海「まーおかげで爺さんにも幹部の人にも結構可愛がって貰ってるし♪」
カチャ
赤羽「うるさい、病人もいるんだよ」
拓海「あ、赤羽さーん‼‼‼ちょっと話があるんすけどー」
赤羽「ハァ・・・どういう話かな?」
拓海「次回からの戦闘についてっす」
赤羽「・・・・・・分かった、外で話そうか」
拓海「さすが、理解が早くて助かります♪」
赤羽「で、何なの・・・戦闘について話すことは何もない、別の用でしょ」
拓海「何でもお見通しですね・・・唯君についてですけど・・・あの人は女ですよね」
ガッ
拓海「ぐ・・・」
赤羽「・・・それ以上口を開くな・・・君が気付いた事は全て忘れろ」
拓海「は・・・はい・・・分かりましたよ・・・随分彼女・・・じゃなくて彼を守るんですね」
赤羽「君に部下はいるかい?」
拓海「いませんよ・・・僕は現ボスの孫だけどこの歳です、爺さんの部下は僕のいう事を聞いてはくれるけど、僕の部下ではないです」
赤羽「なら分からないかな・・・僕が自由に動くには彼が必要なんだ・・・君のくだらない先入観でそれを失うのは御免だよ」
ユウ「よーレン‼‼‼」
赤羽「光炎ユウ・・・何か用?」
ユウ「今鮫島とシュキが戻ってな、お前も戦闘メンバーだから呼びに来たのよ」
赤羽「なるほどね、じゃあまた」
拓海「はーい」
最終更新:2014年04月08日 11:41